5月は「夏花壇」の準備の季節!夏ガーデニングを楽しもう
カラッと気持ちよく晴れた日が続く5月。
冬の間もまめにお世話してあげた花壇をお持ちの方は、「まだまだキレイに花をつけてくれるけど、いつになったら枯れるのかしら……?」と花壇の植え替えタイミングに悩んでしまうこともありますよね。
一方、「正直、夏は虫や日焼けも嫌だし、ガーデニング熱は冷めちゃうのよね……」という方、「毎日水やりをしないと枯れちゃうし、日の高くないうちに水やりするのも大変だし……」と躊躇されている方もいらっしゃいます。
そんな「気軽にガーデニングを楽しみたい!」という皆さんに送る「夏花壇の準備」について、梅雨に入る5月にしておきたいこと、夏花壇に植える「ガーデニング初心者向けの花」についてご紹介します!
【暖かくなってきたら……“ガーデニング”記事はこちら】
季節ごとに「花壇をガラッと植え替える」のではなく、日々のお手入れのなかで少しずつ季節に合わせた草花を入れ替えたり、多年草と組み合わせたりするテクニックを駆使して「いつ見ても花が咲き誇っている花壇」を目指すのも楽しみではありますが、やはりガーデニングの知識や経験がそれなりに必要となります。
しっかり土に栄養を入れられたり、枯れてきたり植物の形が悪くなってきたら思い切ってキレイに入れ替えられるのも「季節の花壇」のチャレンジしやすいポイントです。
「新築一戸建てに花壇を作ってもらった時に、エクステリア業者さんがサービスで花を入れてくれたけれど、結局面倒くさくなって空きっぱなしになって……」なんて「単なる土のスペース」になっていませんか?
「何も植えなければ土のまま」なんてことはありません。雑草が生えてきてしまいます。もともと花壇用に入れた土なら、あっという間に雑草が生い茂って手が付けられないことに……。そのままにしておくと、特に夏場の雑草は背丈が伸びるのが早いですし、雑草があれば当然虫も寄ってきます。
せっかくの一戸建てのエクステリアが雑草に覆われている……なんて悲しいですよね。
まずはイチから花壇をキレイにしましょう!
春までの草花を整理します。球根は陰干ししてから保管しておけば、また次の冬花壇で植え付けることができます。
土も整えましょう。消石灰と腐葉土、化成肥料をすき込んで耕します。土が減っていたら、花用の土を補充することも忘れずに。土の表面だけでなく、30cmほどの深さまで掘り返すイメージで、耕した後に踏み固めないように注意してください。
夏は生育が良いので、種から育てて植え付けるのも比較的成功しやすいのですが、やはり簡単なのはポットからの植え込みです。
本州であれば、5月前後から夏花壇向けのポットが園芸店などで出回ります。夏花壇にオススメの草花をご紹介します!
メキシコ原産の一年草であるジニア。
キク科で「お花」というイメージそのままの花姿の品種から花びらの多い大輪になるものまで、さまざまな品種が出回りますが、暑さに強く、次々に花をつける育てやすいものがほとんどです。
逆に、日光を好むので、一日中日陰になる場所に植えるのは避けましょう。
花色も豊富で、白、赤、ピンク、オレンジ、黄色、グラデーションがあるものなど好みに応じて選ぶことができますよ!
花壇の場合、毎日水やりをする必要がないのもうれしいポイントです。完全に乾燥しないようにだけ気を付けてくださいね!
熱帯~亜熱帯原産の一年草のビンカ。日本名である「ニチニチソウ(日々草)」の方が馴染みがあるかもしれません。
高温と日当たりを好み、乾燥に強い丈夫な草花なので、公園などでもよく見かけるのではないでしょうか。
「日々草」というだけあって、花は短命ですが、花がらつみをこまめにしなくても次々に新しい花がつきます。
植え付けるときには、あまり他の植物やビンカ同士が重なり合わないように、適度に間隔を開けて風通しよくしてあげましょう。水はけの悪い土壌では毎日水やりをしてしまうと逆に枯らしてしまいます。基本は「雨」で十分です!
熱帯~亜熱帯原産の一年草で、ガーデニングを知らない方でも「ベゴニア」という名前は知っている、というほどメジャーなお花です。
どこの園芸店でも、スーパーの一角にあるような小さなお花屋さんでもポットの取り扱いがあるようなお花ではありますが、その改良された品種は2000種類ともいわれています。
品種によっては草丈が60cm以上に育つもの、大輪になるものなど様々なタイプがあります。園芸店のスタッフさんに、植え付ける花壇の場所や広さなどを写真に撮って、オススメの品種を選んでもらうのもよいですね。
今回オススメしている草花は、本州を中心に幅広く向く品種ではありますが、北から南まで、日本の気候に大きな違いがあります。
ご近所のお庭や公園に咲く草花をチェックしておきましょう。同じエリアでキレイに咲く花からトライしてみるのもオススメですよ!
冬の間もまめにお世話してあげた花壇をお持ちの方は、「まだまだキレイに花をつけてくれるけど、いつになったら枯れるのかしら……?」と花壇の植え替えタイミングに悩んでしまうこともありますよね。
一方、「正直、夏は虫や日焼けも嫌だし、ガーデニング熱は冷めちゃうのよね……」という方、「毎日水やりをしないと枯れちゃうし、日の高くないうちに水やりするのも大変だし……」と躊躇されている方もいらっしゃいます。
そんな「気軽にガーデニングを楽しみたい!」という皆さんに送る「夏花壇の準備」について、梅雨に入る5月にしておきたいこと、夏花壇に植える「ガーデニング初心者向けの花」についてご紹介します!
【暖かくなってきたら……“ガーデニング”記事はこちら】
「夏花壇」とは?
花壇は、季節に合わせて開花する草花を組み合わせて楽しむものです。「夏花壇」とは、一般的に初夏~秋にかけて花を咲かせる草花で構成する花壇を指します。季節ごとに「花壇をガラッと植え替える」のではなく、日々のお手入れのなかで少しずつ季節に合わせた草花を入れ替えたり、多年草と組み合わせたりするテクニックを駆使して「いつ見ても花が咲き誇っている花壇」を目指すのも楽しみではありますが、やはりガーデニングの知識や経験がそれなりに必要となります。
しっかり土に栄養を入れられたり、枯れてきたり植物の形が悪くなってきたら思い切ってキレイに入れ替えられるのも「季節の花壇」のチャレンジしやすいポイントです。
雑草に覆われている花壇もこの機会に手入れを
「新築一戸建てに花壇を作ってもらった時に、エクステリア業者さんがサービスで花を入れてくれたけれど、結局面倒くさくなって空きっぱなしになって……」なんて「単なる土のスペース」になっていませんか?
「何も植えなければ土のまま」なんてことはありません。雑草が生えてきてしまいます。もともと花壇用に入れた土なら、あっという間に雑草が生い茂って手が付けられないことに……。そのままにしておくと、特に夏場の雑草は背丈が伸びるのが早いですし、雑草があれば当然虫も寄ってきます。
せっかくの一戸建てのエクステリアが雑草に覆われている……なんて悲しいですよね。
梅雨に入る前に準備しておくこと
まずはイチから花壇をキレイにしましょう!
春までの草花を整理します。球根は陰干ししてから保管しておけば、また次の冬花壇で植え付けることができます。
土も整えましょう。消石灰と腐葉土、化成肥料をすき込んで耕します。土が減っていたら、花用の土を補充することも忘れずに。土の表面だけでなく、30cmほどの深さまで掘り返すイメージで、耕した後に踏み固めないように注意してください。
夏は生育が良いので、種から育てて植え付けるのも比較的成功しやすいのですが、やはり簡単なのはポットからの植え込みです。
本州であれば、5月前後から夏花壇向けのポットが園芸店などで出回ります。夏花壇にオススメの草花をご紹介します!
5月から11月まで長く咲く「ジニア(百日草)」
メキシコ原産の一年草であるジニア。
キク科で「お花」というイメージそのままの花姿の品種から花びらの多い大輪になるものまで、さまざまな品種が出回りますが、暑さに強く、次々に花をつける育てやすいものがほとんどです。
逆に、日光を好むので、一日中日陰になる場所に植えるのは避けましょう。
花色も豊富で、白、赤、ピンク、オレンジ、黄色、グラデーションがあるものなど好みに応じて選ぶことができますよ!
花壇の場合、毎日水やりをする必要がないのもうれしいポイントです。完全に乾燥しないようにだけ気を付けてくださいね!
手をかけなくても次々に花がつく「ビンカ(ニチニチソウ)」
熱帯~亜熱帯原産の一年草のビンカ。日本名である「ニチニチソウ(日々草)」の方が馴染みがあるかもしれません。
高温と日当たりを好み、乾燥に強い丈夫な草花なので、公園などでもよく見かけるのではないでしょうか。
「日々草」というだけあって、花は短命ですが、花がらつみをこまめにしなくても次々に新しい花がつきます。
植え付けるときには、あまり他の植物やビンカ同士が重なり合わないように、適度に間隔を開けて風通しよくしてあげましょう。水はけの悪い土壌では毎日水やりをしてしまうと逆に枯らしてしまいます。基本は「雨」で十分です!
いろいろな形の花や葉が楽しめる「ベゴニア」
熱帯~亜熱帯原産の一年草で、ガーデニングを知らない方でも「ベゴニア」という名前は知っている、というほどメジャーなお花です。
どこの園芸店でも、スーパーの一角にあるような小さなお花屋さんでもポットの取り扱いがあるようなお花ではありますが、その改良された品種は2000種類ともいわれています。
品種によっては草丈が60cm以上に育つもの、大輪になるものなど様々なタイプがあります。園芸店のスタッフさんに、植え付ける花壇の場所や広さなどを写真に撮って、オススメの品種を選んでもらうのもよいですね。
今回オススメしている草花は、本州を中心に幅広く向く品種ではありますが、北から南まで、日本の気候に大きな違いがあります。
ご近所のお庭や公園に咲く草花をチェックしておきましょう。同じエリアでキレイに咲く花からトライしてみるのもオススメですよ!