猫も人も心地いい。スッキリ、キレイな部屋で暮らすには?〜DIYで進化する“無重力猫ミルコ”のお家
猫のために進化していく、中川さんのお家。
猫との暮らしをよりやくするために、「愛玩動物管理士」と「ペット共生住宅管理士」の資格を取得した中川ちささんに、前回に引き続き「猫がいるお家での住まい」について解説していただきます。

今回取り上げていただくのは、多くの猫飼いさんが悩んでいるであろう「猫がいるお家での“きれい”のキープ方法」。
“猫飼いさんあるある”の、部屋に植物飾りたい問題や大量の抜け毛問題はどのように対応していけばよいのでしょうか?
私も猫の愛らしい姿にどれほど癒されたことか……。しかし、人と猫が快適に過ごすには、少しの工夫も必要になります。
猫も植物も私たちに癒しを与えてくれますが、共存させるには工夫が必要です。特にユリ科の植物は毒性が高く、猫が誤食すると命に関わります。きれいだから、と何気なく飾っていると大変なことになるかも知れません。
実際、猫を飼っている人がどのぐらいの割合で部屋に植物を飾っているのでしょうか。SNSを通じてアンケートをとってみたところ、以下のような結果になりました。
「飾っていない」が70%で最も多く、「飾っている」が17%、「フェイクを飾っている」が13%でした。
飾っていないと答えた人は、誤食が心配というご意見の他、花瓶を倒すなどのイタズラが原因で飾るのをやめているようです。また、中には、猫が鉢植えの土をトイレと誤解するからといった理由も……。
実はわが家の猫もその中の1匹。「部屋の中が臭いなぁ」とキョロキョロと周りを見渡すと、鉢植えの中に「う○ち」を発見! はじめてそれを見たときは目がテンになりました。
でも冷静に考えれば、外で生活していた猫にとって土はトイレ。誤解する猫の気持ちも理解できます。
今は「フェイクグリーン」と「ドライフラワー」を猫の手が届かないところに飾っています。
どちらも水を与える必要がないので、高い位置から吊るすことができます。しかもお手入れは不要。猫がいるからこそ手軽な方法でお部屋を彩るようにしています。

猫の植物への関心度には個体差があり、全く興味を示さない場合もあるようです。しかし、部屋に植物を飾っている大多数の飼い主さんは事前に毒性を調べ、以下のような安全な植物を選んでいるようです。
安全な植物でもイタズラを防ぐため、猫の手が届かないところで管理しているというご家庭も多いようです。
植物を飾らないという選択もありますが、飾る時は安全なモノを選んで、高い場所に置く、吊るす、柵をつけるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。

毛はあらゆるところに付着し、見た目に不潔感を与えるだけでなく、カビやダニの栄養源になったり、人がアレルギーを起こす原因になったりします。
掃除をするときは、床やカーペットなど毛が目立つところを念入りにしがちですが、気をつけたいのが「換気扇」と「換気口」。ここにホコリや毛が溜まっていると、十分な排気ができなくなります。まずはここをきれいにしましょう。
また「カーテン」にも毛は張り付きやすいので、小まめに掃除をしましょう。猫は窓辺から外の景色を眺めるのが好きなので、とりわけカーテンの下側に毛が付着します。想像以上に毛がビッシリなんてことも……。
カーテンについた毛は繊維に絡みついて掃除機では取りづらいので「粘着テープシート」が役立ちます。

洗剤にも気を使う必要があります。なぜなら猫は舐める癖があるから。
洗剤を使って掃除する場合は、洗剤成分が残らないようにします。重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダなど、体の影響が少ないとされるナチュラル系の洗剤を利用するのがよいでしょう。オレンジオイルも洗浄力が高い天然洗剤として知られていますが、猫の肝機能に悪影響を与えるという説もあるので、注意が必要です。
掃除しやすい部屋にする工夫もしたいもの。抜け毛は部屋の隅や家具の隙間にたまるので、移動できるキャスター付きの家具にすると便利です。
また床に部分的に取り外せるタイルマットもオススメ。なぜなら、「猫は吐く生き物」だから。私は初めて吐く瞬間を目撃したとき、体調が悪いのかと心配しました。
しかし、毛玉を吐くこと自体は健康に問題ないようです。ただ掃除は大変。吐くタイミングも場所も決まっていないので、毛足の長いカーペットの上で吐かれると掃除が大変です。
しかし部分的に取り外せるタイルマットなら、汚れた部分だけを外して洗うことができるので便利。わが家もタイルマットに変えて、掃除が格段にラクになりました。

抜け毛対策には小まめな掃除はもちろんですが、日々のブラッシングで抜け毛を減らすことも大切です。
ブラッシングにはマッサージ効果で血行をよくするなどの効果もあります。ブラッシング好きな猫ちゃんなら気持ちよくてウトウトしてしまうことも……。
抜け毛対策しながら、愛猫が喜ぶ凄腕マッサージ師になってみてはいかがでしょうか。きっとお互い癒されますよ。

<圧巻の進化! これまでの『DIYで進化する“無重力猫ミルコ”のお家』はこちらから>
猫との暮らしをよりやくするために、「愛玩動物管理士」と「ペット共生住宅管理士」の資格を取得した中川ちささんに、前回に引き続き「猫がいるお家での住まい」について解説していただきます。
今回取り上げていただくのは、多くの猫飼いさんが悩んでいるであろう「猫がいるお家での“きれい”のキープ方法」。
“猫飼いさんあるある”の、部屋に植物飾りたい問題や大量の抜け毛問題はどのように対応していけばよいのでしょうか?
猫も人も快適に過ごすために必要な少しの工夫
新型コロナウィルスの流行で自宅時間が長くなり、癒しを求めてペットを飼う人も増えているそうです。私も猫の愛らしい姿にどれほど癒されたことか……。しかし、人と猫が快適に過ごすには、少しの工夫も必要になります。
猫と暮らしている人、植物には気をつけて!
特に気をつけたいのが部屋に飾る植物。なぜなら植物の中には猫にとって有害なものがあるからです。猫も植物も私たちに癒しを与えてくれますが、共存させるには工夫が必要です。特にユリ科の植物は毒性が高く、猫が誤食すると命に関わります。きれいだから、と何気なく飾っていると大変なことになるかも知れません。
実際、猫を飼っている人がどのぐらいの割合で部屋に植物を飾っているのでしょうか。SNSを通じてアンケートをとってみたところ、以下のような結果になりました。
- 飾っている 17%
- 飾っていない 70%
- フェイクを飾っている 13%
「飾っていない」が70%で最も多く、「飾っている」が17%、「フェイクを飾っている」が13%でした。
飾っていないと答えた人は、誤食が心配というご意見の他、花瓶を倒すなどのイタズラが原因で飾るのをやめているようです。また、中には、猫が鉢植えの土をトイレと誤解するからといった理由も……。
実はわが家の猫もその中の1匹。「部屋の中が臭いなぁ」とキョロキョロと周りを見渡すと、鉢植えの中に「う○ち」を発見! はじめてそれを見たときは目がテンになりました。
でも冷静に考えれば、外で生活していた猫にとって土はトイレ。誤解する猫の気持ちも理解できます。
今は「フェイクグリーン」と「ドライフラワー」を猫の手が届かないところに飾っています。
どちらも水を与える必要がないので、高い位置から吊るすことができます。しかもお手入れは不要。猫がいるからこそ手軽な方法でお部屋を彩るようにしています。
DIYで作ったキャットウォークから吊り下げた「フェイクグリーン」
猫の植物への関心度には個体差があり、全く興味を示さない場合もあるようです。しかし、部屋に植物を飾っている大多数の飼い主さんは事前に毒性を調べ、以下のような安全な植物を選んでいるようです。
猫に安全な植物
- ガジュマル
- パキラ
- テーブルヤシ
- エバーフレッシュ
- 猫草(観賞用とは少し違うかも知れませんが、安全で多くの猫が好んで食べます)
安全な植物でもイタズラを防ぐため、猫の手が届かないところで管理しているというご家庭も多いようです。
植物を飾らないという選択もありますが、飾る時は安全なモノを選んで、高い場所に置く、吊るす、柵をつけるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
鏡の木枠に取りつけた「ドライフラワー」
抜け毛対策、掃除のコツ!
猫と快適に暮らすには、掃除も大事。特に「抜け毛」は多くの飼い主を悩ませる問題の一つです。毛はあらゆるところに付着し、見た目に不潔感を与えるだけでなく、カビやダニの栄養源になったり、人がアレルギーを起こす原因になったりします。
掃除をするときは、床やカーペットなど毛が目立つところを念入りにしがちですが、気をつけたいのが「換気扇」と「換気口」。ここにホコリや毛が溜まっていると、十分な排気ができなくなります。まずはここをきれいにしましょう。
また「カーテン」にも毛は張り付きやすいので、小まめに掃除をしましょう。猫は窓辺から外の景色を眺めるのが好きなので、とりわけカーテンの下側に毛が付着します。想像以上に毛がビッシリなんてことも……。
カーテンについた毛は繊維に絡みついて掃除機では取りづらいので「粘着テープシート」が役立ちます。

カーテンの下でくつろぐ猫
洗剤にも気を使う必要があります。なぜなら猫は舐める癖があるから。
洗剤を使って掃除する場合は、洗剤成分が残らないようにします。重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダなど、体の影響が少ないとされるナチュラル系の洗剤を利用するのがよいでしょう。オレンジオイルも洗浄力が高い天然洗剤として知られていますが、猫の肝機能に悪影響を与えるという説もあるので、注意が必要です。
掃除しやすい部屋にする工夫もしたいもの。抜け毛は部屋の隅や家具の隙間にたまるので、移動できるキャスター付きの家具にすると便利です。
また床に部分的に取り外せるタイルマットもオススメ。なぜなら、「猫は吐く生き物」だから。私は初めて吐く瞬間を目撃したとき、体調が悪いのかと心配しました。
しかし、毛玉を吐くこと自体は健康に問題ないようです。ただ掃除は大変。吐くタイミングも場所も決まっていないので、毛足の長いカーペットの上で吐かれると掃除が大変です。
しかし部分的に取り外せるタイルマットなら、汚れた部分だけを外して洗うことができるので便利。わが家もタイルマットに変えて、掃除が格段にラクになりました。

タイルマットで寛ぐ猫たち
抜け毛対策には小まめな掃除はもちろんですが、日々のブラッシングで抜け毛を減らすことも大切です。
ブラッシングにはマッサージ効果で血行をよくするなどの効果もあります。ブラッシング好きな猫ちゃんなら気持ちよくてウトウトしてしまうことも……。
抜け毛対策しながら、愛猫が喜ぶ凄腕マッサージ師になってみてはいかがでしょうか。きっとお互い癒されますよ。

ブラッシングされながらウトウト
<圧巻の進化! これまでの『DIYで進化する“無重力猫ミルコ”のお家』はこちらから>
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