新築一戸建てのシンボルツリーに植えたい「実がなる樹」オススメ5選

2023.03.03 地域ライターE
新築一戸建てに、家族の思い出になるシンボルツリーを植えたい!」そうお考えなら、家族と一緒に成長を感じられる「実がなる樹」を選んでみてはいかがでしょうか?


今回は、1本でも見栄えがよく、季節を感じられて食卓がちょっと華やかになり、実の収穫もできるのに普段のお手入れに手がかからない! そんな日本の新築一戸建てのにぴったりな「実がなる樹」を厳選して5種類紹介します。


実がなるシンボルツリーのメリット

エクステリアを一気に上質な雰囲気に仕上げるのが植栽です。特に、家のファサードに植えてお客様のお迎えや毎日の帰宅時にほっと一息つけるような空間作りに役立ちます。

そのシンボルツリーを「実のなる樹」にすることで、こんなメリットが生まれます!
  • 手間をかけずにガーデニングのような季節の変化を楽しめる
  • ご近所さんや友人との会話のきっかけになる
  • 食卓に彩を添えられる
  • 毎年の家族の思い出に残る


実がなるシンボルツリーのデメリット

家族みんなが納得のシンボルツリー選びができるように、デメリットが発生しやすい樹かどうか注意しましょう。ポイントは「自分の好きな果物」という視点だけで「実がなる樹」を選ばないこと。

中には、以下のようなデメリットが発生してしまうものもあります。
  • 甘い実は虫害や鳥害の被害を生みやすい
  • 摘果や剪定、虫除けや適度な農薬散布、落ち葉の掃除など世話が大変な種類もある
  • 期待したほど収穫できない年が続くこともある
  • 「縁起が悪い」といわれる種類の樹もある


和でも洋でもシックな雰囲気「オリーブ」


地中海沿岸が原産のオリーブは日当たりを好み、日照時間が長いほどよく生育します。また乾燥に強く、地植えであれば水やりの心配をする必要がほとんどありません。鉢植えも含め、オリーブは近年観賞用として人気が高く、比較的安価な値段で手に入れやすいです。

スラッとした葉はエクステリアが「和」でも「洋」でも「モダン」でも、どんな雰囲気にも合わせやすいうえ、実をつけると淡い黄色から濃い紫へと色の変化が楽しめます。

オリーブを食用にするなら、オイル漬けやメープルシロップ漬けなど加工するのがオススメです。ただし、オリーブは実をつけるためには「2本」以上の樹を一緒に植える必要があります。スペースは考慮する必要のある植物です。


鮮やかな黄色が可愛い「レモン」


レモンは一年中、鮮かな緑の葉を茂らせる常緑樹。長年生育しても高く伸びすぎない「低木」という特徴があり、柑橘系のシンボルツリーのなかでも人気があります。

濃い緑と鮮やかな黄色のコントラストも美しく、室内の観賞用として鉢植えで育てる方も少なくありません。さわやかな香りがほどよく、玄関付近のシンボルツリーとしてピッタリです。

注意しなくてはならない点は、寒さに弱いので寒冷地には不向きなこと。またトゲがあり、ぶつかった際にケガをしてしまうことも。小まめにトゲをカットするという手間がかかります。


病害虫に強くて育てやすい「ブルーベリー」


一般的に、甘い果実のつく樹は病害虫に弱い品種が多いのですが、ブルーベリーは生食可能な果実のなかでは珍しく、病害虫の心配がほとんどいらないというメリットがあります。

品種も多く、縦にまっすぐ伸びるもの、横に広がって伸びるもの、紅葉するもの、収穫できる実のタイプもさまざまで選ぶ楽しみも!

ただし、品種によっては暑さ弱いものがありますから、地元の造園業者さんやガーデニング専門店などにオススメを聞いて選んでくださいね。さらに、土壌もブルーベリーが好む「酸性」にしなくてはなりません。一緒に育てられない草花も出てくるので注意しましょう。


低めのシンボルツリーを探しているなら「キンカン」


昔から生垣にも使われるなど、日本に長く定着しているのがキンカンです。暑さに強く、日当たりのよい場所を好みます。また背丈が低くいので手入れがしやすく、病害虫の心配もほとんど必要ありません。

白い可憐な花が咲き、長く実をつけている状態が続くので、シンボルツリーとしての「見た目の楽しさ」を長く味わえるのもうれしいポイント。ジャムや甘露煮をなどの保存食の手作りが楽しめますよ。

キンカンも柑橘系なのでトゲがあります。品種によってはトゲが少ないもの、樹勢が落ち着くにつれトゲがなくなるものがあるので、購入前によく確認しましょう。


縁起がよく行事ごとにも活躍「ユズ」


花が咲かず、木も葉が落ちてお庭が寂しくなりがちな秋から冬。この時期に黄色い実を付けるのがユズです。5月には白く形のよい花を咲かせ、2度季節の変化を楽しめます。最近では「一才柚子」など、トゲの少ない品種が出てきて、庭木として検討しやすくなりました。

実がなる樹のなかでは寒さに強く、寒冷地での「実のなる樹」を検討するならぜひチェックしたい樹です。ただし、植える場所は日当たりのよい場所を選ぶ必要があります。

生育はゆっくりペース。新居に引っ越してしばらくはできるだけ手間がかかることをしたくない……というご家庭なら、果実がつくような大きさになるまで数年かかることがメリットといえるでしょう。冬至やお正月の縁起物として活躍する縁起のよい植物でもありますよ。

ユズの葉は、アゲハ蝶の幼虫が最も好む葉です。気が付くと若葉がほとんど食べられていた! なんてこともありますので、アゲハ蝶が目に付くようになってきたら気にするようにしましょう。


長く収穫を楽しむなら毎年のお手入れを忘れずに!

今回ご紹介した「実のある果実」は比較的剪定や肥料、農薬散布などの手間がかからないものばかりです。しかし、長く収穫を楽しみ、シンボルツリーとして長く見栄えのよい樹形を保ちたいのなら、年に数回のお手入れを継続する必要があります。

その「お世話」も思い出として楽しめるように、どんなお手入れが必要か家族みんなで一緒に調べてみてくださいね!

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります