端材を使って猫のタオルハンガーも挑戦! ~DIYで進化する “無重力猫ミルコ”のお家~人と猫が笑顔になるために。Vol.5

2018.08.23


SNSで大人気の“無重力猫ミルコ”。猫と人が笑顔になるためのお家づくりをしている、飼い主のちささんにDIYのことや、もちろん猫が喜ぶお家づくりのイロハをたっぷりと教えていただくこの連載。

前回は猫たちも遊べる、こだわりのつまった食器棚をご紹介いただきました!
今回は、ついに最終回!ちささんご夫婦と猫たちの居心地がよく家族の歴史がたっぷりと詰まったお家を覗いてみましょう。

【猫と暮らすヒントがたくさん♪“無重力猫ミルコ”のお家】


小さなアイディアで!可愛い猫雑貨が誕生

猫と暮らしはじめ、猫たちがもっと遊べるようにと家中を猫仕様にしている夫と私は、週末にDIYの道具を見つけるため、ホームセンターへ足を運ぶことが多くなりました。

ある日、お店で偶然見つけた棚受け金具のデザインが『クリン』と丸くなっているのを見かけ、夫は「この形ならモノをかけることができるし、猫の尻尾のデザインと合わせることができる!」と思ったのです。

そして、端材を使ってタオルハンガーを作りはじめました。
しかし、仕上がりの猫のシルエットイメージはできているものの、紙に描くのと、木を切るのでは大違い。手足や尻尾の部分は細いので丁寧に切らないと、木が割れてしまう可能性があるため、出来るだけ割れにくい木目がない木材(木の粉をたかめた木)を使いました。
そして慎重に下書きに沿って糸ノコ切り、色をつけ、ニスを塗り、棚受け金具に取り付け、オリジナルのタオルハンガーを完成させました。






猫のシルエットを活用!

そして数年後、このタオルハンガーで作った猫の型は棚に入れる木箱のデザインにも使用しました。

この棚はお店に展示していた時、棚の中に引き出しになる別売りの木箱が入っていたのですが、夫が木箱は自分で作ると言い出し木箱ナシ。棚枠のみの状態で我が家に運んでもらいました。


しかし、せっかく作るのだから、どこかに猫の要素を入れたい!なかなかデザインが定まらず、しばらくは棚に引き出しはなく、そのままモノを入れていました。
もちろん、それでも棚として便利なのですが、その状態では棚に服を入れると、猫も入る。猫が5匹いる我が家では、猫たち同士「かくれんぼ」して遊んでいるようでした。


そんな姿を見ては、ついつい愛らしいと微笑んでしまうのですが、いざ服を着る時には大変!毛だらけです!
そして、ようやく以前タオルハンガーで使った猫のシルエットの型を入れたデザインにしようと決め、作り始めたのです。



“取っ手”は近所のハンドメイド雑貨店に組み立てる前の木箱の前面となる板を持っていき、様々な“取って”を板の上に置き、どれがしっくり馴染むのか厳選しました。


そして 木箱は全ての棚に入れるのではなく、3分の1(4個)だけ作り、隠したいもの。見せても良いものと分けています。
なので、猫たちがかくれんぼ出来るスペースは確保(木箱のない場所は毛がついても良いものを入れます)。またこの木箱の場所は自由に変えられるようにしているので、いつでも使い勝手の良い位置に持ってくることができます。




猫も人も喜ぶために。

猫たちが上り下りできる「猫棚」から始まり、壁に穴をあけて猫専用通路を作った「猫トンネル」。家中猫たちが走り回れるキャットウォークや食器棚。週末ごとに少しずつ増えていった我が家の猫たちが遊べる場所。


もっとも新しい作品はモノをたくさん置きたいという人(私)の要望と人見知りのピーちゃんが落ち着けるように作った隠れ家=洗面台の上のピーちゃん専用スペースです。


猫たちに見守られながら作った家具たち。数日から長いもので半年かかって完成させたそれらの家具は猫たちと私たち夫婦の猫の歴史でもあります。
これからも少しずつですが、猫たちが喜ぶ姿を想像しながら作りつづけていきたいと思います。



ちさ
著書『無重力猫、とびっきりミルコ!』(徳間書店)『無重力猫、ミルコ!!!』(宝島社)
SNS(ツイッター@ccchisa76、インスタグラム@mirko__chisa)で猫たちの写真を中心に投稿している。
夫婦と猫の2人+5匹の家族。