心置きなく猫がくつろげるテレビボード~DIYで進化する“無重力猫ミルコ”のお家

2019.11.25
家は住む人と共に成長するもの。我が家は家を建てた時、夫と私のふたり暮らしでした。

あれから10年以上の時を重ね猫5匹増員。今では猫中心の生活ですが、実は新築当時、猫と暮らすことを全く想像していませんでした。建てる前から猫との生活を考えていたら今とは随分異なる家になっていたかもしれません。今は自分たちの手で少しずつ猫仕様に進化させていくのが楽しみにもなっています。

今回ご紹介させていただくテレビボードもその中の一つです。

新しいテレビボードが欲しいと思ったとき、それまでキャットウォークなどをDIYで手がけていた我が家ではテレビボードも購入ではなくDIYを選択しました。


テレビボードを設置する壁は端から端まで3m40cm。我が家で一番大きなこの白壁ですが、ここに彩りを加えられればと、これを機に壁紙にも挑戦しました!


>>>これまでの『DIYで進化する“無重力猫ミルコ”のお家』連載記事はこちらから


まずは、テレビボードにマッチする壁紙選びから!

初めての壁紙貼り。何度も壁紙専門店へ足を運びました。
目の前に大量にあるカタログ。店員の方は「どれでも見てくださいね」と優しく声をかけてくれますが、正直どこから探せば良いかわからない……。これから壁紙選びを始める方へのアドバイスです。

好みを伝える方法の一つとして、事前にネットで調べた好きな部屋の写真を店員さんに見せると自分の好みが伝わりやすいかと思います。


国産壁紙と輸入壁紙の違い

壁紙は大きく「国産壁紙」と「輸入壁紙」に分かれます。

国産の壁紙はあまり個性を出さない無地の白色が多いようですが、輸入壁紙はデザイン性を重視し様々な色柄があります。他にも国産と輸入壁紙には以下のような違いがあります。

1. 幅が違います。


国産は約90cm幅が多いのに対し、輸入壁紙は幅が50~60cm程度が多く、国産より狭く女性でも扱いやすいのが特徴です。欧米では自分たちで壁紙を張り替える方が多いため、DIYしやすく、大人の肩幅に合わせて作られているそうです。

2. 裏地が違います。


国産の裏地は「紙」ですが、輸入壁紙は「紙」と「不織布(フリース)」があります。「不織布(フリース)」であれば「貼ってはかせる」粉糊で仕上げることができるため、剥がした時でも裏紙が壁に残らず現状復帰が可能。賃貸の方にはおすすめです。


また壁紙は面積によって印象は大きく変わります。カタログの壁紙サンプルだけでなく、その壁紙を貼っている部屋全体の写真があれば確認することも忘れないでください。

ワンポイントなら良くても、壁全体に貼ると想像していた印象と大きく変わってしまう可能性もあります。家に愛情を持ちながら家族の意見も聞きながら選ぶことが大切です。ちなみに我が家に貼った壁紙はベルギーのブランド“フックドオンウォールズ”のブルー木目タイルです。


猫たちの爪でも傷が付きにくいテレビボード

壁紙を貼った後はいよいよテレビボードの製作に取りかかりました。

最も工夫した点は、猫たちの爪によって天板が傷つかないよう車の塗装仕上げなどに使われる「クリア塗装」で仕上げたことです。このクリア塗装は艶出し効果だけでなく保護効果も得られます。

実はこの塗装。塗料メーカーの方にオリジナル調合していただきました。せっかく作ったテレビボード、猫たちにテレビボードの上で寛いで欲しいけれど、猫たちの爪で板に傷がつくのは防ぎたい。
何か良い仕上げは無いかと悩んでいた時、プロの方の知恵をお借りすべく、近所の塗装店へ足を運び、相談に乗っていただいたのです。そして傷がつきにくいクリア塗装をご提案いただきました。DIY初心者の場合、プロの方の知恵を借りる。それが成功のポイントの一つだと思います。


また見た目をスッキリさせるため、配線が隠れるように配線が通る位置に合わせて穴を開け隠れるようにしました。引き出しは固定で作り込むのではなく、好みの箱を入れるようにしアクセントを持たせます。
完成したテレビボードの上で猫たちは自由にくつろいだり走ったりしているようで、猫もこのテレビボードを彩ってくれています。


【おまけ】キャットステップで猫渋滞!

最後に、我が家にできた新しい猫たちの遊び場をご紹介します。



台湾発のオリジナル猫用グッズブランド「MYZOO(https://www.myzoo.jp)」のキャットステップです。

家で暮らす猫たちが毎日ワクワクできる場を作ってあげること。それが人も猫も幸せになる家づくりに大切なことだと思います。


ちさ
著書『無重力猫、とびっきりミルコ!』(徳間書店)『無重力猫、ミルコ!!!』(宝島社)
SNS(ツイッター@ccchisa76、インスタグラム@ccchisa76)で猫たちの写真を中心に投稿している。
夫婦と猫の2人+5匹の家族。