憧れの「一戸建てオープンガーデン」、参加のコツは?

2023.08.28 地域ライターE
街歩きを楽しんでいると、美しい季節の花が咲き誇っている見事な寄せ植えや本場ヨーロッパの小径のように整えられたアプローチに出会い、「こんなに素晴らしいお宅のおはどんな草花で彩られているのかな……」と思ったことがありませんか?


普段は見ることのできない一般のお宅や、公開されていない施設などのお庭を公開して、美しいガーデンを通じて交流を楽しむ「オープンガーデン」が日本でも少しずつ広がりを見せています。

「一戸建てを購入したら、いつかオープンガーデンに参加してガーデニング好きの方たちに見てもらいたい! 」と憧れている方に、オープンガーデンの基礎知識をお届けします!


オープンガーデンとは


「オープンガーデン」とは、あらかじめ設けられた期間限定で個人宅の庭を一般の方に公開し、交流を楽しむ活動のことです。

オープンガーデンはもともと1927年のイギリスで、人気の高かったガーデニングを通じて地域看護のための寄付集めをするというアイデアが元になって始まりました。
National Garden Scheme(ナショナル・ガーデン・スキーム)という団体が設立され、これまでに3500以上ものプライベート・ガーデンが参加、6700万ポンド以上の寄付を集めています。

日本では2000年ごろから、ガーデニング人気の高まりとともに徐々に各地に広ままりつつあります。市区町村が観光や地域振興のための施策のひとつとして主催・共催する例が多く、たとえば東京都小平市の「こだいらオープンガーデン」、長野県小布施町の「おぶせオープンガーデン」、兵庫県神戸市の「神戸オープンガーデン」、同じく宝塚市の「宝塚オープンガーデンフェスタ」などが有名です。


オープンガーデン参加の際に気をつけたいこと


常時自宅の庭を開放することは、防犯面からも家族への負担という面でもオススメすることはできません。一般的な知名度はまだまだ低いため、オープンガーデンを見たい方もガーデニング愛好家で、庭の観賞マナーをきちんと把握している方がほとんどですが、なかにはマナーを守れない方も。

  • 不必要にしつこく庭に対してアドバイスされる
  • おしゃべりの声が大きくて近所迷惑になる
  • ヒールのある靴で地面が荒れてしまう
  • 花に触れたり種を取ろうとしたりする
  • お花の株分けをしつこくせがまれる
  • トイレや駐車スペースを借りようとする
このような方と接すると、せっかくのオープンガーデンが楽しいものではなくなってしまいますよね。

はじめから、きちんと「できないこと」や「対応できる期間」を設けて参加しましょう。


オープンガーデンを目指して設計するなら


オープンガーデン期間を楽しく・負担なく過ごすために、最初に設計上考慮できるポイントを紹介します。

道路から庭に直接回れる通路


道路から見学できるアプローチだけの公開も可能ですが、手をかけた庭も公開したいという場合、道路から庭に直接回り込んで通れる通路を確保しましょう。通常は鍵付きのフェンスなどで閉じておけるようにエクステリアを用意します。

メンテナンス中の植木鉢や土を保管できるスペース


視界に入る場所を美しく整えたいなら、かならず必要になるのがメンテナンススペースです。家の反対側に用意できれば見学者の目に触れません。

ガーデニングアイテムをしまっておける倉庫


安心してオープンガーデンを楽しむためにも、盗難・紛失や破損の被害は避けたいもの。お気に入りのガーデニングアイテムは鍵付きの倉庫にしまっておきましょう。

庭から室内が覗けないように


家のなかから美しい庭の風景を常に見えるように設計したいところですが、オープンガーデン時は「家のなか」は見学者の視界に入ってほしくないもの。視界を遮るためのカーテンや屋外にサンシェードを取り付けるなど、家族が家のなかでリラックスできるように配慮しましょう。

お隣の様子は見えないように


人気のオープンガーデンともなると、指定日の土日はたくさんの来場者が来ることも。お隣の庭や敷地とは視線を遮ることができるよう、高めのフェンスや植栽で配慮するのがよいでしょう。


まずは先輩のオープンガーデンにお邪魔してみよう


理想のオープンガーデンに近づくためには、何よりも実際のお庭のイメージにたくさん触れることが大切! まずは一般の方の受け入れに慣れている、比較的多数の個人宅が参加するオープンガーデンを訪れてみましょう。

オープンガーデンの開催時期は会によって異なりますが、おおむね4月中旬から6月中旬の週末に開催されることが多く、オープンガーデンの開催MAPや注意事項をまとめたサイトでチェックできます。

残念ながら全国のオープンガーデン情報を一度に確認できるサイトはないため、オープンガーデン+県名/市区町村名で検索し、例年の開催状況をチェックしておくのがオススメです。

最近では大きなオープンガーデンイベントに参加せず、ひっそりと通りすがりのご近所さんや友人知人向けにオープンガーデンを楽しむ方も増えてきました。さきほどご紹介した観覧マナーを守ってガーデニング仲間との交流を楽しんでください!

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります