物置で収納力UP! 一戸建てのお庭に設置する物置選びのポイント

2023.04.21 地域ライターE
新築一戸建てでの新生活が始まったら、憧れのロードバイクをはじめよう」
「近くに公園もあるし、子どもの外遊びのためにボールや一輪車、竹馬も買ってあげたい」
「マイホームで駐車場代がかからなくなったら、キャンピングカーを購入して休日は山で過ごしたい」

などなど、一戸建てを購入するタイミングで「新しいことにチャレンジしたい! 」という方はたくさんいらっしゃいます。

それは、「今までの狭い賃貸では置き場所が確保できずに、道具を購入できなくて我慢していた」という不満が解消されるから。


  • 外で使うアイテムだから、家のなかに持ち込みたくない
  • 出し入れがしやすい方が使い勝手がいい
といったアイテムの収納にオススメなのが「物置」。実は大きさや形状などさまざまな種類があるんです!

一戸建てに設置する「物置」選びのポイントを紹介します!


一戸建てに用意する物置の選び方


「ショッピングサイトで物置を検索したら、思っていた以上にいろいろなタイプがあった。わが家にちょうどいい物置を探すには……? 」
「なんとなくホームセンターで適当な物置を選んでしまったけど、エクステリアに似合うオシャレな物置もたくさんあることを後から知って大ショック」

こんなお悩みを解消するために、物置探しを始める前に整理しておきたいポイントから確認しましょう。

物置の設置場所


一戸建ての場合、物置を置く場所にはいくつか選択肢があります。

物置に限らず、使いやすい収納の基本は「使う場所から近いこと」。冬用タイヤや戦車道具なら駐車場に、雪かきスコップや公園用の三輪車や習い事に持参する道具、ペットのお散歩グッズなどならアプローチ近く、ガーデニング用グッズや土を保管するなら庭のそばに設置するのが基本です。

物置に入れるもの


「何を入れるかは決めてないけれど、とにかく収納力が高い家にしたい」という方もいらっしゃいますが、屋外に用意する物置の内部は夏は高温・多湿に、冬は温度差が激しくなることもあり、なんでも保管できる環境というわけではありません。

たとえば、衣類や食品の保管はまずNGです。また、ひな人形やこいのぼり、クリスマスツリーなどの繊細な季節グッズの収納にも不向き。収納したい物によっては、換気口があるタイプを選んだり、置き場所の通気性を確保したりといった必要があります。

また、いれるものの形状や重さでも工夫が必要です。上から出し入れする「上ふたタイプ」では重い荷物の出し入れが大変になります。人が入れる大型の物置の場合は、ウォークインクローゼットのように「人が作業するスペース」も含めて荷物量を考える必要があります。

物置のデザイン



最近、物置のデザインは昔ながらのシンプルなタイプ以外にも、素材のバリエーションもデザインも増えました。

ガーデニング用の物置を探している方なら「ガーデンシェッド」と呼ばれるガーデニングの本場英国式の扉とが印象的な小屋スタイルにしてみては?

また、お家の外壁がガルバリウム鋼鈑なら、物置も外壁と合わせて選んでみる、オリジナリティを出したいなら「DIY物置キット」に自分で塗装やオプション小物をつけてみるなど、外見もこだわってみてはいかがでしょうか。


物置選びの注意点

一戸建ての物置を選ぶ際には「気をつけておきたいこと」がいくつかあります。

建築確認申請の必要性


防火地域及び準防火地域で、面積の合計が10㎡以上であり、基礎を作って移動できないように固定した物置については建築確認申請が必要です。

また、大きさや用途によって固定資産税が必要なケースもあります。大型の物置を検討中の方は必ず工務店やエクステリア業者に相談しましょう。

固定工事の要不要


「あんなに重い物置が地震で倒れるなんて……」物置の倒壊は大けがに繋がりかねません。物置の固定方法については販売店に必ず確認しましょう。場合によっては、土台を作る必要があります。

特に物置を屋上に設置する場合、固定方法をしっかり準備しないと台風などの強風時、大きな事故を起こしてしまう可能性があります。

出し入れに必要なスペースを確保しておく


案外やってしまうのが「物置が置けるスペース」に気をとられて、「ものを出し入れするスペース」の確保を忘れてしまっていたというもの。

特に、家の両側の隣地との境の通路などに物置を置く場合、間が狭すぎるということも。設置のスペースと出し入れのスペースを考えたうえで設置場所や大きさを決めましょう。

小さなお子さんがいるなら


小さなお子さんがいるご家庭なら、不用意に開閉ができないように鍵付きの物置が安心です。道路に面している物置は防犯という観点からも鍵付きがいいでしょう。


物置の意外な活用方法


物置はあくまでも「貴重なもの」を収納するための場所ではありません。「あえて外に保管したい」というアイテムを厳選し、スペースに余裕をもって保管できるようにしましょう。

その他、物置の「意外な活用方法」を最後にご紹介します。

  • 段ボールゴミなどの資源ごみストック場所として使う。家のなかにゴミを置かなくてよいのがラク!
  • 置き配の指定場所に物置の中を使っています。近所の親戚からのおすそ分けを入れておいてもらうことも。
  • 物置を置くことで、自然に目隠し&クローズ外構の塀の一部として利用しています。はじめオープン外構にしていたのですが、トラブル回避でできるだけ視線を遮ることにしました。
一戸建てならではの物置活用法、他にも考えてみてくださいね!

>>リビングに面した庭、玄関アプローチ、どちらを広くした?家づくりの先輩に聞きました!
>>ガーデニングに挑戦したい! お金をかけずに実践する「エクステリアDIY」のススメ


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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります