家づくりはまずライフプランを立てるところから!【WEBデザイナー小林、注文住宅を買う。第1回】
――これは、妻子持ちのサラリーマン クリエイターが紆余曲折のすえに 夢のマイホームを建てるまでの物語である。
こんにちは、初めまして。東京のWEB制作会社でデザイナーをしている、小林徹といいます。
32歳です。大学時代から付き合っていた同級生の妻・ヨシ子と5年前(27歳の時)に結婚し、今はわんぱくな3歳の息子(太郎)が一人います。
籍を入れてからは、練馬区某所、2DKの賃貸マンション(月12万円)に住んでいるのですが、職場まで“ドア to ドア”で片道1時間半くらいかかっています。
そういえば最近、新型コロナウイルスの影響もあって、在宅勤務が増えました。世の中的にはもちろん大変な状況ですけど、妻や子どもとの時間が増えるし、打ち合わせはほとんどオンラインで済むし、なにより通勤時間がかからなくなる。
ネガティブなことばかりではないぞ! と思っていたんです。
妻がパートに出ている平日は、息子の面倒を見ながら、メールを返したり、デザイン作業をしたり、オンラインで打ち合わせをしたりしなければならないので、全然集中できない……。
なにせ、息子、わんぱくですから。妻が家にいるときはカフェに行って仕事をしようと、何日か出かけてみたところ、見る見るお小遣いが減っていきます。
「自分だけの書斎があればなあ」「子ども部屋もいずれは作ってあげたいよな」「妻も広いリビングでくつろぎたいって言ってたな」と、マイホームのことばかり考えるようになってしまいました。
“夢のマイホーム”を夢のまま終わらせていいのか。子どもや僕たち夫婦の将来を考えたら、「住まい」を改めて選択する必要があるのではないか。
なにより、頼りがいのある夫、そしてカッコいい父ちゃんになりたい!
そんなこんなで、今まで曖昧にしてきた「住まい」に、しっかりと向き合おう! と決意したというわけです。
そこで、まず僕が頼ったのは同じ会社の先輩であり、才色兼備の営業ウーマン鈴木さん。鈴木さんは旦那さんと共働きで5年前に都内に一軒家を購入。
その際に、住宅について徹底的に調べまくったということを聞いていたので、出社日にランチに誘い「実はマイホーム購入を検討しているんですよ」と相談してみることにしました。
鈴木「小林くん、マイホームを購入することは素晴らしいと思うけれど、その前に“ライフプラン”は立てたのかな? 」
小林「ら、ライフプラン……? 」
鈴木「そう。住宅は大きな買い物だよね。住宅資金は、教育資金、老後資金と合わせて“人生の三大支出”とも言われているの。資金繰りを誤ると家を建てたあとに家計が大変なことに、なんてことにもなりかねないのよ」
小林「たしかに……」
鈴木「マイホームはゴールじゃなくて、家族の新しい生活のスタート。もし購入するなら何十年もローンを払いながら、子どもを育てたり、車を買ったり、時には家族旅行を楽しんだり。家族みんなで楽しく暮らしていくためには、将来を見通した資金計画を立てることが大切なの。
私が昔使っていたライフプラン表をあげるから、年代別に家族の年齢や今後のイベント、必要な資金なんかを、奥さんと話し合いながら書き込んでみて! マイホームの話はそれから! 」
「なんて頼りになる先輩なんだろう」。僕は帰路につき、早速妻とライフプランを立てることにしました。
実際、妻とわが家のライフプランを話し合ってみると、資金に関してこれまでぼんやりとしていたことが明確になっていきます。
改めて毎年の貯蓄額の目標を決めて、息子の教育費についても具体的に書き出しました。もう一人子どもが出来たときのことも考えてみたり、年に1度は家族旅行に行きたいね、なんて支出を計算してみたり。
“なんとなく”になっていたお金のことを、紙に書き出していくだけでちょっとスッキリしました。それに、漠然と抱えていた将来に対する不安も少し解消された気がします。
WEBデザイナーの小林さん、「マイホームを手に入れたい!」と気持ちばかりが焦っていたようですが、まずは、家計のお金の流れを把握することが、大切なことに気づいたようです。ぜひあなたも、今度の家族会議でライフプランを作ってお金の流れを“見える化”してみてはいかがでしょうか。
次回、「新築物件? 賃貸?」「注文住宅? 建売り?」。理想の住まいを手にいれるために、ベストな選択はどれなのかを考えます。
ライフプランを作成するには、まず現在の家計と資産を把握することが大切です。
その上で将来のライフイベントとそれにかかる費用を書き出していくことで、将来にわたる資金計画を立てることができます。
なかなか1人ではできない!というときは、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するという手もあります。
FPの方に相談しながらライフプラン/キャッシュフロー表作成を体験してみた記事もありますので、参考にしてみてください。
人生の予定表「ライフプラン」を作ろう!~家を建てたくなる?! ゼロから教えて!住宅ローン 〜初心者必見!ベテランFPに聞く住宅ローンの基礎知識〜 Vol.1
キャッシュフロー表を作ろう!~家を建てたくなる?! ゼロから教えて!住宅ローン 〜初心者必見!ベテランFPに聞く住宅ローンの基礎知識〜 Vol.2
まずは自分でやってみたい! という方は、インターネット上にある書式やフォーマットを活用してみましょう。たとえば、日本FP協会のサイトには、ライフイベント表やキャッシュフロー表などのフォーマットをダウンロードすることができます。また、インターネット上で簡単にシミュレーションができるツールもありますので、作成を試してみたいという場合にはこちらがオススメ。
便利ツールで家計をチェック 日本FP協会
https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/
自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション 一般社団法人 全国銀行協会
https://www.zenginkyo.or.jp/special/lps/
ぜひしっかりと計画を立てて、家づくりを進めていきましょう。
自由設計による、注文住宅づくりが得意なハウスメーカーなら、キッチンから洗面所まで家事ラクを意識したこだわりの間取りを実現。もちろん、外壁もお客様の納得のいくものをご用意いたします。
たとえば、全国に展開するハウスメーカー・アイダ設計が提案するのが、家事をスムーズにする回遊動線。キッチンからパントリー、洗面所、バスルームへ一直線の動線に、回遊性もプラス!
ウォークスルーパントリーにキッチン側からも、洗面所側からも入れるために、活用方法がぐっと広がります。
いま、こうしたアイデアがもりだくさんのカタログ『プランスタイルブック』をプレゼント中!!
家づくりを考えている方には、ぜひ手にとっていただきたいカタログになっています。
申し込みはこちら、もしくは記事下のフォームから。メールアドレスの登録だけで、カンタンにカタログのダウンロードができます。
完全自由設計の注文住宅をローコストで実現するアイダ設計なら、こうしたアイデアの提案が得意。経験豊富な設計士が一から図面を起こすので、さまざま工夫が敷地の面積や形にあった形で実現できます。
お問い合わせやご相談は無料。ぜひお気軽にこちらのフォームからご相談ください。
こんにちは、初めまして。東京のWEB制作会社でデザイナーをしている、小林徹といいます。
32歳です。大学時代から付き合っていた同級生の妻・ヨシ子と5年前(27歳の時)に結婚し、今はわんぱくな3歳の息子(太郎)が一人います。
籍を入れてからは、練馬区某所、2DKの賃貸マンション(月12万円)に住んでいるのですが、職場まで“ドア to ドア”で片道1時間半くらいかかっています。
そういえば最近、新型コロナウイルスの影響もあって、在宅勤務が増えました。世の中的にはもちろん大変な状況ですけど、妻や子どもとの時間が増えるし、打ち合わせはほとんどオンラインで済むし、なにより通勤時間がかからなくなる。
ネガティブなことばかりではないぞ! と思っていたんです。
在宅勤務で感じた不便。マイホームを買うなら今?
……が、いざ在宅勤務がスタートするともう大変。妻がパートに出ている平日は、息子の面倒を見ながら、メールを返したり、デザイン作業をしたり、オンラインで打ち合わせをしたりしなければならないので、全然集中できない……。
なにせ、息子、わんぱくですから。妻が家にいるときはカフェに行って仕事をしようと、何日か出かけてみたところ、見る見るお小遣いが減っていきます。
「自分だけの書斎があればなあ」「子ども部屋もいずれは作ってあげたいよな」「妻も広いリビングでくつろぎたいって言ってたな」と、マイホームのことばかり考えるようになってしまいました。
“夢のマイホーム”を夢のまま終わらせていいのか。子どもや僕たち夫婦の将来を考えたら、「住まい」を改めて選択する必要があるのではないか。
なにより、頼りがいのある夫、そしてカッコいい父ちゃんになりたい!
そんなこんなで、今まで曖昧にしてきた「住まい」に、しっかりと向き合おう! と決意したというわけです。
家を建てよう! と決めたものの何から始めればいい?
しかしお恥ずかしながら、住まいに関する知識はゼロ。そこで、まず僕が頼ったのは同じ会社の先輩であり、才色兼備の営業ウーマン鈴木さん。鈴木さんは旦那さんと共働きで5年前に都内に一軒家を購入。
その際に、住宅について徹底的に調べまくったということを聞いていたので、出社日にランチに誘い「実はマイホーム購入を検討しているんですよ」と相談してみることにしました。
鈴木「小林くん、マイホームを購入することは素晴らしいと思うけれど、その前に“ライフプラン”は立てたのかな? 」
小林「ら、ライフプラン……? 」
鈴木「そう。住宅は大きな買い物だよね。住宅資金は、教育資金、老後資金と合わせて“人生の三大支出”とも言われているの。資金繰りを誤ると家を建てたあとに家計が大変なことに、なんてことにもなりかねないのよ」
小林「たしかに……」
鈴木「マイホームはゴールじゃなくて、家族の新しい生活のスタート。もし購入するなら何十年もローンを払いながら、子どもを育てたり、車を買ったり、時には家族旅行を楽しんだり。家族みんなで楽しく暮らしていくためには、将来を見通した資金計画を立てることが大切なの。
私が昔使っていたライフプラン表をあげるから、年代別に家族の年齢や今後のイベント、必要な資金なんかを、奥さんと話し合いながら書き込んでみて! マイホームの話はそれから! 」
「なんて頼りになる先輩なんだろう」。僕は帰路につき、早速妻とライフプランを立てることにしました。
実際、妻とわが家のライフプランを話し合ってみると、資金に関してこれまでぼんやりとしていたことが明確になっていきます。
改めて毎年の貯蓄額の目標を決めて、息子の教育費についても具体的に書き出しました。もう一人子どもが出来たときのことも考えてみたり、年に1度は家族旅行に行きたいね、なんて支出を計算してみたり。
“なんとなく”になっていたお金のことを、紙に書き出していくだけでちょっとスッキリしました。それに、漠然と抱えていた将来に対する不安も少し解消された気がします。
家づくりのスタートは、焦らないことが吉
WEBデザイナーの小林さん、「マイホームを手に入れたい!」と気持ちばかりが焦っていたようですが、まずは、家計のお金の流れを把握することが、大切なことに気づいたようです。ぜひあなたも、今度の家族会議でライフプランを作ってお金の流れを“見える化”してみてはいかがでしょうか。
次回、「新築物件? 賃貸?」「注文住宅? 建売り?」。理想の住まいを手にいれるために、ベストな選択はどれなのかを考えます。
ライフプランを作成する方法は?
ライフプランを作成するには、まず現在の家計と資産を把握することが大切です。
その上で将来のライフイベントとそれにかかる費用を書き出していくことで、将来にわたる資金計画を立てることができます。
なかなか1人ではできない!というときは、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するという手もあります。
FPの方に相談しながらライフプラン/キャッシュフロー表作成を体験してみた記事もありますので、参考にしてみてください。
人生の予定表「ライフプラン」を作ろう!~家を建てたくなる?! ゼロから教えて!住宅ローン 〜初心者必見!ベテランFPに聞く住宅ローンの基礎知識〜 Vol.1
キャッシュフロー表を作ろう!~家を建てたくなる?! ゼロから教えて!住宅ローン 〜初心者必見!ベテランFPに聞く住宅ローンの基礎知識〜 Vol.2
まずは自分でやってみたい! という方は、インターネット上にある書式やフォーマットを活用してみましょう。たとえば、日本FP協会のサイトには、ライフイベント表やキャッシュフロー表などのフォーマットをダウンロードすることができます。また、インターネット上で簡単にシミュレーションができるツールもありますので、作成を試してみたいという場合にはこちらがオススメ。
便利ツールで家計をチェック 日本FP協会
https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/
自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション 一般社団法人 全国銀行協会
https://www.zenginkyo.or.jp/special/lps/
ぜひしっかりと計画を立てて、家づくりを進めていきましょう。
ライフプランが固まったら……わが家の理想を考えよう!
自由設計による、注文住宅づくりが得意なハウスメーカーなら、キッチンから洗面所まで家事ラクを意識したこだわりの間取りを実現。もちろん、外壁もお客様の納得のいくものをご用意いたします。
たとえば、全国に展開するハウスメーカー・アイダ設計が提案するのが、家事をスムーズにする回遊動線。キッチンからパントリー、洗面所、バスルームへ一直線の動線に、回遊性もプラス!
ウォークスルーパントリーにキッチン側からも、洗面所側からも入れるために、活用方法がぐっと広がります。
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いま、こうしたアイデアがもりだくさんのカタログ『プランスタイルブック』をプレゼント中!!
家づくりを考えている方には、ぜひ手にとっていただきたいカタログになっています。
申し込みはこちら、もしくは記事下のフォームから。メールアドレスの登録だけで、カンタンにカタログのダウンロードができます。
完全自由設計の注文住宅をローコストで実現するアイダ設計なら、こうしたアイデアの提案が得意。経験豊富な設計士が一から図面を起こすので、さまざま工夫が敷地の面積や形にあった形で実現できます。
お問い合わせやご相談は無料。ぜひお気軽にこちらのフォームからご相談ください。