簡単かわいいグリーンインテリア「エアプランツ」

2017.10.05


家の中でグリーンを楽しみたい。しかも手間やお金をあまりかけずに…。そんな園芸初心者さんたちに今大人気なのが「エアプランツ」。
園芸店だけでなく、インテリアショップや100円ショップでも購入が可能。しかも、「土もいらない」という気軽さで、プレゼントにもらったことがある人も多いのではないでしょうか。
元造園土木会社の社長を父にもつ、地域ライターEがご紹介するガーデニング企画、今回は簡単かわいいグリーンインテリア「エアプランツ」のご紹介です!

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エアプランツってなに?

エアプランツには、数百もの種類がありますが、基本的にはパイナップル科 (アナナス科) ティランジア属の植物(常緑・多年性)です。

普通の植物だったら、土の中に根をはって、栄養と水を吸収しないと枯れてしまいますよね。しかし、エアプランツはその名の通り「土」を必要とせず、空気中から水分を吸収して成長します。
よくある誤解が「エアプランツって水もいらないんでしょ?」というもの。確かに、エアプランツは空気中の水分や、雨で葉にたまった程度の水分を吸収できます。そのため、「土」を必要としませんが「水」は必要となります。
エアプランツは日本語では「気生植物」といいます。高温多湿を好む南米原産のエアプランツなら、空気中の水分を吸収できる目安としては、湿度60%以上。高温多湿な夏なら比較的ながく水やりをしなくても大丈夫ですが、クーラーの効いた室内・乾燥する冬場などは枯れてしまいます。
逆に、乾燥を好む種もあり、こちらは夏の高温多湿に耐えられません。いくつか種類を組み合わせるときは、湿度を好む種か、乾燥を好む種か確認して、同じタイプの組み合わせを選んでくださいね。
基本的な見分け方としては、葉っぱに白い産毛がたくさんついていて、全体的に白っぽく見えるのが乾燥を好む種、産毛が少なく緑でつるりとした葉を持つのが多湿を好む種であることが多いです。


手に入りやすいエアプランツ

【ストリクタ】

100円ショップでも手に入る、お手軽エアプランツの代表と言ってもいいストリクタ。
エアプランツの中では比較的水分を必要とする種なので、お子さんと一緒に霧吹きで水をあげる等の「お世話」がしたい方にはピッタリです。2、3日に1回霧吹きで、屋外ならばジョウロでさっと水をかけてもいいでしょう。その時は根本に水がたまらないように逆さにして軽く水を切ってください。水分がなくなってくると細い葉先が丸まってくるので、水分不足の判断もつきやすく、初心者でも育てやすいです。
5℃以上あれば越冬も可能。赤、ピンク、紫色などの花も咲きます。エアプランツの中では成長も早い方で、花の終わった親株から子株へ、長く楽しめる品種です。

【コットンキャンディー】

乾燥に強く、「エアプランツと言えば」と言っていい王道の品種です。ただし、こちらも週に1、2回は霧吹きでの水遣りを忘れずに行なってください。日当たりの加減が少し難しく、完全室内だと日照がたりませんが、直射日光では枯れてしまいます。窓際の、レースカーテン越しくらいの日照で、風通しがよい場所に飾りましょう。
適温は20℃~30℃、最低気温10℃、最高気温40℃までは耐えてくれます。ほとんど人間にとって心地よい気温と重なるので、室内で一緒に過ごしやすい種となります。

【キセログラフィカ】

手に入りやすいエアプランツの中では大型です。今は普及種ですが、ワシントン条約に登録されている植物でもあるため、葉形の美しいものや大きく成長したものは数千円から数万円の値段がつくものもあるという、ちょっとお値段のはるエアプランツです。小さなものなら数百円で手に入ることも。成長はゆっくりですが、自分で少しずつ大きく育ててみるのも楽しみの一つ。葉がしっかりとしているので、エアプランツの中でも強く、値段が気にならないなら初心者向きと言えます。
乾燥を好むタイプで、高温多湿な環境を嫌います。週に1度、霧吹きで全体をしっかり湿らせてから風通しの良いところで乾燥させるとよいでしょう。


インテリアにマッチする飾り方をしてみよう


そのままころん、と置いておくだけでも可愛いエアプランツですが、何かで固定してあげたほうが成長の助けとなる場合もあります小物と組み合わせてインテリアのアクセントにしてみましょう。
最近はエアプランツ装飾用の小物も種類が増えてきました。土が不要なぶん、軽くて済むので、天井から押しピンを使って吊り下げたり、紙製の小物入れなどを使うことも簡単です。
その他にもかご、ワイヤーバスケット、お皿などの食器、ガラスの小瓶、流木、ランチョンマット、ホーロー容器、石、レンガなど、いろいろな素材との組み合わせを楽しんでみてください。

5センチ四方のスペースがあれば気軽にグリーンが飾れて、成長スピードも遅く鉢の入れ替えも不要、お世話は週1ペースでOK、和風にもアジアンテイストにもインテリアの雰囲気に合わせられるエアプランツ。お部屋の環境によって最適な水遣り頻度も変わってきますが、毎日目に入る、お世話しやすい場所に飾って、よく観察することで長く楽しむことができます。お友達にエアプランツをプレゼントするときは、「霧吹き」を一緒に贈ってあげるといいですよ!

<参考・参照元>
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