猫たちとの出会いと初めてのDIY~DIYで進化する “無重力猫ミルコ”のお家~人と猫が笑顔になるために。
はじめまして。記事を書かせていただくことになりました“ちさ”です。
我が家は夫と猫、2人と5匹の家族。人より猫が多く日々の生活は猫中心。
SNS(ツイッター@ccchisa76、インスタグラム@mirko__chisa)では家猫たちの写真を中心に投稿しています。
【“猫と暮らす家”はこちらもチェック!】
「いつか猫か犬を迎え入れたいね」と夫と話していた時、友人から農家の家で生まれた子猫の里親募集をしていると聞き、会いに行きました。それまで猫と暮らしたことのなかった私たちは、おとなしい性格と聞いていたメス猫を我が家に迎えようと思っていました。
今では5匹の猫と暮らしていますが、当時は1匹を迎え入れることにも漠然と不安があったのです。
しかし、里親募集をしていたのはオスとメスの2匹。小さな猫たちは仲良く段ボールの中にいました。手を差し出すとメス猫は警戒していましたが、オス猫は近寄ってきます。そして2匹を引き離すことができず同時に我が家に迎え入れたのです。
好奇心旺盛なオス猫は我が家に来た途端、家中探索していました。しかしメス猫はキャリーから出てきません。ゴハンをあげても食べません。
知らない場所に連れてこられ怖がっている様子。不安をあたえないよう見守っていましたが、心配は募るばかり。毎日キャリーをのぞいて「おはよう」と声をかけること約1週間。ようやくキャリーから出てくれたのです。はじめて抱っこできた時はおもわず涙してしまいました。
そしてオス猫は海好きの夫が“潮(うしお)”と名付け、メス猫はお鼻がピンク色をしていたので私が“ピーチ”と名付けました。成長した今でも2匹は仲良しです。
そして猫たちを時々庭で遊ばせていました。しかし塀を飛び越え、近隣の家の庭に遊びに行ってしまったのです。
すぐに戻ってきましたが、すべての人が猫好きではありません。ご迷惑をかけてしまったのです。その後、少し塀を高くしたのですが、また塀を越えてしまいました。
外で暮らす猫たちに残虐なことをする人がいるという恐ろしいニュースも耳にしました。
そして悩んだ末、庭で遊ばせることを止めました。言葉を発しない猫たちですが寂しそうに感じます。
そんな姿を見た夫は猫たちが家の中でもっと楽しく遊べるようにしよう!と意を決しDIYの勉強を始めたのです。
はじめて作ったのは猫が上り下りできる書棚。通称「猫棚」です。
猫の爪が痛まないようネジや釘の頭が表面に出ないように組み方を考え、設計図を書き、ホームセンターで材料を購入。中学校の技術の時間を思い出し、猫たちが楽しそうに遊ぶ姿を想像しながら完成した「猫棚」。
ポイントは「取っ手」。猫の形になっています。
猫たちは棚をのぼり、カーテンレールの上に行くことができます。カーテンレールの上は猫たちが歩きやすいよう板を置き「猫専用通路」にしました。
そして、その通路から2階へも、外の景色が見える丸窓にも行けるようにもしています。
猫たちがトントン上り下りしている姿を見て夫も大満足!
そして猫たちが家中を走り回れるよう、どんどん我が家を猫仕様に変えていったのです。
そんな猫中心の生活を送っていたある日。近くの駐車場でないていた子猫を我が家に迎えれます。
痩せた小さな体で一生懸命ないてたので、強く育てと願いを込めて格闘家さんの名前から「ミルコ」と名付けました。
そして成長したミルコは、ぼよん!ぼよん!家中を飛び跳ねるようになりました。
猫愛が止まらない私はコロッケ工場で保護され、保護猫シェルターにいた子猫も迎え入れます。
コロッケ工場出身なので名前は「ロッケ」。生まれつき腎臓が悪く毎日お薬はかかせませんが、苦しがる様子はありません。
お気に入りの場所は夫が壁に穴をあけて作った「猫トンネル」。高いジャンプは苦手ですが、高い場所にある猫トンネルは好きなようです。
平日は夫も私も会社勤めのためDIYが出来るのは休日。しかも全くの素人。
少しずつ道具を揃え、作りながらやり方を覚える。構想から完成まで時間はかかります。
でも猫たちが作業中も見守ってくれます。家を建てた時は猫と暮らすことを想定していませんでしたが、どんどん猫仕様に進化しています。
「猫棚」からスタートし、今では壁に穴を開けた「猫トンネル」が4つ。家中を走り回れるキャットウォークもあります。
猫たちが楽しそうに家の中で遊んでいる姿を見ると幸せな気持ちになります。人と猫が笑顔になれる家が私の理想。
この連載を通じて猫と暮らしている方、いつか猫と暮らしたいと思っている方の参考になれば幸いです。
次回は、猫たちに大人気の「猫トンネル」の作り方をご紹介したいと思います。
我が家は夫と猫、2人と5匹の家族。人より猫が多く日々の生活は猫中心。
SNS(ツイッター@ccchisa76、インスタグラム@mirko__chisa)では家猫たちの写真を中心に投稿しています。
【“猫と暮らす家”はこちらもチェック!】
猫との出会い
猫との暮らしが始まったのは今から約6年前(2012年)。「いつか猫か犬を迎え入れたいね」と夫と話していた時、友人から農家の家で生まれた子猫の里親募集をしていると聞き、会いに行きました。それまで猫と暮らしたことのなかった私たちは、おとなしい性格と聞いていたメス猫を我が家に迎えようと思っていました。
今では5匹の猫と暮らしていますが、当時は1匹を迎え入れることにも漠然と不安があったのです。
しかし、里親募集をしていたのはオスとメスの2匹。小さな猫たちは仲良く段ボールの中にいました。手を差し出すとメス猫は警戒していましたが、オス猫は近寄ってきます。そして2匹を引き離すことができず同時に我が家に迎え入れたのです。
好奇心旺盛なオス猫は我が家に来た途端、家中探索していました。しかしメス猫はキャリーから出てきません。ゴハンをあげても食べません。
知らない場所に連れてこられ怖がっている様子。不安をあたえないよう見守っていましたが、心配は募るばかり。毎日キャリーをのぞいて「おはよう」と声をかけること約1週間。ようやくキャリーから出てくれたのです。はじめて抱っこできた時はおもわず涙してしまいました。
そしてオス猫は海好きの夫が“潮(うしお)”と名付け、メス猫はお鼻がピンク色をしていたので私が“ピーチ”と名付けました。成長した今でも2匹は仲良しです。
初めてのDIY「猫棚」
すっかり猫の魅力にとりつかれた私たち夫婦は1年後にベンガル猫「レオン」も迎え入れます。そして猫たちを時々庭で遊ばせていました。しかし塀を飛び越え、近隣の家の庭に遊びに行ってしまったのです。
すぐに戻ってきましたが、すべての人が猫好きではありません。ご迷惑をかけてしまったのです。その後、少し塀を高くしたのですが、また塀を越えてしまいました。
外で暮らす猫たちに残虐なことをする人がいるという恐ろしいニュースも耳にしました。
そして悩んだ末、庭で遊ばせることを止めました。言葉を発しない猫たちですが寂しそうに感じます。
そんな姿を見た夫は猫たちが家の中でもっと楽しく遊べるようにしよう!と意を決しDIYの勉強を始めたのです。
はじめて作ったのは猫が上り下りできる書棚。通称「猫棚」です。
猫の爪が痛まないようネジや釘の頭が表面に出ないように組み方を考え、設計図を書き、ホームセンターで材料を購入。中学校の技術の時間を思い出し、猫たちが楽しそうに遊ぶ姿を想像しながら完成した「猫棚」。
ポイントは「取っ手」。猫の形になっています。
猫も人も笑顔になるために。
機能性とデザイン性の両立を意識し作った「猫棚」。この棚なら高さのある画集も収まります。また表に出すとゴチャゴチャした印象を与えてしまう雑誌は扉で隠すことができます。猫たちは棚をのぼり、カーテンレールの上に行くことができます。カーテンレールの上は猫たちが歩きやすいよう板を置き「猫専用通路」にしました。
そして、その通路から2階へも、外の景色が見える丸窓にも行けるようにもしています。
猫たちがトントン上り下りしている姿を見て夫も大満足!
そして猫たちが家中を走り回れるよう、どんどん我が家を猫仕様に変えていったのです。
そんな猫中心の生活を送っていたある日。近くの駐車場でないていた子猫を我が家に迎えれます。
痩せた小さな体で一生懸命ないてたので、強く育てと願いを込めて格闘家さんの名前から「ミルコ」と名付けました。
そして成長したミルコは、ぼよん!ぼよん!家中を飛び跳ねるようになりました。
猫愛が止まらない私はコロッケ工場で保護され、保護猫シェルターにいた子猫も迎え入れます。
コロッケ工場出身なので名前は「ロッケ」。生まれつき腎臓が悪く毎日お薬はかかせませんが、苦しがる様子はありません。
お気に入りの場所は夫が壁に穴をあけて作った「猫トンネル」。高いジャンプは苦手ですが、高い場所にある猫トンネルは好きなようです。
平日は夫も私も会社勤めのためDIYが出来るのは休日。しかも全くの素人。
少しずつ道具を揃え、作りながらやり方を覚える。構想から完成まで時間はかかります。
でも猫たちが作業中も見守ってくれます。家を建てた時は猫と暮らすことを想定していませんでしたが、どんどん猫仕様に進化しています。
「猫棚」からスタートし、今では壁に穴を開けた「猫トンネル」が4つ。家中を走り回れるキャットウォークもあります。
猫たちが楽しそうに家の中で遊んでいる姿を見ると幸せな気持ちになります。人と猫が笑顔になれる家が私の理想。
この連載を通じて猫と暮らしている方、いつか猫と暮らしたいと思っている方の参考になれば幸いです。
次回は、猫たちに大人気の「猫トンネル」の作り方をご紹介したいと思います。