知っていますか?「これだけは庭に植えてはいけない植物」8選
植物はそれぞれいろんな特性がありますよね。しかし、その特性から「庭に植えてはいけない植物」と言われているものがあることをご存知ですか?

元造園土木会社の社長を父にもつ、地域ライターEがご紹介するガーデニング企画、今回は「オススメの植物」ではなく、「お庭に植えるにはちょっと注意が必要な植物」をご紹介します。
▶▶【春夏秋冬楽しみたい! ガーデニング記事はこちら】
栽培の手間もかからず、枯れる心配もなく、日当たりや風通しも気にしなくてOKと、「ガーデニングにぴったり♪ 」のような気がしますが、こちらの想定以上の繁殖力と一度根をはってしまうと根絶は不可能ともいえる再生力を持っているため、自分の庭だけでなく、周辺のお家の庭にもその勢力を伸ばしてしまう種類が多数あるのです。
ちょっとしたスペースどころか、地下茎を伸ばしてアスファルトの隙間からぐいぐい伸びてくるものもあるので「あ、この花みたことあるわ」というものもたくさんあるはず。これらの植物を自宅周辺で見かけたら要注意! なのです。
取り入れたいときは、鉢植えを利用してタタキなどに限定して、「土のスペースの上には置かない」ことをおすすめします。それでは、そんな要注意な植物を3種、ご紹介します。

かわいらしい葉の形と爽やかな香り、アイスに添えたりハーブティーにしたりと人気の高いハーブでもあるミント。
その繁殖力は凄まじく、変種もたくさんあるため、単なる「雑草」だと思っていたものが「ミントだった」ということもよくあります。くれぐれもグランドカバーに使おうなんて、考えないでくださいね!
和風ハーブと言ってもいいくらい、昔から民間療法にも利用されているドクダミ。独特の匂いがあり、苦手な人も多いようですが、その匂いのためか害虫よけになるドクダミは、昔から人家の庭先によく自生している植物です。問題は「駆除したくなったときの面倒臭さ」。
地下茎が地面から数十センチの深さまで達していることが多く、手で引っこ抜くくらいではとても根絶できません。除草剤をかなり地中まで行き渡らせる必要があるため、その後の植栽に影響が出てしまうでしょう。
名前は知らなくとも、写真を見れば見たことがある人が多いのではないでしょうか。こちらの脅威は「種」。なんと1個体から、15万個以上の種を作ることができるのです。
しかも、根っこに含まれている成分には、他の植物の成長を阻害する物質が含まれているという学説もあります。種ができる前の駆除が肝心です。
繁殖力が強い植物はほかにもたくさんあります。植物を植えるときは、繁殖力にも注目して植えるようにしてください。
【さらに知りたい方に!こちらの記事】
▶︎新しく庭づくりをするときに知っておきたい「新築の庭に植えてはいけない植物」とは?
▶︎いまの庭をもっと素敵にするなら「知っておきたい植えてはいけない植物」
そのなかで、とくに注意したいのは「バラ科」の植物。他の植物よりも、虫を寄せ付けやすい性質を持つものが多くあります。

実は桜はバラ科なんです。「公園に大きな桜の樹があって、春は素敵なんだけれど夏の毛虫のことを考えるとちょっとね……」と、毛虫が大量発生するイメージが強いのは桜。
一、二匹ではなく、時に大量発生するため、広いお庭があるお家でも、なかなか桜の植樹には踏み切れない方が多いです。
こちらもバラ科の落葉低木です。秋に赤い小さなリンゴ似の実を生らせる姿がかわいらしく、園芸用の品種も多数あります。こちらにつきやすいのがアブラムシ。そのアブラムシを狙って他の虫も寄ってきます。
「ふと葉っぱの裏を見たらビッシリ……」なんてことが怖いという方は、避けたほうがいいかもしれません。
【さらに知りたい方にはこちらの記事】
▶︎新しく庭づくりをするときに知っておきたい「新築の庭に植えてはいけない植物」とは?
▶︎いまの庭をもっと素敵にするなら「知っておきたい植えてはいけない植物」
実害があるということではなく、語呂合わせやイメージで「植えてはいけない」とされてしまったものも。もちろん気にしない方はまったく問題ありません!
でも、「そんな言い伝えがあるなら植えなければよかった……」という方もいらっしゃるので、気になる方は調べてみましょう。

「紫陽花寺」と呼ばれる、紫陽花が多く植えられた寺院は全国にありますが、紫陽花はその昔「死者に手向ける花」であったという説や、紫陽花の茎には芯が無いことから紫陽花を植えた家の芯(大黒柱)がなくなるという迷信などがあります。
花びらが散るのではなく、花ごとバッサリと落ちるところから「打ち首」を連想させるので……という説があります。
これは俗説のようですので、気にしなければ大丈夫ですが、実際のところ、椿やサザンカはチャドクガの毛虫ががつきやすい木。チャドクガの毒針に刺されると皮膚炎になるために、注意が必要です。
枇杷の葉は薬用にもなる有用な木ですが、「枇杷の木を植えると病人が出る」という言い伝えがあります。ただその由来は不明のようです。
いかがでしたか? ご紹介した植物は、きれいな花を咲かせたり、鑑賞だけでなくお菓子作りに使えたりと、お庭に植えてみたくなるものもたくさんあります。
もちろん、その特徴を考えて取り入れるのはガーデニング上級者への道ですし、「昔からの言い伝え」的なものは気にしなければそれまでのこと。それに、どの植物を植える場合でも、特徴を調べて自分なりに選択するのは基本中の基本です。
みなさんも、新しい植物を取り入れるときには「ちょっと調べてみる」という習慣をつけて、「しまった! 失敗!! 」を少なくするように意識してみてくださいね。
【さらに知りたい方には】
▶︎新しく庭づくりをするときに知っておきたい「新築の庭に植えてはいけない植物」とは?
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元造園土木会社の社長を父にもつ、地域ライターEがご紹介するガーデニング企画、今回は「オススメの植物」ではなく、「お庭に植えるにはちょっと注意が必要な植物」をご紹介します。
▶▶【春夏秋冬楽しみたい! ガーデニング記事はこちら】
植えてはいけない! 繁殖力が強すぎて制御不能な植物たち
「庭に植えてはいけない植物」の代表選手と言っていいのが「繁殖力が強すぎて、管理不能になる植物」。栽培の手間もかからず、枯れる心配もなく、日当たりや風通しも気にしなくてOKと、「ガーデニングにぴったり♪ 」のような気がしますが、こちらの想定以上の繁殖力と一度根をはってしまうと根絶は不可能ともいえる再生力を持っているため、自分の庭だけでなく、周辺のお家の庭にもその勢力を伸ばしてしまう種類が多数あるのです。
ちょっとしたスペースどころか、地下茎を伸ばしてアスファルトの隙間からぐいぐい伸びてくるものもあるので「あ、この花みたことあるわ」というものもたくさんあるはず。これらの植物を自宅周辺で見かけたら要注意! なのです。
取り入れたいときは、鉢植えを利用してタタキなどに限定して、「土のスペースの上には置かない」ことをおすすめします。それでは、そんな要注意な植物を3種、ご紹介します。

ミント
かわいらしい葉の形と爽やかな香り、アイスに添えたりハーブティーにしたりと人気の高いハーブでもあるミント。
その繁殖力は凄まじく、変種もたくさんあるため、単なる「雑草」だと思っていたものが「ミントだった」ということもよくあります。くれぐれもグランドカバーに使おうなんて、考えないでくださいね!
ドクダミ
和風ハーブと言ってもいいくらい、昔から民間療法にも利用されているドクダミ。独特の匂いがあり、苦手な人も多いようですが、その匂いのためか害虫よけになるドクダミは、昔から人家の庭先によく自生している植物です。問題は「駆除したくなったときの面倒臭さ」。
地下茎が地面から数十センチの深さまで達していることが多く、手で引っこ抜くくらいではとても根絶できません。除草剤をかなり地中まで行き渡らせる必要があるため、その後の植栽に影響が出てしまうでしょう。
ナガミヒナゲシ
名前は知らなくとも、写真を見れば見たことがある人が多いのではないでしょうか。こちらの脅威は「種」。なんと1個体から、15万個以上の種を作ることができるのです。
しかも、根っこに含まれている成分には、他の植物の成長を阻害する物質が含まれているという学説もあります。種ができる前の駆除が肝心です。
繁殖力が強い植物はほかにもたくさんあります。植物を植えるときは、繁殖力にも注目して植えるようにしてください。
【さらに知りたい方に!こちらの記事】
▶︎新しく庭づくりをするときに知っておきたい「新築の庭に植えてはいけない植物」とは?
▶︎いまの庭をもっと素敵にするなら「知っておきたい植えてはいけない植物」
植えてはいけない!虫が寄ってきすぎる植物たち
「虫は自然の一部! 庭を作る以上、気にしないわ! 」という方ならいいのですが、寄ってくる虫は可愛らしいチョウだけではありません。特に、チャドクガや毛虫など、毒を持つ虫が発生するのは避けたいですよね。植物の中には、「大量の虫が寄ってくるもの」が多数あります。そのなかで、とくに注意したいのは「バラ科」の植物。他の植物よりも、虫を寄せ付けやすい性質を持つものが多くあります。

桜
実は桜はバラ科なんです。「公園に大きな桜の樹があって、春は素敵なんだけれど夏の毛虫のことを考えるとちょっとね……」と、毛虫が大量発生するイメージが強いのは桜。
一、二匹ではなく、時に大量発生するため、広いお庭があるお家でも、なかなか桜の植樹には踏み切れない方が多いです。
姫リンゴ
こちらもバラ科の落葉低木です。秋に赤い小さなリンゴ似の実を生らせる姿がかわいらしく、園芸用の品種も多数あります。こちらにつきやすいのがアブラムシ。そのアブラムシを狙って他の虫も寄ってきます。
「ふと葉っぱの裏を見たらビッシリ……」なんてことが怖いという方は、避けたほうがいいかもしれません。
【さらに知りたい方にはこちらの記事】
▶︎新しく庭づくりをするときに知っておきたい「新築の庭に植えてはいけない植物」とは?
▶︎いまの庭をもっと素敵にするなら「知っておきたい植えてはいけない植物」
植えてはいけない? 言い伝え・風習がある植物たち
最後に「植えてはいけないという言い伝え・風習がある植物」です。実害があるということではなく、語呂合わせやイメージで「植えてはいけない」とされてしまったものも。もちろん気にしない方はまったく問題ありません!
でも、「そんな言い伝えがあるなら植えなければよかった……」という方もいらっしゃるので、気になる方は調べてみましょう。

紫陽花(アジサイ)
「紫陽花寺」と呼ばれる、紫陽花が多く植えられた寺院は全国にありますが、紫陽花はその昔「死者に手向ける花」であったという説や、紫陽花の茎には芯が無いことから紫陽花を植えた家の芯(大黒柱)がなくなるという迷信などがあります。
椿(ツバキ)
花びらが散るのではなく、花ごとバッサリと落ちるところから「打ち首」を連想させるので……という説があります。
これは俗説のようですので、気にしなければ大丈夫ですが、実際のところ、椿やサザンカはチャドクガの毛虫ががつきやすい木。チャドクガの毒針に刺されると皮膚炎になるために、注意が必要です。
枇杷(ビワ)の木
枇杷の葉は薬用にもなる有用な木ですが、「枇杷の木を植えると病人が出る」という言い伝えがあります。ただその由来は不明のようです。
いかがでしたか? ご紹介した植物は、きれいな花を咲かせたり、鑑賞だけでなくお菓子作りに使えたりと、お庭に植えてみたくなるものもたくさんあります。
もちろん、その特徴を考えて取り入れるのはガーデニング上級者への道ですし、「昔からの言い伝え」的なものは気にしなければそれまでのこと。それに、どの植物を植える場合でも、特徴を調べて自分なりに選択するのは基本中の基本です。
みなさんも、新しい植物を取り入れるときには「ちょっと調べてみる」という習慣をつけて、「しまった! 失敗!! 」を少なくするように意識してみてくださいね。
【さらに知りたい方には】
▶︎新しく庭づくりをするときに知っておきたい「新築の庭に植えてはいけない植物」とは?
▶︎いまの庭をもっと素敵にするなら「知っておきたい植えてはいけない植物」
そろそろ理想の庭のある家づくりをはじめてみませんか?
庭のある一戸建てなら、思う存分、庭づくりが楽しめます。
もし、これから家づくりを考えるのなら、ローコストで注文住宅も分譲住宅も展開しているアイダ設計にご相談ください。
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