たまりがちな犬の毛は“掃除がしたくなる”家で解決!~コーギー“ニナ”と暮らす家 vol.5
こんにちは。camiです。
2016年10月に、犬と人が気持ちよく暮らせるように設計した家を建てました。
今回は、家のお掃除について書きたいと思います。
【コーギー“ニナ”と暮らす家 バックナンバーはこちらから】
お掃除は基本毎日
とは言っても、犬を飼うまでは毎日していませんでした。もっと言うと犬を飼い始めてからも毎日していなかったです。
忙しかったり疲れたりしていたら週末だけとか。
犬を飼い始めた頃は共働きで、平日の昼間に家にいる時間はほとんどなかったので、週末だけでも案外大丈夫…だと思っていました。
でも今思い出してみると部屋の隅っこに毛が集まっていたなぁ。
そしてニナはコーギーなのでとっても抜け毛の多い犬。
犬の被毛の種類には、ダブルコートとシングルコートがあって、コーギーはダブルコートに分類されます。
ダブルコートとはアンダーコート(下毛)とオーバーコート(上毛)の二層構造になっていて、アンダーコートは特に換毛期(春や秋)にごっそり抜けます。
ただ、抜けない時期というのはなく、一年中抜けています。
毎日やるようになったきっかけは、子どもが生まれたことでした。
寝返りで移動したり、ずりばいやはいはいなど、床を這うことが多いので、お掃除しておかないとあっという間に毛だらけ。
そんなわけで、今は毎日お掃除しています。
時々、忙しかったり出かける予定があったりしてお掃除できない日もありますが、そうするとたった1日しなかっただけなのに、床にはすでに白い毛がふわーっとかたまって落ちていたりします。
しかも我が家の床の色は濃いブラウン。
とっても目立ちます。だけど、それがかえって私の掃除のモチベーションになっています。
掃除機をかけるだけでも、部屋がきれいになって毎日気持ちいい!と思えるようになりました。
我が家の掃除道具
我が家の掃除はとてもシンプルで、毎日するのは掃除機がけです。掃除機は“ダイソン”のコードレスのもの。
犬の毛をたくさん吸い込むので、毎回捨てられるサイクロン式なのも気に入っています。
また月に2回ほど、床のワックスがけをしています。
こちらは主人の担当です。
使っているワックスは、自然派のAURO。
雑巾がけの代わりに使っています。
ナチュラルな素材を使った製品であることと、塗った後にツルツルすべらないところがとてもいいです。
1年半ほどこのワックスを使っていますが、床に自然なツヤができて、水をこぼしてもすぐには吸収されません。
ワックスがけは、フローリングモップを使っているので立ったままできます。
我が家は無垢床なので、ワックスがけしてもすぐに乾きます。
でもAUROなら乾かないうちに踏んでしまっても安心です。
乾いた後なら犬が床をなめてしまっても大丈夫。
ただ、オイルっぽさが少ない分、ピカピカの仕上がりを望む方には少し物足りないかも。
掃除しやすいように床にはなるべくものを置かない
掃除機をかける時に床にものが置いてあると、まずはそれを片付けるのが面倒なので、なるべく物は置かないようにしています。子どものおもちゃは前日の夜寝る前に片付けておきます。
それでも朝ひっぱりだしてきて遊んでいたりするのですが、前の日に片付けるだけでずいぶん負担が少なくなります。
それから、ソファーの下は犬の毛やほこりがたまりやすいので、そこも毎日掃除機をかけています。
犬と子どもと暮らしているとお掃除は欠かせないので、毎日掃除をしても苦にならない部屋作りを心がけています。
犬スペースのお手入れ
犬スペースも基本的には毎日掃除機ですが、トイレを失敗した時に、ついでに拭き掃除をしています。トイレを失敗するというより、休日に私たちが起きてくるのが遅いので我慢できなかった、という方が正しいです。
おしっこはトイレトレーにしてくれますが、うんちはトレーの外でしてしまいます。
想定内なので、休日の朝はトイレ掃除から始まります。
リビングにフリーにはしていないので、汚れるのは犬スペースだけ。
かなり前向きに、“汚してくれたおかげでお掃除ができる”、と思うようにしています。
拭き掃除に使っているのは100円ショップで購入している除菌ウェットシート。
お掃除用というよりお手拭き用だと思うのですが、厚手で大判なので、拭き掃除がしやすいです。
サークルを使っていた時は、サークルの柵や溝に汚れがたまりやすかったですが、今の犬スペースにしてからは掃除もラクになりました。
床も壁も基本的にはさっと拭くだけです。
あとは週に1回、ハウスの中のタオルや足ふきマット、犬のおもちゃを洗濯しています。
【犬スペースについて詳しく知りたい方はこちらから】
戸建ての庭掃除は思ったより大変じゃない
マンションに住んでいた頃は、外の掃除といえばベランダぐらいだったのですが、戸建てになってからは、庭のお手入れと掃除が増えます。だけど、思っていたより苦になりませんでした。
植物は、自分たちが管理できる量しか植えていません。
無理をしないための量を維持しています。
大変なのは、初夏~秋頃までの水やりで、冬~春はほとんど何もしていないです。
時々落ち葉を拾ったり、玄関前を掃いたりするぐらい。
マンションを選んだ理由は庭の手入れをしなくていいというのも一つありましたが、実際に住んでみるとお手入れは思ったより大変ではなく、むしろ鑑賞できるメリットの方が大きいと思っています。
次回は最終回です。
最終回では、リビング以外のお部屋や犬と暮らすための工夫を紹介します。
cami
大阪府在住の主婦。著書『ともだちになろうよ』(幻冬舎)
インスタグラム(@ninawanco)で犬と子どもの日常を投稿している。
夫・息子・犬の 3 人+1 匹家族。