夫婦で対立!? 家を買うときの意見の食い違いあるある~マンションvs戸建て編~

2017.10.27


家を買うなら、マンション?それとも戸建て?
最初から夫婦で意見が一致していれば、何も悩まなくていい問題ですが、夫婦それぞれがマンション・戸建てにこだわりを持っていると、意見の違いが大きな亀裂を生むこともある「マンションvs戸建て問題」。
今回は、ieny地域ライターEが新築一戸建て購入の先輩に聞いた、「新築一戸建て建築にまつわる意見の食い違いあるある」と、「そのトラブルをどう乗り越えたか体験談」の「マンションvs戸建て編」をお届けします。


虫がイヤな私と自然に囲まれたい子ども&夫


小さな頃から虫が苦手な私。幸い実家は12階建てのマンションの最上階で、虫を見ることはほとんどありませんでした。
結婚して、住んでいたのも賃貸マンションの高層階。エレベーターで蚊にさされることがあるくらいで、虫とは無縁の生活が続いていたんです。

それが、息子が産まれてからが大変。息子はなぜか虫が大好き。公園に遊びに行けばダンゴムシ探し、夏はセミの抜け殻を集めたがる。もちろんカブトムシや鈴虫の売り場からは離れようとしません。夫は「男の子だな!」なんて喜んでいますけど。
とはいえ、家の中には持ち込ませなかったので、我慢はできたんです。ところが。小学校の入学を控えて、家を購入することになったんですが、私はマンションしかイメージしていませんでした。だって、戸建てって虫が来るって言うじゃないですか。清潔にしていたって、地面に近ければ入ってきますよね。庭にも当然生き物がいるわけで。
夫は「子どものためにも、のびのび走り回ったり自然に触れたりすることが大事だと思わないか?」って。それは納得しないでもないだけに。

結局、小学校の学区内に、手頃な新築マンションの計画もなくて、たまたま予算にあう建売が出たので、なし崩し的に一戸建てに住むことに。幸いまだ「一番キライな虫」には、遭遇していません。
(Aさん:建売一戸建てを購入して1年)
※写真はイメージです


大型犬を飼いたい私とペットNGな夫


ゴールデンリトリバー、スタンダードプードル、ボーダーコリー…。小型犬は今まで実家で飼ったことがありますが、大型犬の飼育にずっと憧れていました。
マンションでは大型犬は規約違反になってしまうし、やっぱりお庭があったほうがいい。いつかはワンちゃんと暮らしやすい工夫をした一戸建てを建てて、大型犬を家族に迎えるのが夢でした。

それが、実際に「家を買う」っていうのが具体的な話になったとたんに、「犬を飼うとなると、旅行にもなかなか行けないし」「子どもが産まれたら、犬の世話までできないだろう」「生き物を飼うっていうのは責任があるんだから」「せっかくの新築だって、傷ができるだろう」なんて反対しだしたんです。昔から、「いつかは大型犬を飼いたいの」って話をしていたのに。
ペットを飼うのに反対するために、わざわざ飼育不可のマンションを「立地がいいし、管理がしっかりしているよ!」なんて勧めてきたりしました。

最終的には実家が持ってた土地に家を建てるほうが、費用も安くてグレードのいい住まいを手に入れられる、ってことで一戸建てになりましたけど、まだワンちゃんは迎えられていないんです。子どもがある程度大きくなってからかな、ってことで落ち着いています。
(Bさん:新築一戸建て建築後2年)
※写真はイメージです


30年後を考えて…メリット大きいのはマンション戸建てどっちなんだろう?


夫も私も、住まいに大きなこだわりはないタイプです。
できれば交通の便が良く、値段が安くて、先々に負担にならない方がいい。そんな感じの希望を持っていました。だから結構フラットに、不動産屋さんに情報集めをお願いしていたんですよね。

その中で、中古マンション販売に強いA社さんと、地元の土地や建売も扱っているB社さんがありました。それぞれ、「マンション推し」「一戸建て推し」の不動産屋さんだったんですが、「一戸建ては将来の管理もすべて自分で計画しないといけません。年をとると大変ですよ」「マンションは建て替えは住民の合意が必要。30年後に住まいがどうなるか、不安がありますよ」と、それぞれ「将来の不安」について強く言われてしまって。

夫婦それぞれ、マンションと戸建てに意見が別れたんですが、最終的には「駅に近いから、定年になったら売って田舎に引っ越すのもありだろう」とマンションを購入しました。今のことだけでなく、30年後のことも考えないといけないのが、「住まいの買い物」の大変なところですよね。
(Cさん:マンション購入後1年)


一戸建てにもマンションにも、それぞれ同じようにメリットもデメリットも存在します。
家庭によって、「対策できるデメリット」「自分たち家族には不要なメリット」「デメリットを逆手にとってメリットに」など、対応できることはかわってくるはず。思い込みで「◯◯をするなら絶対マンション」「戸建てじゃないなら☓☓できない!」と決めつけず、冷静に「我が家に置き換えて」考えてみましょう。
夫婦二人だけで話し合いをするまえに、マンション派、一戸建て派それぞれの意見を第三者から聞いてみることもオススメです。やっぱり家づくりは夫婦二人で一致団結して取り組みたい大きな課題。冷静な情報整理で気持ちよく結論を出しましょう!