2024年も「未来の楽しみ」を糧に邁進 ~フィッシュバーン流「家育て」vol.60~
皆様、あけましておめでとうございます。
2024年、どんなお正月をお過ごしですか?
今年は、玄関に稲わらの鶴と亀を飾ってみました。
神社脇の茶屋を営む私は、年末は一足お先に仕事納めをし、その分元旦から営業。
1月は一年で一番忙しい月ですが、年の始めのせいかなんとなくワクワクします。
皆様にとって、今年もいい年になりますように……。
さて今回は、新年らしく「未来の楽しみ」について書いてみたいと思います。
ハーブに関してはハーバルプラクティショナーという資格を所持していますが、日本茶に関する知識はそう深くないため、いつか日本茶に関する学びや活動をしたいと思っていました。
そんな折、岡山の美作茶を銀座で育て、最終的に製品を作るというプロジェクトを知り、昨年末からそのプロジェクトに参加。
松屋銀座の屋上で、鉢植えのお茶を育てているのですが、メンバーの人たちと交代で定期的に見守りをします。
水やり、害虫駆除、雑草抜き、植え替えなど、百貨店の屋上での園芸活動。
これがなかなか楽しいんですね~♪
ちなみに「美作茶アンバサダー」というお役目をいただきました。
お茶はすべて鉢植えなので、我が家でのベランダ園芸経験が多少役に立ちます。
銀座育ちのお茶は、茶摘みを終えると美作の茶農家さんに送られ、お茶として加工されます。
昨年摘んだお茶は「銀座紅茶」として製品化されたとか。
茶葉はほんの少ししか収穫できないので「銀座紅茶」は超希少。先日試飲しましたが、アッサム風の飲み口でとても美味しかったです。
このプロジェクトに参加したおかげで、今年の夏は「銀座で茶摘み」という新たな楽しみができました。
私が通う大学院は圧倒的に社会人が多く、また、空間デザインを専攻しているため、建築士、環境デザイナー、自治体職員など、建築に関わるプロが多数。
空間デザインの課題では、皆さん、デジタルを駆使した素晴らしい空間プランをデザインし、アマチュアの私は日々冷や汗ものです。
そんな中、公園のデザインという課題が出ました。
3Dソフトのようなデジタルツールを使いこなせない私、どう表現するかを悩んだ結果、手作りやDIYが得意な自分(→アナログな自分)に気付き、地域に欲しい公園として渋谷区のハチ公を主役にした公園プランに。それを模型で提案しました。
これが……意外なほどに高評価をいただきまして、かなりびっくり。
デジタルが当たり前の社会の中で、手作業や手作りといったアナログなものへの共感や感動は増えているのかもしれませんね。表現方法は多様であっていいのだなぁと、課題を通して学ばせていただきました。
今年取り掛かる修士制作も、あえてアナログスキルを活用した作品を考えてみようと、今から想像を膨らませています。大変だけれど、これも「未来の楽しみ」。
例えば、この京名栗という加工技。
仕上がりの手触りの良さや凹凸の美しさは、釿(ちょうな)と呼ばれる道具を用い、栗の木を職人さんの手で一つずつはつって作り出されます。
こういう伝統技術は最強のアナログテクニック。高級旅館の床などによく使われていますね。
いつかこの京名栗仕上げを家の床や柱などに取り入れたいと、京名栗の記事をブックマークに入れ、時折眺めて暮らしています。これも私の「ちょっと遠い未来の楽しみ」。
たくさんの「未来の楽しみ」の実現のため、今年も引き続き頑張らないとです。
皆様、今年もよろしくお願いいたします。
2024年、どんなお正月をお過ごしですか?
今年は、玄関に稲わらの鶴と亀を飾ってみました。
神社脇の茶屋を営む私は、年末は一足お先に仕事納めをし、その分元旦から営業。
1月は一年で一番忙しい月ですが、年の始めのせいかなんとなくワクワクします。
皆様にとって、今年もいい年になりますように……。
さて今回は、新年らしく「未来の楽しみ」について書いてみたいと思います。
「銀座のお茶プロジェクト」に参加
私が営む「だんで茶屋」では、薬効のあるハーブと日本茶をブレンドした養生茶をお客様に提供しています。ハーブに関してはハーバルプラクティショナーという資格を所持していますが、日本茶に関する知識はそう深くないため、いつか日本茶に関する学びや活動をしたいと思っていました。
そんな折、岡山の美作茶を銀座で育て、最終的に製品を作るというプロジェクトを知り、昨年末からそのプロジェクトに参加。
松屋銀座の屋上で、鉢植えのお茶を育てているのですが、メンバーの人たちと交代で定期的に見守りをします。
水やり、害虫駆除、雑草抜き、植え替えなど、百貨店の屋上での園芸活動。
これがなかなか楽しいんですね~♪
ちなみに「美作茶アンバサダー」というお役目をいただきました。
お茶はすべて鉢植えなので、我が家でのベランダ園芸経験が多少役に立ちます。
銀座育ちのお茶は、茶摘みを終えると美作の茶農家さんに送られ、お茶として加工されます。
昨年摘んだお茶は「銀座紅茶」として製品化されたとか。
茶葉はほんの少ししか収穫できないので「銀座紅茶」は超希少。先日試飲しましたが、アッサム風の飲み口でとても美味しかったです。
このプロジェクトに参加したおかげで、今年の夏は「銀座で茶摘み」という新たな楽しみができました。
あえてアナログを突き詰めてみる
昨年は大学卒業、大学院入学というビッグイベント続きの年。私が通う大学院は圧倒的に社会人が多く、また、空間デザインを専攻しているため、建築士、環境デザイナー、自治体職員など、建築に関わるプロが多数。
空間デザインの課題では、皆さん、デジタルを駆使した素晴らしい空間プランをデザインし、アマチュアの私は日々冷や汗ものです。
そんな中、公園のデザインという課題が出ました。
3Dソフトのようなデジタルツールを使いこなせない私、どう表現するかを悩んだ結果、手作りやDIYが得意な自分(→アナログな自分)に気付き、地域に欲しい公園として渋谷区のハチ公を主役にした公園プランに。それを模型で提案しました。
これが……意外なほどに高評価をいただきまして、かなりびっくり。
デジタルが当たり前の社会の中で、手作業や手作りといったアナログなものへの共感や感動は増えているのかもしれませんね。表現方法は多様であっていいのだなぁと、課題を通して学ばせていただきました。
今年取り掛かる修士制作も、あえてアナログスキルを活用した作品を考えてみようと、今から想像を膨らませています。大変だけれど、これも「未来の楽しみ」。
究極のアナログ技を家づくりにも
家づくりでもアナログ、つまり「人の手を感じさせるもの」をいつも取り入れていきたいと常々思っています。例えば、この京名栗という加工技。
仕上がりの手触りの良さや凹凸の美しさは、釿(ちょうな)と呼ばれる道具を用い、栗の木を職人さんの手で一つずつはつって作り出されます。
こういう伝統技術は最強のアナログテクニック。高級旅館の床などによく使われていますね。
いつかこの京名栗仕上げを家の床や柱などに取り入れたいと、京名栗の記事をブックマークに入れ、時折眺めて暮らしています。これも私の「ちょっと遠い未来の楽しみ」。
たくさんの「未来の楽しみ」の実現のため、今年も引き続き頑張らないとです。
皆様、今年もよろしくお願いいたします。