寒い時期の油断は禁物! ガーデニングの大雪&強い寒さ対策の基本

2019.11.22
温暖な関東平野部でも、数年に一度は数センチの積雪があるのが日本の冬。普段はめったに降らない雪だけに、ガーデニングの寒さ&雪対策は特にしていない、という方が少なくありません。


大ダメージになってしまうかもしれない冬の寒さと雪から、おの植物や鉢植えを守るための基本の対策をご紹介します!


寒波&雪の予報が出たときは?

東京には、あまり雪が積もることはありませんが、植物に大きなダメージがあるのは「雪」そのものより、強い寒さや風、霜などです。そのため、積もらなかったとしても、雨が雪に変わるほど冷え込む日がある日は注意が必要です。

パンジーやビオラ、クリスマスローズと言った耐寒性の植物で、花壇など、地植えの植物なら数cm程度の積雪はそのまま数日間、雪解けを待つだけで問題ありません。

鉢植えは雪が直接積もらないように移動させる

雪が直接あたる場所から、軒下や縁の下などに移動します。鉢を二重にしたり、発泡スチロールの箱に入れると寒さから植物を守ることができます。多肉植物など、寒さに弱い鉢植えなら、夜の間は段ボールをかぶせる、玄関に入れるなどして冷たい風に当たらないようにするのもオススメです。
また、鉢植えの場合は、鉢の中の水分が凍ってしまうことがあります。冬場は夕方以降の水遣りは常に避けましょう。

冬のイメージがあるポインセチアやシクラメンは、寒いのが苦手な植物です。10℃以下になってしまうと枯れてしまうこともあるので、本格的な冬になる前に、早めに屋内に移動させてあげましょう。

大雪で樹に雪が積もりそうなら

コニファーのような、枝が細く雪が積もると樹形が乱れてしまうような植木や、落葉樹で枝が細いものなど、雪の重みで枝俺が心配な樹木で、場所が移動できないものがあれば、簡単な雪囲いをする方法という方法も。不織布をふわっとかぶせ、枝が広がらないように緩くひもで縛っておきましょう。

霜柱対策のマルチング


特に植物の根っこにダメージがあるのが霜柱です。気温が0℃以下で、地面のなかの温度が 0℃以上、土の含水量が30%以上の場合に発生しやすくなります。0℃以下の予報がでたときのために、霜柱対策を施しておきましょう。
土の表面を腐葉土やワラ、ウッドチップやビニールなどで覆うことをマルチングと言います。雑草や病害虫を防ぐために行なうマルチングですが、土を急激に温度変化させないという効果もあり、それが霜柱を防いでくれます。ウッドチップやバークといったマルチング素材は、ホームセンターや園芸店でいつでも手に入れることができます。


雪が降った後の植物のお世話の注意点

無理に気に積もった雪を落とさない

シンボルツリーなどの大きい樹木に雪が積もっていると、早く払おうと雪を落としたときに枝を折ってしまうことがあります。無理に枝をゆすったりせず、箒などで表面を払う程度にしましょう。折れてしまった場合、枝が避けたところをそのままにせず、剪定ばさみでキレイにカットして病害虫を防ぎましょう。

融雪剤には注意!

凍結防止剤としても流通している融雪剤。車を出すため、通路確保のためなど、一気に雪を溶かしたい・積もらないように準備したいときに便利ですが、ガーデニングを楽しんでいるお宅では要注意です。融雪剤の多くは、塩化カルシウムが使われています。つまり、「塩分」です。必要以上の塩分は、雪が解けた後も地面に残るため、植物に悪影響を及ぼすことがあります。

日が出たら、ビニールなどの覆いはすぐに外しましょう

雪が積もっていて、まだ寒いし……と、晴れて日がでたあともビニールカバーをかぶせたままにしておくと、温室効果で意外とビニール内部は高温になります。水分で蒸れてしまうこともあるので、雪除けのカバーをビニールでした場合は日が出る前に取り外しておきましょう。


雪を楽しむエクステリア


20cm以上の積雪があったときは、せっかくですから、積もった雪をエクステリアに使ってみませんか?

王道は雪だるま。エクステリアの雰囲気と合わせて、手には枝、頭には赤いバケツ、鼻には人参を事前に準備しておくのはどうでしょう。
もう少し気軽に楽しむなら雪ウサギ。黒いお盆に、ハランの葉を敷き、目には南天などの赤い実を使うとお正月らしい飾りになりますね。
小さいカマクラを作って夜にはろうそくやランタンを灯すのも、雰囲気があります。ほんの数日だけですが、エクステリアでなければできない楽しみ方ですよ。


さまざまな季節の移ろいを楽しむのがガーデニングの面白さ。雪景色もガーデニングの面白さのひとつとして楽しみましょう!