人も愛犬も快適に住まうために～新築住宅に今、入れたいオプション10選【連載第2回】

今、新築住宅に必要な設備や仕様とは？

今、住宅を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。災害対策や防犯に対する対応、太陽光発電の普及、IoT技術の進歩や電気自動車の登場などこれまで以上に多種多様な要素を考える必要があります。住まう人の暮らし方や、家での楽しみ方ももちろんさまざまです。

今、求められている新築住宅の機能を「ハウスメーカー・アイダ設計」ではオプションパックとして展開しています。この連載では、今オススメのオプション10選をご紹介。
>>一戸建ての防犯対策どうすればいい？〜新築住宅に今、入れたいオプション10選【連載】

連載第2回は、愛犬との暮らしをより快適にしたいオーナーさん必見の情報をお届けします。

愛犬との暮らし、人も犬も快適に暮らすためには

一般社団法人ペットフード協会が2022年12月に公表した「2022年（令和4年）全国犬猫飼育実態調査 結果」によると、犬の全国推計飼育頭数は705万3千頭。世帯飼育率は9.69%で、前年調査結果と比べてもほぼ横這い。10世帯につき約1世帯が犬を飼っていることになり、多くの人が愛犬との暮らしを楽しんでいることが分かります。

同調査では、犬を飼育することによる効用として

• 同居する子どもへの影響「毎日の生活が楽しくなった」「家族の絆が強まった」
• 同居する両親への影響「心穏やかに過ごせる日が増えた」

といった点を上位に挙げており、愛犬との暮らしが同居する家族へも幸せを運んでくれていることが分かります。

犬全体の平均寿命は14.76歳で、2010年に比べ0.89歳プラスと2010年以来伸び続けています（同調査）。飼育環境の質向上などの影響が考えられますが、どんな環境であれ一緒に暮らす人も犬も、どちらも快適で幸せに暮らせる環境づくりが大切であることは間違いないでしょう。

愛犬との快適な暮らしコンセプトパック

今回は、愛犬も快適な住環境で過ごせる、オススメの住宅設備オプションパック「愛犬との快適な暮らしコンセプトパック」をご紹介します。愛犬との快適な暮らしのために、次の4つの住宅オプションをパックにした愛犬家向けの特別なパックです。

［1］愛犬が自由に出入りできるドア

愛犬が部屋を出入りするたびに、家族の誰かがドアを開閉するのは負荷になりますよね。とはいえ、愛犬に我慢をさせるのは犬にとって快適な暮らしとは言えません。でも、犬が自由に出入りできる「くぐり戸付きの室内ドア」であれば人にとっての面倒も、犬の不自由も避けることができます。

本オプションでは「大型犬用」「小型・中型犬用」の2タイプを用意。カラーバリエーションは、ダークカラーからライトカラーまで7種類あり、住まいの建具などの色調に合わせて選べます。

［2］足洗いがラクラクなシャワー付混合水栓柱

お散歩帰りの愛犬の足洗いに重宝するのが、外に設置した「シャワー付きの水栓柱」です。小型犬から大型犬まで対応したシンクも付いているうえ、お湯が出るのもうれしいポイント。寒い時期、温かいお湯で洗うことができるのは、飼い主にも愛犬にも朗報ですよね。

また一般的な立て水栓は、ホースの取り回しに困ることがありますが、本オプション品はシャワーフック完備の水栓柱なので心配ご無用です。

［3］滑りにくく汚れにも強いフローリング

独自の特殊加工を使用した滑りにくいフローリング材で、愛犬の転倒予防に安心です。表面は抗菌処理を施し、細菌の繁殖も抑制。さらに床暖房対応で電気カーペットも使用可能。カラーバリエーションは6種類から用意され、人にも安心な設計になっています。

また、トップコートの強靭な塗装によって汚れがしみ込みにくく、わんちゃんの食べこぼしや水をこぼしても慌てることはありません。爪などによる傷もつきにくく、ワックスがけも不要。メンテナンスの手間まで省けて一石二鳥です。

［4］愛犬専用のロング玄関収納

玄関や廊下の壁の厚みを収納スペースとして有効活用できるのが「ロング収納」。 全体サイズはW375×H1,760×D143mmと、リードを掛けてしまえる縦長サイズで、愛犬グッズの収納に便利です。

お散歩バッグやケアアイテム、おもちゃにドッグウエアなどは玄関に納まらないし、かといってリビングに置くのも何だしと雑多に散らばりがちな愛犬グッズも、専用スペースがあればスッキリと片付きますよ。

［5］ニオイ対策バッチリのトイレスペース付き収納

下段は愛犬のトイレスペース、上段が収納となるスペース。
トレイ格納スペースには、気になるニオイを抑えるふたつの仕掛けが。
ひとつは下段は背面の壁が消臭・調湿効果のあるタイル「エコカラットプラス」となっていること。

さらには下段上部に、天井埋め込み型ナノイー発生機「air-e（エアイー）」を取り付けていること。ナノイーで消臭効果がさらに増します。

この工夫で、ニオイを抑えたトイレスペースが作れますよ！

ペットの福祉も考えた住まいづくり

近年注目されつつある「動物福祉」という考え方。家畜やペットなど、人間の飼育下にある動物のために以下の「5つの自由」を与えなければならないと提唱されています。

1. 飢え・渇きからの自由
2. 不快からの自由
3. 痛み・負傷・病気からの自由
4. 本来の行動がとれる自由
5. 恐怖・抑圧からの自由

愛するペットたちが幸せに生きていけるよう、飼育する側の人間がぜひ注意していきたい指標です。 かといって、ペットに配慮するあまり人間の福祉がおろそかになってしまっては本末転倒。ぜひ今回ご紹介したような住宅設備などを賢く使って、人にも愛犬にも快適な住まいづくりを実現していきたいですね。

この連載では今後も、新築住宅にぜひ導入したオプションをご紹介していきます。 オプションパックは、ハウスメーカー・アイダ設計の注文・分譲住宅に追加することが可能です。

アイダ設計のオプションパック「ペットと楽しい暮らし」についてのお問い合わせはこちらからどうぞ！


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