旅行中の水やりはどうする?留守中の植物のお世話について

大切に育てている植物たち。毎日お世話をしていると、いつしか我が子のような存在に……。
「育て始めてから、はじめて長期で家を空けることになったけれど、植物たちの留守中のお世話はどうしよう……?」とお悩みのみなさんに、留守中の植物の水やりの仕方についてご紹介します!
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2~3日の留守の場合
2~3日の留守であれば、ほとんどの植物は出発日の朝にたっぷり水やりをすれば水不足になることはありません。実は、夏以外の時期は、土に含まれる水分がすぐになくなってしまうことはありません。毎日必ず水やりをする必要がある植物のほうがむしろ少ないともいえます。
「毎日こまめに、鉢の底から水が出ない程度の量を少しずつ……」普段から、こんな水やりをしていませんか?
水やりは「土の表面が少し乾いてきたかな?」というタイミングで、鉢の底から水が出るようにたっぷりとするのが基本。
そのときは、葉や花に水がかからないように気をつけてください。水やりはたっぷりの水で土のなかの空気を鉢の外に押し出し、空気の通りをよくする効果もあります。
1週間前後の留守の場合
乾燥に強い植物でも、一週間に一度も水やりができなければさすがに萎れてしまいます。1.まずは土や植物から水が蒸散しにくいように環境を工夫してあげましょう。直射日光を避けられるように工夫します。

涼しいからといっても、一日中真っ暗な倉庫や車庫に入れておくのは日照不足という別の原因で枯れてしまいます。日陰程度の明るさはキープしてくださいね。
2.花がらや、萎れそうな葉などは、「もう少し楽しめるかな?」と思っても早めに摘んでおきましょう。
3.給水の便利グッズを利用してみましょう
数日~1週間程度の留守の間の水やり問題を解決してくれる便利グッズを使って給水しましょう。
オススメは「水やり当番」というロングセラー商品です。ひとつ300円前後とお手頃な価格で購入できます。DIYショップや、東急ハンズの園芸コーナーなどで扱っています。

「毛細管現象」を利用した仕組みで、細長い管を使って水を吸い上げ、素焼きの陶器でできた給水部分から少しずつ水を土のなかに染み出させる仕組みです。
「水やり当番」の使い方は簡単ですが、いくつかコツがあります。
- 開始前に、管とつながっているキャップと給水部分を外して、給水部分の管を両方を15分以上しっかり水につけて素焼き部分に水分を浸透させ、呼び水を入れてからキャップをしめること
- バケツやペットボトルに管を入れるときは、管が浮き上がってしまわないように気を付けること
- 鉢に入った土の高さと、バケツやペットボトルの水の高さの位置関係で給水量が変わります。たっぷりの水を好む植物なら土の高さよりも水の高さを高く、乾燥気味を好む植物なら低く調整すること
留守にする前までに、実験して設置に慣れておくとよいでしょう。
ちなみに、夏休みの宿題の朝顔を1週間この「水やり当番」Mサイズと、たためるバケツに約6リットルの水を入れてお任せしましたが、無事に乗り切ってくれました(1週間で半分ほど水が減っていました)。

鉢の底に鉢皿を敷き、そこに水をためておく、お風呂に水を張って鉢やプランターを漬ける、という給水方法もありますが、1週間その状態でいると逆に根腐れを起こす場合もあります。
特に、夏場に鉢皿に水をためておく場合、鉢皿に張った水が高温になりがち。植物にとってお湯は大敵です。
給水グッズで使う水も、温まらないように日陰に置くように気を付けてくださいね。
さらに長期間の場合
病気やケガでの入院、夏休みの間まるまる帰省する、1カ月間の長期出張、2カ月間家の建て替え、マンションの外壁工事でベランダの荷物の撤去をしなければならない……などなど。こんな「終わりが見えにくい長期間」は特に頭が痛いもの。
それでも、大切に育ててきた植物を枯らしたくない!という場合はやはりなにか手間をかけなければなりません。
庭樹や、外のプランターや花壇なら、自動散水機を検討しましょう。

外に水道が設置済みであれば、比較的安価に設置することも可能です。なんと、雨ふりを検知して雨の日は自動で散水をとめる機能までついているものも。タイマーで定時に散水できるので、日常のお世話もググッと楽になりますね。
お部屋のなかの観葉植物は、閉め切った室内では水の問題だけでなく、空気の流れが悪いこと、乾燥などの問題も出てきます。
友人や家族に預けるほかに、園芸のプロフェッショナルが大切な植物を鉢ごと預かり、土替えなどメンテナンスも請け負ってくれるサービスを検討してはいかがでしょうか。
水やりの問題だけでなく、植物によって、どんな要因に強いのか、また弱いのかは異なります。大切な植物の「特性」を確認することが、留守中の植物を守る第一歩。
もちろん、季節によっても環境が異なります。たとえば、日照や湿度は植物によって好みが大きく違うので、留守中の環境もできるだけ合わせてあげたほうがよいでしょう。
旅行だけでなく、普段から気を付けておくと植物が元気に育ちますよ!
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