隣の家との境界・仕切り選びのポイントと注意点
新築で家を建てる際、隣家との境界に「塀」や「フェンス」を造りたいけれどお隣さんに声をかけるべきか。分譲戸建てを買ったがオープン外構で、今後境界のことで揉めないかと不安。低いブロック塀があるので境界はハッキリしてるけど、目隠しになっていないのでなんとかしたい……。
こんなお悩みをお持ちの方に、隣の家との境界に建てる塀やフェンスについて知っておきたい基礎知識をわかりやすく紹介します!
販売主によっては隣家との境界がはっきりわかるよう、ブロックの基礎にフェンスを取り付けたシンプルな境界を設けています。しかし、最近はオープン外構スタイルも人気なので、駐車スペース含め仕切りがないケースも珍しくありません。
境界杭・境界標が設けられていない場合、登記上の境界と実際の境界をしっかり合わせるため、土地家屋調査士に「境界確定」を依頼するところからスタートしましょう。境界線状の造作物は「共同所有」「単独所有」のどちらかが選べます。
「共同所有」の場合は境界に等分にまたがるよう設置し、費用は隣人と折半することになります。地震や老朽化で造作物が壊れた、建て替えのタイミングで改修したいときは、隣人と費用について話し合いをしないといけないので、トラブルになることも。
そういったことから不動産会社が主導して設置するケースを除いて、トラブル回避のため自宅敷地内に自分の好きな仕切りを建てる「単独所有」が好まれる傾向にあります。「デザインにこだわりたい」「塀を利用してプランターをかけたい」場合は、単独所有がオススメです。
駐車場の囲いなどでも使われるシンプルな金網スタイルの「スチールメッシュフェンス」。多々ある仕切りのなかでも安価で、施工も短時間でできるのが利点です。
風や光を遮らないので隣の家との仕切りとして使われることが多く、どんなデザインの家でも馴染みます。「隣家との境界線をはっきりさせたい」「子どもやペットがお互いの敷地に出入りしてしまうことを防ぎたい」といった場合にピッタリです。
「クローズ外構にして、家の門扉やカーポート周辺を囲いたいが、できるだけ予算をおさえたい」という方にオススメなのがアルミ形材フェンス。耐久性があり、デザイン・色・高さなどバリエーションが豊富。汚れは水洗いするだけなのでお手入れがラクです。軽いので施工しやすく、低いブロックで対応できます。
家に合わせて塀も洋風なデザインにしたい、ガーデニングが好きで植栽や花のプランターと雰囲気を合わせたいという方は、木製に見える樹脂製フェンスはどうでしょう。和風の竹垣や板塀を模したデザインもあります。DIYも可能です。
台風など強風時にフェンスの倒壊を防ぐため、日本建築学会規準では「連続したフェンスの高さは1.2m以下」となっています。また、建築基準法施行令第62条の8では「ブロック塀とフェンスを合わせた高さは2.2mまで」と定められています。
なるべく高くして、外部からの目隠し効果を狙いたい場合、地面に支柱を埋め込んで強度を高める「スクリーンフェンス」や「高尺フェンス」を選ぶといいでしょう。ほどよい目隠し効果と、音が響くのを軽減する効果があります。
「防犯性と安全性を高めたい」「外部からの視界を完全に遮りたい」という場合、タイルやレンガ、コンクリート打ち放しなどの重量のある塀にするといいでしょう。費用は最も高額ですが、フェンスよりも塀の方が高級感のある外構に仕上がります。
塀を建てる理由が「隣家からの視界を遮りたい」「通路として敷地に入ってきてほしくない」といった場合でも、「ガーデニングを始めたいのでプランターをかけられる人口木の柵を建てます」「ペットを飼う計画があり脱走防止として塀を造りたい」「自電車置き場を造るので、お隣に倒れないよう塀を建てたい」など当たり障りない内容にするのがよいでしょう。
プライバシーや安全を守る「境界」が元でトラブルが発生しないよう、細心の注意を払いましょう!
>>思いがけないトラブルも……新築一戸建ての「隣地との境界トラブル事例」
>>土地購入で気をつけたい!土地の境界線トラブル防ぐには?
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こんなお悩みをお持ちの方に、隣の家との境界に建てる塀やフェンスについて知っておきたい基礎知識をわかりやすく紹介します!
境界の仕切り、共有・単独所有どちらにする?
広い土地を分割して販売、または分譲戸建てとして販売する場合、販売主である不動産会社が土地登記を分割し、その境界には境界杭/境界標が設置されます(古い中古戸建の取引では境界杭・境界標が設置されていない、または容易に見つからないことがあります)。販売主によっては隣家との境界がはっきりわかるよう、ブロックの基礎にフェンスを取り付けたシンプルな境界を設けています。しかし、最近はオープン外構スタイルも人気なので、駐車スペース含め仕切りがないケースも珍しくありません。
境界杭・境界標が設けられていない場合、登記上の境界と実際の境界をしっかり合わせるため、土地家屋調査士に「境界確定」を依頼するところからスタートしましょう。境界線状の造作物は「共同所有」「単独所有」のどちらかが選べます。
「共同所有」の場合は境界に等分にまたがるよう設置し、費用は隣人と折半することになります。地震や老朽化で造作物が壊れた、建て替えのタイミングで改修したいときは、隣人と費用について話し合いをしないといけないので、トラブルになることも。
そういったことから不動産会社が主導して設置するケースを除いて、トラブル回避のため自宅敷地内に自分の好きな仕切りを建てる「単独所有」が好まれる傾向にあります。「デザインにこだわりたい」「塀を利用してプランターをかけたい」場合は、単独所有がオススメです。
境界や仕切りの種類
境界フェンスや塀には、その目的に応じてさまざまな種類があります。目的に合わせたオススメフェンスの種類を紹介します。メッシュフェンス
駐車場の囲いなどでも使われるシンプルな金網スタイルの「スチールメッシュフェンス」。多々ある仕切りのなかでも安価で、施工も短時間でできるのが利点です。
風や光を遮らないので隣の家との仕切りとして使われることが多く、どんなデザインの家でも馴染みます。「隣家との境界線をはっきりさせたい」「子どもやペットがお互いの敷地に出入りしてしまうことを防ぎたい」といった場合にピッタリです。
アルミ形材フェンス
「クローズ外構にして、家の門扉やカーポート周辺を囲いたいが、できるだけ予算をおさえたい」という方にオススメなのがアルミ形材フェンス。耐久性があり、デザイン・色・高さなどバリエーションが豊富。汚れは水洗いするだけなのでお手入れがラクです。軽いので施工しやすく、低いブロックで対応できます。
人工木・樹脂製フェンス
家に合わせて塀も洋風なデザインにしたい、ガーデニングが好きで植栽や花のプランターと雰囲気を合わせたいという方は、木製に見える樹脂製フェンスはどうでしょう。和風の竹垣や板塀を模したデザインもあります。DIYも可能です。
スクリーンフェンス・高尺フェンス
台風など強風時にフェンスの倒壊を防ぐため、日本建築学会規準では「連続したフェンスの高さは1.2m以下」となっています。また、建築基準法施行令第62条の8では「ブロック塀とフェンスを合わせた高さは2.2mまで」と定められています。
なるべく高くして、外部からの目隠し効果を狙いたい場合、地面に支柱を埋め込んで強度を高める「スクリーンフェンス」や「高尺フェンス」を選ぶといいでしょう。ほどよい目隠し効果と、音が響くのを軽減する効果があります。
タイルやレンガ、化粧ブロックにコンクリートなどの塀
「防犯性と安全性を高めたい」「外部からの視界を完全に遮りたい」という場合、タイルやレンガ、コンクリート打ち放しなどの重量のある塀にするといいでしょう。費用は最も高額ですが、フェンスよりも塀の方が高級感のある外構に仕上がります。
境界フェンスを建てる時の注意点
境界のフェンスや塀を建てる際、単独所有にして自宅敷地内に収めるのが一般的な形になってきました。とはいえ、まったく事前の情報共有をせずに工事を進めることはオススメできません。友好的な隣人関係を継続するために「工事日のお知らせ」や工事で迷惑をかけるのでお詫びをし、なぜ・どのような境界にするのかを事前に連絡しましょう。塀を建てる理由が「隣家からの視界を遮りたい」「通路として敷地に入ってきてほしくない」といった場合でも、「ガーデニングを始めたいのでプランターをかけられる人口木の柵を建てます」「ペットを飼う計画があり脱走防止として塀を造りたい」「自電車置き場を造るので、お隣に倒れないよう塀を建てたい」など当たり障りない内容にするのがよいでしょう。
プライバシーや安全を守る「境界」が元でトラブルが発生しないよう、細心の注意を払いましょう!
>>思いがけないトラブルも……新築一戸建ての「隣地との境界トラブル事例」
>>土地購入で気をつけたい!土地の境界線トラブル防ぐには?
>>土地家屋調査士って何をしてくれるの?どんな時助けてもらえる?
初めての家づくり。どんなアイデアがある?
家づくりは、初めてのことが盛りだくさん。家事がラクになる間取りにしたい! 収納スペースはどれくらいあればいいの? など、お悩みもたくさん出てきてしまいますよね。そんな家づくり初心者の方にピッタリなのが、今だけ無料プレゼントしているアイダ設計の家づくりのアイデアやヒントがいっぱい詰まったカタログ『プランスタイルブック』。
無料ダウンロードができ、間取り図と写真・解説が付いているので、さらに理想の住まいがイメージしやすくなるはず!申し込みは記事下のフォームから。
メールアドレスの登録だけで、カンタンにカタログのダウンロードができます。完全自由設計の注文住宅をローコストで実現するアイダ設計なら、こうしたアイデアの提案が得意。経験豊富な設計士が一から図面を起こすので、さまざま工夫が敷地の面積や形にあった形で実現できます。
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