【インタビュー】DIYで進化する、無重力猫ミルコのお家の“これまで”と“これから”
SNSで大人気の“無重力猫ミルコ”。
その飼い主のちささんは、猫と人が笑顔になるためのお家づくりをしていらっしゃいます。
▶▶【ちささんの連載記事『DIYで進化する“無重力猫ミルコ”のお家』はこちらから】
今回はienyリリース3周年記念の特別企画。
これまでの連載の総まとめとして、“これまで”と“これから”のお家についてieny編集部がインタビューさせていただきます!
猫も人も快適に過ごせる空間をめざした愛情あふれるDIYで、お家は日々進化を続けています。
ーこれまでの連載記事で、お気に入りの記事や、反響が大きかった記事はありますか?
ちささん:思い入れが強いのは、やはり最初に作った猫棚です。猫のために初めて挑戦したDIYで、これがきっかけで次々と製作に取り組むようになりました。
ちささん:家の中でも猫たちが運動したりストレス解消したりできるようにと考えて作った、上り下りで遊べる階段状の書棚です。夫が中学校の技術の時間を思い出しながら設計し、猫たちが喜んでくれることを願って完成させました。棚の最上段からはカーテンレールの上の猫通路に飛び移ることができます。猫たちの楽しそうな姿を見て、猫仕様のDIYに目覚めました。
反響が大きかったのは、“猫トンネル”です。
ちささん:Twitter(@ccchisa76)へのコメントやDMで「どうやって作るんですか?」とお問い合わせを多数いただきました。これから新築する方へ詳細にアドバイスをさせていただいたこともあります。
ちささん:その頃は、2016年7月に出版した1冊目の写真集『無重力猫 とびっきり ミルコ!』書籍化のお声がけをいただいた時期ですね。
ちささん:DIYにハマり始めたときで、先ほどの猫棚と、猫トンネル2つ、タオルハンガーなどの雑貨が出来ていました。GWは書籍の原稿を書いていた記憶があります。
ちささん:今まで色々なDIYをしてきましたが、常に5匹の猫を中心に、できるだけ活動面積を広くするように配慮してきました。
ご主人:猫が飛び移れる動線を考えて、棚の上などの2カ所をキャットウォークでつなげて走れるようにしたり。なるべくたくさん動けるように配置しています。
ー現在はテレビボードのDIYが進行中とのことですが……?
ちささん:テレビボードは特に猫のためというわけではないのですが(笑)、私のリクエストで猫要素を入れたデザインになる予定です。
ご主人:ガラス扉の木枠を、肉球の形にくり抜こうかと。この作業も初めての挑戦なので、目下試作中です!
ちささん:結婚して家を建てた当初は、独身時代にそれぞれが賃貸の家で使っていた家具を持ち寄って新生活をスタートしました。それらを少しずつ自分たち好みの家具に変えていきたいなと思っています。しかも、自分たちで作っていきたい。
ちささん:黒い服を着なくなりましたね(笑)。ミルコが白い毛なので、黒い布に付くとかなり目立ちます。ある程度は仕方ないと割り切って、着るものを変えました。
ご主人:洗濯のとき、洗濯物を容量いっぱいに入れずに少なめで洗うと、服に付いた毛が取れやすいですよ。柔軟剤も使うとさらに落ちやすいです。
ちささん:そのほか普段の対策は、粘着クリーナーでコロコロしたり、フローリングワイパーでこまめに掃除したり。特別なことはしていないですね。
ご主人:猫は他の動物と比べるとニオイも少ないですし、トイレのしつけも楽。飼う上で大変なことがあまりないと感じるので、毛が付くくらいは許容範囲と考えています。
ちささん:お家の変化が猫の生活にどう関わってくるか、常に気にするようになりましたね。
ご主人:何を買うにも、「これが家にあると、猫たちにどう影響するかな」と考えるようになりました。
ちささん:あと、ソファや椅子など布張りの家具を避けるようになりました。猫たちは布が大好きで、爪研ぎに殺到してしまうので(笑)。逆に、生地が傷んでもいいと割り切れる布製のインテリアなどは、あえて爪研ぎのためにおもちゃとして与えています。
ご主人:これから作りたいものはたくさんありますね。ガラスや金属のカットもしてみたいし、壁紙も張り替えてみたい。猫のために家具を作り始めていなかったら、こんなにDIYにハマってはいなかったですね。
ちささん:今後はキャットウォークを増設して、猫たちがもっと楽しく遊べるお家にしたいです。それからドアを開けられる猫が2匹いるので、エアコン使用時にドアが開けっぱなしにならないように、フラップ式の猫通路を作ろうと思っています。
ちささん:こう作ったら、こう遊んでくれるかな? と考えて作って、実際に猫たちが喜んでくれると本当にうれしい。人間のためだけのDIYでは得られない達成感があると思います。
ご主人:猫にとっても人にとっても使い勝手がいい家具のDIYには、本格的に取り組んでいる人がまだまだ少ない。でも妻がSNSで世界に向けて発信してくれるので、今後の発展に希望が持てます。これからも新しい情報を積極的に伝えていきたいです。
ーありがとうございました!
猫を含めた家族全員が心地よく暮らすためのお家づくりを、心から楽しんでいるちささんファミリー。
お互いを思いやる深い愛情が、DIYで形になっていく。手作りの家具やインテリアが増えるにつれて、“無重力猫ミルコ”のお家には愛がいっそう満ちていくようです。
その飼い主のちささんは、猫と人が笑顔になるためのお家づくりをしていらっしゃいます。
▶▶【ちささんの連載記事『DIYで進化する“無重力猫ミルコ”のお家』はこちらから】
今回はienyリリース3周年記念の特別企画。
これまでの連載の総まとめとして、“これまで”と“これから”のお家についてieny編集部がインタビューさせていただきます!
DIYで進化する “無重力猫ミルコ”のお家 ~これまで~
ご夫婦+猫5匹のちささんファミリー。猫も人も快適に過ごせる空間をめざした愛情あふれるDIYで、お家は日々進化を続けています。
ーこれまでの連載記事で、お気に入りの記事や、反響が大きかった記事はありますか?
ちささん:思い入れが強いのは、やはり最初に作った猫棚です。猫のために初めて挑戦したDIYで、これがきっかけで次々と製作に取り組むようになりました。
ちささん:家の中でも猫たちが運動したりストレス解消したりできるようにと考えて作った、上り下りで遊べる階段状の書棚です。夫が中学校の技術の時間を思い出しながら設計し、猫たちが喜んでくれることを願って完成させました。棚の最上段からはカーテンレールの上の猫通路に飛び移ることができます。猫たちの楽しそうな姿を見て、猫仕様のDIYに目覚めました。
反響が大きかったのは、“猫トンネル”です。
ちささん:Twitter(@ccchisa76)へのコメントやDMで「どうやって作るんですか?」とお問い合わせを多数いただきました。これから新築する方へ詳細にアドバイスをさせていただいたこともあります。
ienyリリース当時、ミルコのお家は……
ー2016年4月にienyはリリースされました。その頃のお写真1枚と、その写真のエピソードをご紹介いただけますか?ちささん:その頃は、2016年7月に出版した1冊目の写真集『無重力猫 とびっきり ミルコ!』書籍化のお声がけをいただいた時期ですね。
ちささん:DIYにハマり始めたときで、先ほどの猫棚と、猫トンネル2つ、タオルハンガーなどの雑貨が出来ていました。GWは書籍の原稿を書いていた記憶があります。
常に猫が中心のDIY。猫のためのものでなくてもモチーフは……
ー今お住まいのお家の工夫されたポイントがあれば教えてください。ちささん:今まで色々なDIYをしてきましたが、常に5匹の猫を中心に、できるだけ活動面積を広くするように配慮してきました。
ご主人:猫が飛び移れる動線を考えて、棚の上などの2カ所をキャットウォークでつなげて走れるようにしたり。なるべくたくさん動けるように配置しています。
ー現在はテレビボードのDIYが進行中とのことですが……?
ちささん:テレビボードは特に猫のためというわけではないのですが(笑)、私のリクエストで猫要素を入れたデザインになる予定です。
ご主人:ガラス扉の木枠を、肉球の形にくり抜こうかと。この作業も初めての挑戦なので、目下試作中です!
ちささん:結婚して家を建てた当初は、独身時代にそれぞれが賃貸の家で使っていた家具を持ち寄って新生活をスタートしました。それらを少しずつ自分たち好みの家具に変えていきたいなと思っています。しかも、自分たちで作っていきたい。
ミルコのお家での「毛対策」
ーところで、動物を飼っていると、毛が気になるという人も多いかと思います。ちささん宅での毛の対策があれば教えてください。ちささん:黒い服を着なくなりましたね(笑)。ミルコが白い毛なので、黒い布に付くとかなり目立ちます。ある程度は仕方ないと割り切って、着るものを変えました。
ご主人:洗濯のとき、洗濯物を容量いっぱいに入れずに少なめで洗うと、服に付いた毛が取れやすいですよ。柔軟剤も使うとさらに落ちやすいです。
ちささん:そのほか普段の対策は、粘着クリーナーでコロコロしたり、フローリングワイパーでこまめに掃除したり。特別なことはしていないですね。
ご主人:猫は他の動物と比べるとニオイも少ないですし、トイレのしつけも楽。飼う上で大変なことがあまりないと感じるので、毛が付くくらいは許容範囲と考えています。
猫も人も快適なお家をめざして ~これから~
ーienyは3周年を迎えますが、この3年でお家に対する考え方に変化があったか教えてください。また、これからお家について、実現したいこと、変えていきたいことなどがありましたら教えてください。ちささん:お家の変化が猫の生活にどう関わってくるか、常に気にするようになりましたね。
ご主人:何を買うにも、「これが家にあると、猫たちにどう影響するかな」と考えるようになりました。
ちささん:あと、ソファや椅子など布張りの家具を避けるようになりました。猫たちは布が大好きで、爪研ぎに殺到してしまうので(笑)。逆に、生地が傷んでもいいと割り切れる布製のインテリアなどは、あえて爪研ぎのためにおもちゃとして与えています。
ご主人:これから作りたいものはたくさんありますね。ガラスや金属のカットもしてみたいし、壁紙も張り替えてみたい。猫のために家具を作り始めていなかったら、こんなにDIYにハマってはいなかったですね。
ちささん:今後はキャットウォークを増設して、猫たちがもっと楽しく遊べるお家にしたいです。それからドアを開けられる猫が2匹いるので、エアコン使用時にドアが開けっぱなしにならないように、フラップ式の猫通路を作ろうと思っています。
家族への愛が、お家を進化させる
ちささん:こう作ったら、こう遊んでくれるかな? と考えて作って、実際に猫たちが喜んでくれると本当にうれしい。人間のためだけのDIYでは得られない達成感があると思います。
ご主人:猫にとっても人にとっても使い勝手がいい家具のDIYには、本格的に取り組んでいる人がまだまだ少ない。でも妻がSNSで世界に向けて発信してくれるので、今後の発展に希望が持てます。これからも新しい情報を積極的に伝えていきたいです。
ーありがとうございました!
猫を含めた家族全員が心地よく暮らすためのお家づくりを、心から楽しんでいるちささんファミリー。
お互いを思いやる深い愛情が、DIYで形になっていく。手作りの家具やインテリアが増えるにつれて、“無重力猫ミルコ”のお家には愛がいっそう満ちていくようです。
ちさ
著書『無重力猫、とびっきりミルコ!』(徳間書店)『無重力猫、ミルコ!!!』(宝島社)
SNS(ツイッター@ccchisa76、インスタグラム@ccchisa76)で猫たちの写真を中心に投稿している。
夫婦と猫の2人+5匹の家族。