マッサージチェアはどこに置く？ 新築に引っ越すときに考えておきたい場所の候補

「一戸建てに引っ越したら買いたい！ 」そんな夢のアイテムのひとつに「マッサージチェア」をあげる方は多いのではないでしょうか。

コンパクトな部分マッサージアイテムも多数登場していますが、やっぱり憧れるのは全身を同時に癒してくれる「全身マッサージチェア」。

• どれくらいのスペースがあれば最大サイズのマッサージチェアが置けるの？
• 広さ意外にマッサージチェアを置くときに気をつけるべきことはある？
• マッサージチェアを戸建てに置くならどんな場所がいい？

こんな疑問を解決！ 夢のアイテムをゲットする前に、ぜひチェックしてくださいね♪

マッサージチェアを置くのに必要な広さは？

いわゆる「本体サイズ」のみをチェックしてもマッサージチェアを置くのに必要な広さを確認することはできません。

外箱や家電量販店に展示されている値札などで表示されているのは「背もたれを起こし、オットマンを収納状態にした状態」です。この大きさがギリギリ入る＝マッサージチェアを置ける場所ということにはなりません。マッサージチェアを設置する際に確認しておきたいのが、次の3つのサイズ。

• リクライニング時の本体最大サイズ
• 通路幅を確保したうえでの必要なサイズ
• 搬入時の出入口に必要なサイズ

たとえばマッサージチェアの大手メーカー「フジ医療器」では、通常の折り畳み時の本体寸法以外に


これらの寸法の商品一覧が、ホームページで見られるようになっています。

「少し狭い場所に設置したいから、できるだけコンパクトなマッサージチェアを探している」という場合、これらの寸法一覧から商品選びをするのがオススメです。

たとえば「フジ医療器」のマッサージチェアの場合、


と、全身マッサージが可能なタイプでも大きさにこれだけのバリエーションがあります（2023年2月時点）。

実際にどれくらいのスペースが必要か確認するには、メジャーで測るだけでなく、必要な大きさに切った新聞紙や段ボールなどを実際の場所に置いてみると、イメージがしやすくなるのでオススメですよ。

マッサージチェアを置くときの注意点

大きさ以外にも、マッサージチェアの置き場所を選ぶ上で注意したいのが「重量と微振動・音の問題」。

全身マッサージチェアの場合、最も重いタイプの重量は約100kg、軽量タイプでも30kgを超えます。移動がしやすいように、ローラーや取っ手は付いていますが、長い時間置きっぱなしにすることが多いマッサージチェアは床に跡がつく可能性も……。特に和室の畳などでは確実に跡が残ってしまいます。無垢材など傷がつきやすいフローリングなどにも、マットを敷くのがオススメです。

また、静音タイプのマッサージチェアでも、完全に無音というのは難しく、かすかな振動も発生します。2階リビングに設置した真下に寝室がある……といった配置の場合、就寝中で静かな時間になるとごくわずかな音が伝わって気になる、というケースもあるかもしれません。

マッサージチェアを多く使用する時間帯や、他の家族がどこで過ごすことが多いのかといったことをイメージしながら置き場所を検討しましょう！

マッサージチェアの置き場所候補

最後に、一戸建ての「マッサージチェア置場候補」をピックアップしました。それぞれのメリット・デメリットを考えながら「宝の持ち腐れ」にならない場所を選んでくださいね！

リビング

テレビを見ながらのんびりと。家事の合間にひと休み。ちょっとした隙間時間にも使いやすいのがリビング設置のメリットです。

一方デメリットはインテリアに調和させるのが難しい存在感の大きさ。高価格帯のマッサージチェアでは高さがあるタイプも多いため、テレビの近くに置くとマッサージチェアより後ろにあるダイニングからはテレビが見えない……ということもあります。

寝室

寝る前のルーティーンに取り入れやすく、使用しない日中の時間に邪魔にならないのが寝室です。

しかし、問題は寝室の広さ。マッサージチェアを1台、夫婦用のシングルベッドをそれぞれ1台ずつ置こうとすると、寝室の広さに10畳は欲しいところです。

リラックスルーム

からだのメンテナンスにしっかり取り組むためには、誰の視線も気にすることなく、ゆっくりと時間を過ごしたいもの。そんな方は、マッサージチェアをはじめ、ヨガスペースや家庭用美容マシン、大きな姿見などを置いて「リラックス」や「美容」のための専用部屋を作ることを検討してもよいかもしれません。

通路を兼ねる必要がなければ、4.5畳程度の小さな個室でも実現可能です。専用個室を作るのに、家族の理解が得られるかがポイントです。

サンルームや縁側

マッサージチェアにのる15～30分の間、できるだけリラックスできるよう、家の外に見える景色を眺めることができる場所に置くパターンです。

家のなかでも暑さ寒さの影響が大きい場所であること、通路や洗濯物干しなど他の役割とも兼ねたスペースなので、マッサージチェアが「荷物の一時保管場所」にされがちなのが欠点です。

高額なアイテムは設置場所を検討してから購入しよう！

高額で大きな家電である「マッサージチェア」。ある程度広いスペースがなければ購入することも、設置することもできないアイテムの一つです。

しかし、せっかくそれなりのお値段でゲットするならば、存分に使って癒されたいですよね。家族から不満などが出ることなく、使うことができるように置き場所までじっくり検討してくださいね！

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