犬と一緒に生活するならこんな家!~コーギー“ニナ”と暮らす家 vol.1
引用元:https://www.instagram.com/ninawanco/
はじめまして。
今回記事を書かせていただくことになりました cami です。
2016 年 10 月に家を建てました。人と犬が共に気持ちよく暮らせる家として設計したので、もしこれから私たちのように犬と暮らす方が家を建てる際の参考になればとてもうれしいです。
普段は夫・息子・犬のニナと暮らしている主婦です。インスタグラム(@ninawanco)では「犬と子どもと時々ごはん」をテーマに写真を投稿しています。
家を建てることが決まった時に思い浮かんだのは、人と犬が気持ちよく暮らせる空間にしたいということ。
私たちが以前住んでいたのは分譲マンション。購入時に間取りを変更しようと思えばできたのですが、当時は犬を飼う予定はあったものの、特に何もせずに住み始めました。
ですが、実際に犬と生活をしてみると、“こうだったらいいな”と思うことがたくさん出てきたので、家を建てる時には「犬と一緒に生活しやすいこと」も大事な要素の一つになりました。
実際に住んでみないとわからない事もあると思うので、事例の一つとして参考にしていただければうれしいです。
【こだわりのお家のつくり方とは……?】
一級建築士に聞く!「家族の自然体」がつまったお家づくり~こだわりのある家のつくり方<前編>
これからもお留守番の時はサークルに入れておきたいと思ったので、そのサークルになるスペースを階段下に作ることにしました。
新しい家では、階段下を犬専用のスペースにして、リビングがより広く使えるようになりました。犬は天井が低くて薄暗い方が落ち着くので、ちょうどいい場所だと思います。
さらに暑い夏を快適に過ごせるように床はひんやりできるタイル貼りに。壁はクロスではなくキッチンパネルを貼ってもらいました。これでお手入れもラクになります。
このスペースには、寝床になるハウス(クレート)とトイレ、給餌用の食器を置いています。
ハウスとトイレを置いても十分なスペースが取れるように、現場の大工さんにぎりぎりまで広げてもらうようお願いしました。
実際に住みはじめて、はじめこそハウスに入れると鳴いていましたが、今ではすっかり自分のおうちになっているみたいです。
また、犬のスペースをリビングの中心から少し離したことで、犬にとっても安らげる場所になっているようです。
ニナのスペースからなるべく近い場所に収納できるのが理想だったので、そのまま上の空間を収納スペースにしてもらいました。扉もつけてもらって、ごちゃごちゃした感じを隠せるようにしました。
階段下なので中は斜めになっていますが、それでも十分に収納できます。
収納しているのは、ドッグフードと歯磨きやブラシなどのお手入れグッズ、おやつ、服です。お散歩グッズは玄関収納に置いているので、それ以外のものをひとまとめにできました。
一番傷が付きやすいのは床です。面積も広いので、我が家ではこの部分は妥協しないことにしました。
人も気持ちよく過ごせて、劣化も味になるような床は何だろうと考えた結果、ウォールナットの無垢床を選択。
ウォールナットはダークな色味でムラがあるので、傷も目立ちません。また硬い材質なので傷が付きにくい。
そして人も気持ちよくという点で、床暖が使えることは外せなかったので、床暖OKのものにしました。
値段は予算オーバーになってしまいましたが、妥協せずに選択してよかったと思っています。
そこで階段の上り下りの負担を少しでも軽くするため、我が家の階段は通常より1段多くすることで1段あたりの高さが低くなっています。
実際に上り下りしてみて、大人がラクなのはもちろんですが、小さな子どもも上り下りがしやすくなりました。
引用元:https://www.instagram.com/ninawanco/
特にニナに関しては、以前から階段を上ることはできていたのですが、下りられませんでした。
しかし、この階段にしてから下りられるように。
とはいえ、足腰に負担がかかることなので、基本的にニナは2階に上がらないように、階段前にフェンスを置いています。
また芝生にすることで、犬の足も汚れにくいですし、走りやすいようです。
犬がいるので庭にいる時間も長くなるだろうと思い、我が家では目隠しフェンスを設置しました。目隠しがあることでガーデニングも人目が気にならなくなりました。
上り下りがしやすいようにローデッキもつけています。
素材は天然のハードウッドを使用しています。
夏の日差しでも熱くなりにくいので、ニナが気持ちよさそうに日向ぼっこしています。
それから、リビングから庭へスムーズに出入りできるように、ノンレールのサッシを選択しました。
お掃除もラクですし、ウッドデッキがリビングの続きのように見えるので広く感じます。
犬と人が気持ちよく暮らせることを考えて建てた家は、住んでみてとても居心地がよかったです。
これは、やはり以前住んでいた家で感じたことを設計に取り入れることができたからだと感じます。
これからも、互いが住みやすい家づくりを続けていきたいです。
はじめまして。
今回記事を書かせていただくことになりました cami です。
2016 年 10 月に家を建てました。人と犬が共に気持ちよく暮らせる家として設計したので、もしこれから私たちのように犬と暮らす方が家を建てる際の参考になればとてもうれしいです。
普段は夫・息子・犬のニナと暮らしている主婦です。インスタグラム(@ninawanco)では「犬と子どもと時々ごはん」をテーマに写真を投稿しています。
家を建てることが決まった時に思い浮かんだのは、人と犬が気持ちよく暮らせる空間にしたいということ。
私たちが以前住んでいたのは分譲マンション。購入時に間取りを変更しようと思えばできたのですが、当時は犬を飼う予定はあったものの、特に何もせずに住み始めました。
ですが、実際に犬と生活をしてみると、“こうだったらいいな”と思うことがたくさん出てきたので、家を建てる時には「犬と一緒に生活しやすいこと」も大事な要素の一つになりました。
実際に住んでみないとわからない事もあると思うので、事例の一つとして参考にしていただければうれしいです。
【こだわりのお家のつくり方とは……?】
一級建築士に聞く!「家族の自然体」がつまったお家づくり~こだわりのある家のつくり方<前編>
犬の居場所を作る
マンションに住んでいた時は、リビングの一番端がニナのスペースでした。わずか10畳ほどの空間に大きなサークルを置いていたので、今思えば部屋をすごく圧迫していたと思います。これからもお留守番の時はサークルに入れておきたいと思ったので、そのサークルになるスペースを階段下に作ることにしました。
新しい家では、階段下を犬専用のスペースにして、リビングがより広く使えるようになりました。犬は天井が低くて薄暗い方が落ち着くので、ちょうどいい場所だと思います。
さらに暑い夏を快適に過ごせるように床はひんやりできるタイル貼りに。壁はクロスではなくキッチンパネルを貼ってもらいました。これでお手入れもラクになります。
このスペースには、寝床になるハウス(クレート)とトイレ、給餌用の食器を置いています。
ハウスとトイレを置いても十分なスペースが取れるように、現場の大工さんにぎりぎりまで広げてもらうようお願いしました。
実際に住みはじめて、はじめこそハウスに入れると鳴いていましたが、今ではすっかり自分のおうちになっているみたいです。
また、犬のスペースをリビングの中心から少し離したことで、犬にとっても安らげる場所になっているようです。
犬用グッズの収納場所は
犬のスペースを確保できたら次は収納です。ニナのスペースからなるべく近い場所に収納できるのが理想だったので、そのまま上の空間を収納スペースにしてもらいました。扉もつけてもらって、ごちゃごちゃした感じを隠せるようにしました。
階段下なので中は斜めになっていますが、それでも十分に収納できます。
収納しているのは、ドッグフードと歯磨きやブラシなどのお手入れグッズ、おやつ、服です。お散歩グッズは玄関収納に置いているので、それ以外のものをひとまとめにできました。
傷がついても目立たない床
ペットを飼っているとどこかに傷が付くのは仕方がないことなので、傷がついてもいい、もしくは目立たないようにしようと思いました。一番傷が付きやすいのは床です。面積も広いので、我が家ではこの部分は妥協しないことにしました。
人も気持ちよく過ごせて、劣化も味になるような床は何だろうと考えた結果、ウォールナットの無垢床を選択。
ウォールナットはダークな色味でムラがあるので、傷も目立ちません。また硬い材質なので傷が付きにくい。
そして人も気持ちよくという点で、床暖が使えることは外せなかったので、床暖OKのものにしました。
値段は予算オーバーになってしまいましたが、妥協せずに選択してよかったと思っています。
人にもやさしい階段
人も犬も歳を取ります。そこで階段の上り下りの負担を少しでも軽くするため、我が家の階段は通常より1段多くすることで1段あたりの高さが低くなっています。
実際に上り下りしてみて、大人がラクなのはもちろんですが、小さな子どもも上り下りがしやすくなりました。
引用元:https://www.instagram.com/ninawanco/
特にニナに関しては、以前から階段を上ることはできていたのですが、下りられませんでした。
しかし、この階段にしてから下りられるように。
とはいえ、足腰に負担がかかることなので、基本的にニナは2階に上がらないように、階段前にフェンスを置いています。
ドッグランになる庭
我が家の庭は、ドッグランとしても使えるように、なるべく広くとること、フェンスと扉を設置して犬や子どもが敷地の外に出ていかないようにしました。また芝生にすることで、犬の足も汚れにくいですし、走りやすいようです。
犬がいるので庭にいる時間も長くなるだろうと思い、我が家では目隠しフェンスを設置しました。目隠しがあることでガーデニングも人目が気にならなくなりました。
日向ぼっこに最適?ウッドデッキ
暖かい季節には外で食事ができたらいいなと思い、ウッドデッキを広くしてテーブルや椅子を置けるようにしました。上り下りがしやすいようにローデッキもつけています。
素材は天然のハードウッドを使用しています。
夏の日差しでも熱くなりにくいので、ニナが気持ちよさそうに日向ぼっこしています。
それから、リビングから庭へスムーズに出入りできるように、ノンレールのサッシを選択しました。
お掃除もラクですし、ウッドデッキがリビングの続きのように見えるので広く感じます。
犬と人が気持ちよく暮らせることを考えて建てた家は、住んでみてとても居心地がよかったです。
これは、やはり以前住んでいた家で感じたことを設計に取り入れることができたからだと感じます。
これからも、互いが住みやすい家づくりを続けていきたいです。
cami
大阪府在住の主婦。著書「ともだちになろうよ」(幻冬舎)
インスタグラム(@ninawanco)で犬と子どもの日常を投稿している。
夫・息子・犬の 3 人+1 匹家族。