建売分譲住宅のメリット・デメリットは?

2023.08.23 烏田千洋
建売住宅というと、よくも悪くも“画一化された家”というイメージがありましたが、現在そのよさが見直されつつあるように感じます。

家づくりの情報でにぎわうインスタグラムでは、「#建売住宅でも快適生活」というハッシュタグで9万件もの投稿があり、オシャレな建売オーナーさんたちが思い思いに家の改造を楽しんでいる様子が見られます。


そこで今回は、「建売住宅のいいところ・悪いところ」をあらためて見直してみたいと思います。言われてみれば当たり前!? なことだらけかもしれないけれど、「建売=つまらない」という思い込みの呪いが解けるきっかけになるかも?


建売住宅のメリット

価格優位性


まずはなんといっても、販売価格の問題。建売分譲住宅は、土地と建物がセットでお得。マイホームを、土地とあわせて取得したいという人には、建売分譲住宅は有利な選択肢です。

また、最終価格が不透明な注文住宅とは異なり、建売住宅はすでに完成して建っている住宅ですから、販売価格は明解なのも安心な点です。

似たようなライフスタイルのご近所さん


近所付き合いは少なくなっているとはいえ、一軒家を購入するということは、その土地のコミュニティの一部になるということでもあります。

古い住宅街だと、古参の住人に気を使ったり、近隣のライフスタイルとのすれ違いでお互いストレスがあったりということが考えられます。

この点、新規分譲地だと、既存のコミュニティがないというメリットが。また、同じ分譲地で建売住宅を購入したオーナー同士だと、年代やライフスタイルが似通っている可能性が高く、暮らしやすいという声も聞かれます。

現物を見て購入できる


完成している建売住宅であれば、購入する現物そのものを確認して購入することができるのも大きなメリットといえるでしょう。

大金を払う買い物だからこそ、現物を隅から隅まで確認した上で購入するかを決めたいものです。

スピーディに家を手に入れることができる


完成している建売住宅は、即引き渡し可能であることが一般的。完成までに半年から1年近く待つ必要がある注文住宅とは異なり、即入居できる点も建売住宅ならではのメリット。遠地に住み替えといった場合など、スピーディに住み替えることができます。


建売住宅のデメリット

間取りの自由がきかない



一方、建売住宅のデメリットといえば、一番に思いつくのは間取りが自由にできないという点ではないでしょうか。暮らし方はさまざまなのに、画一的な間取りなんて耐えられない! そんな声が聞こえてきそうです。

建売住宅は、ハウスメーカーが家づくりの知見を集約して作った家なので、「案外、暮らしやすい」「よくできてる」とも言われますが、万人受けするよう最大公約数をとっているわけなので、没個性といえば没個性。

だからこそ、自分好みにしたいとクロス張替えをDIYしたり、オシャレな壁収納を設置したりと、先述のインスタハッシュタグ「#建売住宅でも快適生活」がにぎわうわけですね。

気に入らなくても飲み込む


DIYで改造できるとはいえ、気に入らないところは永遠に気に入らないかもしれません。こういうものだから仕方ないと諦めるしかない場合もあるでしょう。

「気に入らない」と、気になり続けてしまう人には大きなストレスになってしまいそうです。

結局リフォームすることになればコストがかさむ


やっぱり気に入らないからとリフォームをすることになれば、コストがかかってしまい、建売のメリットであった価格優位性がなくなってしまう可能性もあります。

「気に入らないけれど安いから」と、一度は目をつぶって購入しても、お直しにお金がかかって結局は割高になってしまったというのでは本末転倒です。

建築経過が見られない


完成した建売は、即引き渡し可能でスピーディに入居が叶うというメリットは、裏を返せば建築過程を確認できないというデメリットにもなりえます。

販売しているハウスメーカーが、きちんと施工しているという信頼の下、物件を購入するしかありません。


わが家にぴったりの選択を


建売住宅のメリット・デメリットを考えてきました。家の購入は、大きな資金が必要なだけでなく、時間も労力も必要になる大事業。こだわって建てたい人もいれば、必要十分な要素がそろっていればそれで満足という人もいるでしょう。夫婦間、家族間でも価値観はそれぞれかもしれません。

それぞれの条件・価値観を大切に、他人からの評価なんか気にせず理想のわが家を手に入れたいですね。


間取りを選べる建売住宅「パターンオーダー住宅」知っていますか?



注文住宅を建てるほどのお金と時間のコストはかけられないけれど、間取りやデザインは自分好みを選びたい!

そんな要望を叶えてくれるのが、全国で分譲住宅を展開するハウスメーカー・アイダ設計の「パターンオーダー住宅」。なんと100パターンの間取りからわが家の暮らしにフィットしたものを選ぶことができます。


これは建売住宅と注文住宅の間に位置するプラン。建築する土地が用意されており、その土地に合わせた間取りプランや外観を選ぶことができるものです。

コストを抑えながら、建売ではない自分たちに合ったプランで家づくりができます。

>> アイダ設計のパターンオーダー住宅、分譲住宅情報はコチラ

エリアや沿線、価格帯などの条件で土地も検索できますのでぜひ一度、チェックしてみてください!


>>100パターンの間取りが用意された、新・分譲住宅「パターンオーダー住宅」
>>おしゃれな家を適正価格で!「デザイナーズ規格住宅」~デザイン監修・建築家 宮下信顕氏インタビュー


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この記事を書いた人

烏田千洋

編集・ライター
家の建て替えか、リフォームか迷いつつ情報収集の日々。憧れは、トリプルガラスの樹脂窓と、全自動おそうじ機能付きの換気扇、朝日の入る日当たりのよいお家! 趣味、園芸。日本のいいね!が、見つかるメディア『japonism』編集長