住宅購入の強い味方!「住宅FP」って知ってる?

2016.09.28 ieny編集部


皆さんは、「住宅FP」(住宅ファイナンシャルプランナー)をご存知ですか?今回は、「住宅FP」についてご紹介していきたいのですが、そのためにはまず、「FP(ファイナンシャルプランナー)」について説明したいと思います。

「FP(ファイナンシャルプランナー)」とは

ファイナンシャルプランナーと聞いて、どういうイメージが浮かぶでしょうか?「生命保険とか、お金の相談をする人」というイメージを持つ人が多いようです。

ファイナンシャルプランナーとは、お金のエキスパートです。国家資格でもあり、お金に関わる専門的な知識を有する人です。結婚、住宅購入、出産、老後、投資など、生きていくには色々なお金がかかります。しかし、「どんな場面で、どの程度お金が出ていくのか」が良く分からない人も多いです。

税金は法改正により年々変わっていきますし、住宅ローンに関しては、大多数の人が一生に一度しか申し込まないですよね。あるいは、老後の生活は?年金はどうなるのか?お金の事を考え始めると、不安は尽きません。そこで登場するのが、ファイナンシャルプランナーです。ファイナンシャルプランナーは様々な知識から、税制、金融、保険、住宅ローン、年金など、私たちの人生のマネープランについてアドバイスをしてくれるのです。

「住宅FP」とは

そして、ここで本題に戻ります。住宅FPは、住宅購入のためのファイナンシャルプランナーです。

「より住宅に関する専門性が高いFP」と言い換えても良いでしょう。ファイナンシャルプランナーに相談できるのは、保険だけではなく住宅、投資、税など、お金に関わること全般ですが、その中でも「住宅ローン」に特化して相談したい場合、その分野に精通した「住宅FP」に相談するのが一番安心ですよね。住宅FPに相談したい場合、「無料相談」と「有料相談」の2タイプがあります。

無料と有料、どっちが良いのか?

無料のファイナンシャルプランナーの場合、「無料」という点は、メリットにもデメリットにもなり得ます。何故なら、相談料という金銭的な責任が生じないからです。本当に親身になって相談に乗ってくれるかどうかは、その人次第。場合によっては、「何度も住宅FPを変えた」という人もいるようです。

有料のファイナンシャルプランナーの場合は、2時間の相談で約10,000円前後、というのが相場の一例です。各FPによって価格も違うため、これより高い場合も、安い場合もあります。また、遠方からお願いする場合は出張料がかかる事もあります。有料の場合、保険や金融商品の勧誘もなく、親身になって真剣に個人のライフシミュレーションをしてくれる「信頼性」が魅力です。「今後何かあったときは、またこの人に相談しよう」と思える場合が多いそうです。

最後に

住宅に関するお金の不安や悩みがある場合は、とりあえず「住宅FP」に相談してみることで、良い住宅購入へ確実な一歩を踏み出すことができます。新しい風を注ぐことで、いろんな世界が見えてきます。一生に一度の高価な買い物である可能性が高い住宅購入だからこそ、いろんな視点に立ってアドバイスをもらいたいものですね。

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この記事を書いた人

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