玄関周りを多肉植物でカンタン可愛くガーデニング!

2017.02.20 地域ライターE

引き渡しも無事に終わり、我が家になった新築一戸建て。まっさらなカーテン、ピカピカのキッチン、ソファーもお気に入りのものを新調して、大満足のインテリアが完成したけれど、予算の都合でエクステリアは後回し・・・。 そんなご家族も多いですよね。

家を建てる最初のころはなかなか気が回らない、お家の外側部分。だけどトータルのデザインを考えたら、 本当はエクステリアも気にしたい!・・・

そんなあなたには「多肉植物」を使ったガーデニングがオススメ! おうちの顔を決める、一番大事な玄関まわりに、様々な鉢を使って、「寄せ植えガーデニング」してみませんか?

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「地植え」と「鉢植え」


「地植え」とは 、漢字の通り「地面に直接植える」こと。対して「鉢植え」は、同じく漢字の通り「鉢に植える」ことを言います。

ガーデニング初心者にオススメなのは鉢植えです。というのも、一見普通の地面に見えても、植物が育成するのに適した状態になっているかはわかりません。 おに直接木を植えたり、ミニ家庭菜園を作ったり、花壇を作ったりしたい場合には、まず土作りからはじめなくてはなりません。 ガーデニング初心者が取り組むにはなかなか難しいのがこの土作り。とはいえ、造園会社に依頼するような予算はかけられない・・・

そんな場合でも、鉢植えだったらおうちのスペースや、ガーデニングの経験に合わせた楽しみ方で、玄関周りを素敵に飾ることができます。


せっかくだから、いろいろな種類を楽しもう!

いろいろな種類の草花が、一つの鉢を飾る「寄せ植え」。ひとつの鉢に、ひとつの種類を植えるよりも、実はちょっと難しいのが寄せ植えです。
植物によって、肥料の多さ、水の量、日当たりの好み、適した温度などが異なるため、きちんとした知識がないと、せっかくの寄せ植えが全滅してしまうことも。

そのハードルを下げてくれるのが、「サボテン」と「多肉植物」です。多肉植物とは葉や茎に水を貯めている植物のこと。学術的には、サボテンも多肉植物の一種です。ただ、フラワーショップや園芸店などでは、サボテンだけでもとても種類が多いため、「サボテンはサボテン」、「サボテン以外のものは多肉植物」と、区別されることもあります。


サボテン・多肉植物をオススメする理由


1.手に入りやすい
園芸ショップだけでなく、最近はインテリアショップや雑貨屋さん、小さなものであれば100円ショップでも手に入る、多肉植物やサボテン。
引っ越し祝いやちょっとしたプレゼントなどで贈られることも多いのではないでしょうか。お値段も気軽に購入できる価格のものがたくさんあるということで、色々な種類を手に入れて、試してみることができます。

2.お手入れが楽
乾燥した地域で生き延びるために水を溜め込む多肉植物。
その元々の性質から、水やりの手間が少なくて済み、過酷な環境に耐えやすい種類が多い植物です。 もちろん水を全くやらなくてもいいということではありませんが、時期によっては月一回程度でも大丈夫。
種類によっては、冬に水をやらない方がいいもの、夏に水をやらない方がいいものなど様々です 。

3.種類が豊富
多肉植物は原種だけで1万5000種類以上。 サボテンだけでみても、園芸用に改良されたものなどを含めて5000種類以上あると言われています 。
サボテンといえば「緑色でトゲトゲ」を想像する方が多いと思いますが、赤や水色、紫など、色味も豊富です。
特に面白いのはその形。トゲがあるもの、ないもの。柔らかいもの、固いもの。葉が大きいもの、小さいもの。中には花が咲くものも。
大きさも鉢の大きさによって、変えていくことができます。


お家の雰囲気によって鉢を選んで

サボテン・多肉植物は、植え方や鉢よって、和風でも洋風でも、どんなインテリアにもあわせることができます。

たとえば、お家の中が北欧風ナチュラルだったら、“白木を使った鉢カバー”を合わせてみる。 イギリス風アンティークスタイルなら、錆びた風味がレトロでオシャレに見える“アイアン(鉄製)の鉢”も可愛いですね。 和風モダンなら、シックな“黒の陶器鉢”はどうでしょう。
植木鉢以外を使う場合は、可愛い空き瓶や紅茶の入っていた缶、ブリキのバケツなどを使うと、可愛いさとおしゃれ感が演出できてオススメ。できるだけ、キリなどで水はけ用の穴を開けてから使いましょう。

また、小さい多肉植物をリース形に寄せ植えすれば、珍しい“多肉植物のリース”を作ることもできます。玄関ドアに掛けると凄くおしゃれです!
多肉植物の中には、長い蔓(つる)を持つものも。ひさしから吊り下げるハンギングスタイルなら、省スペースでガーデニングにトライできます。


お手入れは?


サボテン・多肉植物ももちろん成長します。大きくなるなかで、鉢の中で根っこが詰まってしまうと、そこから根腐れを起こして枯れてしまいます。
また、土も痩せて固くなり、水はけが悪くなります。
1~2年に1度を目安に、土の入れ替えをしてあげるといいでしょう。その他にも茎から根っこが生えてきたりした時は植え替えの合図です。
土はホームセンターで「サボテン・多肉植物用」を購入するのが初心者さんにはオススメです。


まずは気軽に一鉢から!

いかがでしたか? 数千・数万種類ともいわれるサボテン・多肉植物。
どの種類が育てやすいかは、お家の日当たり、気候、置きたいスペースやお庭の雰囲気との組み合わせが重要です。まずは気軽に一鉢から始めてみてもいいかもしれません。

あなたオリジナルの「寄せ植えガーデニング」でお庭や玄関周りを彩って、家づくりをもっともっと楽しんでくださいね!

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります