これから作る新築のお庭に「植えてはいけない植物」とは? プロに教えてもらいました!
今回は、家づくりメディア『ieny』の大人気記事「知っていますか?『庭に植えてはいけない植物』」第2弾です! 新築の庭に植えてはいけない植物を、園芸研究家 金子明人さんに聞きました。
ようやく手に入れた新築の庭。“ゼロからの庭造り”が始まります!! 理想のガーデンライフを楽しむために、植えてはいけない植物をご紹介します。


みずみずしい新芽がかわいらしいゴールドクレスト。新築祝いに小さな鉢植えをいただいたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
すくっとした地上部のわりに根が浅いので倒れやすく、生育が旺盛で樹形をきれいに保つのが難しいといった特徴もあります。
水を好むため小まめな水やりが必要。夏の時期の高温多湿に弱く、地植えにしたからといってお天気まかせで放置していると、すぐに葉がちょりちょりと縮んで枯れてしまいます。

日陰でも健やかに育つため、シンボルツリーとしても人気のシマトネリコ。値段も安く、目隠しにもなります。丈夫な幹は、野球のバットの材料にもなるほどですが、やはり生育が旺盛すぎて困っちゃう一面も。小まめな手入れや年に数回の剪定が欠かせません。
新芽の季節には、ハマキムシやスズメガの幼虫、いわゆる芋虫がつくこともあり駆除が必要になる場合もあります。

夏の朝、たくさんの花を咲かせて楽しませてくれる朝顔ですが、隣家との境界フェンスに植えようものなら、翌年困ったことに……! 落とし種がお隣の敷地で芽吹いてツルが伸びに伸び、敷地から手が届かず抜くこともできずにもう大変。
植えるなら、鉢植えや管理がしやすい場所にする、宿根朝顔など種ができにくい種類を選ぶとよさそうです。

キアゲハに好まれるパセリ。産み付けた卵が幼虫になり、あっという間に葉を食べつくしてしまいます。
テーブルガーデンとして食用にするなら、地植えにせずプランターや植木鉢などに植えて防虫ネットを張るなど、管理しやすいよう目の届く範囲で育てるのが得策です。

秋から冬にかけてたくさんの花を咲かせるツバキ(サザンカ)。生垣や目隠し用の庭木して人気がありますが、悪名高いチャドクガがつきます。チャドクガの成虫期は明るい茶色。幼虫期は黄と黒色で長い毛が生えているのが特徴です。
初夏と秋口が要注意。幼虫期の毛は人の皮膚につくとかぶれて大変です。直接、虫とコンタクトしなくても、毛が風で飛んできて洗濯物につくこともあるとか。気づかず(気づけない!)その洗濯物を着たらもうアウトです。
金子さんもかぶれた経験があり、曰く「いちばん恐ろしい植物かもしれない……」とのこと。

毎年、花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか。スギの花粉はアレルギーを引き起こすから、わざわざ植えたりしない……なんて思っていても、銀白色の新芽が美しい「ブルーアイス」などのアリゾナイトスギや、一年中鮮やかなグリーンの「コニファー」などは植えたくなりますよね。
垣根などに採用したくなっても、花粉症が気になる人は植えてはいけない植物の代表格です。

キンモクセイ(オスマンサス)は目隠しとして植えている方も多く、昨今ではその甘い香りがフレグランスとしても大人気。その反面、独特な香りにアンチな方がいるのも事実。無用な近隣トラブルを避けるために“植えてはいけない植物”のリストにあがっています。
樹木の株が大きくなると、たくさんの花をつけて香りも強くなります。株を小さく管理しておけば、香りもおさえることができます。

グングン育ち、育ち過ぎると手に負えなくなるヘクソカズラ。種がこぼれてどんどん増え、手入れされていない道端や、空地のフェンスなどに絡まりまくっているのを見たことがあるかもしれません。
「ヘクソカズラ」という名の通り、葉をちぎったり実を潰したりするとクサい臭いがします。かわいらしい花をつけるので気を許してしまいそうですが、新築のお庭をきれいに保ちたいなら要注意です。
ここまで、ゼロから造る新築の庭に“植えてはいけない植物”を紹介しました。生育旺盛で管理が難しかったり、虫が寄って来たりと“植えてはいけない”理由はさまざま。
もちろん、管理の手間も楽しみのうち。生育旺盛どんと来い! という上級ガーデナーもいらっしゃることでしょう。どんな庭にしたいのか、自分ができる、自分がしたいのはどんな庭造りか。わが家の庭の目指す方向性と植物の特徴をよく考えた上で、またとないゼロからの庭造りを存分に楽しむための参考としてお役立てください。
>>春夏秋冬楽しみたい! 【ガーデニング記事はこちら】
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ようやく手に入れた新築の庭。“ゼロからの庭造り”が始まります!! 理想のガーデンライフを楽しむために、植えてはいけない植物をご紹介します。

繁殖力が強すぎて制御不能(手入れが大変)な植物
繁殖力が旺盛で、ちょっとお手入れをサボったらあっという間に繁茂してしまう管理が大変な植物たち。せっかく清々しい新築の庭なのに、うっかり植えたために手に負えない状態になってしまった! なんてことのないようしっかりチェックしておきましょう。ゴールドクレスト

みずみずしい新芽がかわいらしいゴールドクレスト。新築祝いに小さな鉢植えをいただいたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
すくっとした地上部のわりに根が浅いので倒れやすく、生育が旺盛で樹形をきれいに保つのが難しいといった特徴もあります。
水を好むため小まめな水やりが必要。夏の時期の高温多湿に弱く、地植えにしたからといってお天気まかせで放置していると、すぐに葉がちょりちょりと縮んで枯れてしまいます。
シマトネリコ

日陰でも健やかに育つため、シンボルツリーとしても人気のシマトネリコ。値段も安く、目隠しにもなります。丈夫な幹は、野球のバットの材料にもなるほどですが、やはり生育が旺盛すぎて困っちゃう一面も。小まめな手入れや年に数回の剪定が欠かせません。
新芽の季節には、ハマキムシやスズメガの幼虫、いわゆる芋虫がつくこともあり駆除が必要になる場合もあります。
朝顔

夏の朝、たくさんの花を咲かせて楽しませてくれる朝顔ですが、隣家との境界フェンスに植えようものなら、翌年困ったことに……! 落とし種がお隣の敷地で芽吹いてツルが伸びに伸び、敷地から手が届かず抜くこともできずにもう大変。
植えるなら、鉢植えや管理がしやすい場所にする、宿根朝顔など種ができにくい種類を選ぶとよさそうです。
虫が寄ってきすぎる植物
虫に好まれる植物もやっかいですよね。虫を目にするだけでもイヤ! 触れない!! という虫嫌いさんが困ってしまうのはもちろん、植物の美しさを保つためにも手がかかります。人に実害を及ぼす害虫には、特に注意が必要です。パセリ

キアゲハに好まれるパセリ。産み付けた卵が幼虫になり、あっという間に葉を食べつくしてしまいます。
テーブルガーデンとして食用にするなら、地植えにせずプランターや植木鉢などに植えて防虫ネットを張るなど、管理しやすいよう目の届く範囲で育てるのが得策です。
ツバキ(サザンカ)

秋から冬にかけてたくさんの花を咲かせるツバキ(サザンカ)。生垣や目隠し用の庭木して人気がありますが、悪名高いチャドクガがつきます。チャドクガの成虫期は明るい茶色。幼虫期は黄と黒色で長い毛が生えているのが特徴です。
初夏と秋口が要注意。幼虫期の毛は人の皮膚につくとかぶれて大変です。直接、虫とコンタクトしなくても、毛が風で飛んできて洗濯物につくこともあるとか。気づかず(気づけない!)その洗濯物を着たらもうアウトです。
金子さんもかぶれた経験があり、曰く「いちばん恐ろしい植物かもしれない……」とのこと。
花粉がやっかいな植物
スギの類

毎年、花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか。スギの花粉はアレルギーを引き起こすから、わざわざ植えたりしない……なんて思っていても、銀白色の新芽が美しい「ブルーアイス」などのアリゾナイトスギや、一年中鮮やかなグリーンの「コニファー」などは植えたくなりますよね。
垣根などに採用したくなっても、花粉症が気になる人は植えてはいけない植物の代表格です。
香りが強い植物
キンモクセイ

キンモクセイ(オスマンサス)は目隠しとして植えている方も多く、昨今ではその甘い香りがフレグランスとしても大人気。その反面、独特な香りにアンチな方がいるのも事実。無用な近隣トラブルを避けるために“植えてはいけない植物”のリストにあがっています。
樹木の株が大きくなると、たくさんの花をつけて香りも強くなります。株を小さく管理しておけば、香りもおさえることができます。
植えてもいないのに生えてくる植物
最後に、今後のガーデニング・ライフのためにご紹介したいのが、植えてもいないのに生えてくる、やっかいな植物です。根付いて繁茂してしまうと手に負えなくなってしまうので、小まめな監視と見かけたら即座に対処しましょう。ヘクソカズラ

グングン育ち、育ち過ぎると手に負えなくなるヘクソカズラ。種がこぼれてどんどん増え、手入れされていない道端や、空地のフェンスなどに絡まりまくっているのを見たことがあるかもしれません。
「ヘクソカズラ」という名の通り、葉をちぎったり実を潰したりするとクサい臭いがします。かわいらしい花をつけるので気を許してしまいそうですが、新築のお庭をきれいに保ちたいなら要注意です。
ここまで、ゼロから造る新築の庭に“植えてはいけない植物”を紹介しました。生育旺盛で管理が難しかったり、虫が寄って来たりと“植えてはいけない”理由はさまざま。
もちろん、管理の手間も楽しみのうち。生育旺盛どんと来い! という上級ガーデナーもいらっしゃることでしょう。どんな庭にしたいのか、自分ができる、自分がしたいのはどんな庭造りか。わが家の庭の目指す方向性と植物の特徴をよく考えた上で、またとないゼロからの庭造りを存分に楽しむための参考としてお役立てください。
<金子明人さんプロフィール>

園芸研究家。日本クレマチス協会理事。東京農業大学卒業後、園芸店に勤務。特にクレマチスを専門とし、希少な株の保全にも務める。『NHK趣味の園芸』など、テレビ・雑誌等の出演多数。楽しく軽妙な語りと分かりやすい解説で人気。

園芸研究家。日本クレマチス協会理事。東京農業大学卒業後、園芸店に勤務。特にクレマチスを専門とし、希少な株の保全にも務める。『NHK趣味の園芸』など、テレビ・雑誌等の出演多数。楽しく軽妙な語りと分かりやすい解説で人気。
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間取りから庭まで! 理想を叶える家づくり
せっかくマイホームを建てるなら、間取りはもちろんお庭までこだわって作っていきたいもの。しかし、家づくりは想像以上にやることが盛りだくさん……。どこから手をつければいいの? なんて戸惑ってしまいますよね。そんな家づくり初心者の方にピッタリなのが、今だけ無料プレゼントしているアイダ設計の家づくりのアイデアやヒントがいっぱい詰まったカタログ『プランスタイルブック』。

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