家の外構を土間コンクリートにする? しない? メリット・デメリット
一戸建てを手に入れたけれど、ガーデニングには興味ないし、家の外構にそこまでこだわるつもりはない! という方もいますよね。
雑草駆除の手間を省くため、土間コンクリートで固めたいと思っても、メリットとデメリットがわからなければ、決断に踏み切れないのではないでしょうか。
そこで、土間コンクリートの外構には、どのようなメリット・デメリットがあるのかご紹介! 土間コンクリートの駐車場と、緑が生い茂る庭に挟まれた敷地に暮らす筆者が考えてみました。
土間コンクリート敷きにする最大のメリットは、雑草が生えてこないことです。
以前、わが家の駐車スペースは、一部はコンクリート敷きにしてあったもののその周囲は土に囲まれていました。夏になると雑草が生い茂り、手入れがとっても大変! 園芸好きの私がお手入れ担当でしたから、除草が追い付いていないと車好きの家人から白い目で見られて肩身の狭い思いをしていました。
そこで思い切って全面を土間コンクリート敷きにリフォーム! すると雑草のお手入れから開放されて、本当にラクになりました。
しかし、年月が積み重なるとスリットの砂利部分から、雑草の芽がニョキニョキと……。土間コンクリート敷きにした後も、見つけたら抜く程度のお手入れは必要です。
土間コンクリートは、職人さんの技術で大変美しく仕上げていただきました。雑草が生い茂るエリアとは全く違う、スッキリしたオシャレなスペースに変身!
リフォームしたてのころは、ピカピカの土間コンクリートをしばらく眺めたものでした。排水計画・水勾配も完璧で、大雨が降っても水が溜まるようなことはありません。
リフォームから数年経った今年、少し苔が生えてほんのり緑色になった部分や、汚れが気になってきたので、お天気のいい日に高圧洗浄機で掃除をしたところ、すっかりきれいになりました。
日々のお掃除は、ほとんど不要。風でゴミが飛ばされてきたときなどに拾って捨てる程度のことしかしていません。
土間コンクリートの駐車スペースは家の北側にあたりますが、夏の暑さは南向きの庭よりも厳しいと感じます。 猛暑日が続く今夏はことさらで、日射はもちろん地表から上がってくる熱(赤外放射)による暑さは、文字通り居ても立っても居られないほど。
環境省の『まちなかの暑さ対策ガイドライン』(※)でも、真夏の正午の木陰など日射を遮るものがない舗装された北側歩道では、「6畳の部屋で1,000Wの電気ストーブを10台使用した場合と同程度」もの日射および赤外放射の熱量になっていることが報告されています。
土間コンクリートは日中にため込んだ熱がいつまでも冷めず、夜になって気温が下がっても庭よりも暑いと感じます。
緑地や水面が減少し、アスファルトやコンクリートに覆われた地面が増えた都市部では、郊外に比べて気温が高くなるヒートアイランド現象が問題視されています。これと同じことがわが家でも起こっているといえるのでしょう。むしろ住宅街のヒートアイランド現象の一因にもなっているのかも……。
庭の植物は、晴れて気温が高くなると吸収した水を蒸発させますが、このとき地面や空気の熱を奪ってくれる働きをしているといわれます。木陰が涼しいのは、直射日光や地面からの照り返しがないだけでなく、このような働きも要因なのですね。
土間コンクリートの敷設には設計から敷地の整備、仕上げまでまとまった予算が必要になります。
さらに撤去する場合には、廃棄のための費用もかかります。庭スペースにしても費用はかかりますが、環境の面からみても埋め立て処分するしかない産業廃棄物となる土間コンクリートは負荷が高いといえるのではないでしょうか。
私の体験談にもとづき、土間コンクリートの外構のメリット・デメリットを紹介しました。土間コンクリート外構は、除草や掃除の手間要らずで、オシャレな印象を与えてくれる一方、夏の暑さを増幅させてしまうという難点もあります。
グリーンスペースと土間コンクリートをバランスよく配置できるのが理想的ですが、さまざまな要因から思うようにいかないというのが現実ですよね。メリット・デメリットをふまえて、わが家の理想の家づくりを叶えましょう。
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雑草駆除の手間を省くため、土間コンクリートで固めたいと思っても、メリットとデメリットがわからなければ、決断に踏み切れないのではないでしょうか。
そこで、土間コンクリートの外構には、どのようなメリット・デメリットがあるのかご紹介! 土間コンクリートの駐車場と、緑が生い茂る庭に挟まれた敷地に暮らす筆者が考えてみました。
土間コンクリートにするメリット
雑草対策が圧倒的にラク
土間コンクリート敷きにする最大のメリットは、雑草が生えてこないことです。
以前、わが家の駐車スペースは、一部はコンクリート敷きにしてあったもののその周囲は土に囲まれていました。夏になると雑草が生い茂り、手入れがとっても大変! 園芸好きの私がお手入れ担当でしたから、除草が追い付いていないと車好きの家人から白い目で見られて肩身の狭い思いをしていました。
そこで思い切って全面を土間コンクリート敷きにリフォーム! すると雑草のお手入れから開放されて、本当にラクになりました。
しかし、年月が積み重なるとスリットの砂利部分から、雑草の芽がニョキニョキと……。土間コンクリート敷きにした後も、見つけたら抜く程度のお手入れは必要です。
見た目がスッキリ・オシャレな印象
土間コンクリートは、職人さんの技術で大変美しく仕上げていただきました。雑草が生い茂るエリアとは全く違う、スッキリしたオシャレなスペースに変身!
リフォームしたてのころは、ピカピカの土間コンクリートをしばらく眺めたものでした。排水計画・水勾配も完璧で、大雨が降っても水が溜まるようなことはありません。
お掃除もラクラク
リフォームから数年経った今年、少し苔が生えてほんのり緑色になった部分や、汚れが気になってきたので、お天気のいい日に高圧洗浄機で掃除をしたところ、すっかりきれいになりました。
日々のお掃除は、ほとんど不要。風でゴミが飛ばされてきたときなどに拾って捨てる程度のことしかしていません。
土間コンクリートにするデメリット
夏の暑さ・照り返しが地獄
土間コンクリートの駐車スペースは家の北側にあたりますが、夏の暑さは南向きの庭よりも厳しいと感じます。 猛暑日が続く今夏はことさらで、日射はもちろん地表から上がってくる熱(赤外放射)による暑さは、文字通り居ても立っても居られないほど。
環境省の『まちなかの暑さ対策ガイドライン』(※)でも、真夏の正午の木陰など日射を遮るものがない舗装された北側歩道では、「6畳の部屋で1,000Wの電気ストーブを10台使用した場合と同程度」もの日射および赤外放射の熱量になっていることが報告されています。
日中だけでなく、夜も暑い
土間コンクリートは日中にため込んだ熱がいつまでも冷めず、夜になって気温が下がっても庭よりも暑いと感じます。
緑地や水面が減少し、アスファルトやコンクリートに覆われた地面が増えた都市部では、郊外に比べて気温が高くなるヒートアイランド現象が問題視されています。これと同じことがわが家でも起こっているといえるのでしょう。むしろ住宅街のヒートアイランド現象の一因にもなっているのかも……。
庭の植物は、晴れて気温が高くなると吸収した水を蒸発させますが、このとき地面や空気の熱を奪ってくれる働きをしているといわれます。木陰が涼しいのは、直射日光や地面からの照り返しがないだけでなく、このような働きも要因なのですね。
設置や撤去の費用・環境負荷
土間コンクリートの敷設には設計から敷地の整備、仕上げまでまとまった予算が必要になります。
さらに撤去する場合には、廃棄のための費用もかかります。庭スペースにしても費用はかかりますが、環境の面からみても埋め立て処分するしかない産業廃棄物となる土間コンクリートは負荷が高いといえるのではないでしょうか。
メリット・デメリットを踏まえて計画を
私の体験談にもとづき、土間コンクリートの外構のメリット・デメリットを紹介しました。土間コンクリート外構は、除草や掃除の手間要らずで、オシャレな印象を与えてくれる一方、夏の暑さを増幅させてしまうという難点もあります。
グリーンスペースと土間コンクリートをバランスよく配置できるのが理想的ですが、さまざまな要因から思うようにいかないというのが現実ですよね。メリット・デメリットをふまえて、わが家の理想の家づくりを叶えましょう。
>>植栽なしで雰囲気がある外構をつくるには?アイデアをご紹介!
>>まるで本物?敷地をかっこよく仕上げる「スタンプコンクリート」のエクステリア
スイートルームのような極上のマイホーム! アイダ設計の「スイートハウス プラス」
せっかく家を建てるなら、間取りやインテリアはもちろん、外観までこだわった家づくりを叶えたいですよね。しかし、予算は限られていますし、なかなか細部まではこだわれない! という方も多いのでは?
そんな方にぜひチェックしていただきたいのが、全国展開しているハウスメーカー・アイダ設計の「スイートハウス」!
家の中で安心して生活するために、ウイルス対策に配慮した“新しい生活様式”を実現する注文住宅です。
カードキーで出入りできる玄関に、対面せずに荷物を受けとることができる宅配ボックス、玄関に入ってすぐに手洗いができる洗面台など、新しい生活のスタイルに寄り添った設備をたくさん備えた家づくりを実現します♪
もっと詳しく知りたい! という方はこちらからチェック!
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すべての理想が叶う家づくりはプロのアイデアにおまかせ!
一世一代の大きな買い物であるマイホーム。せっかくなら家族みんなの理想が叶う家づくりを実現したいですよね。日用品がまるごと収納できるパントリーや在宅勤務やリビング学習に使えるスペースの確保など、快適な生活のために叶えたいことは盛りだくさん! しかし、どんなふうに間取りに取り入れればいいのかわからないという方も多いのでは?
そんな家づくり初心者の方にピッタリなのが、今だけ無料プレゼントしているアイダ設計の家づくりのアイデアやヒントがいっぱい詰まったカタログ『プランスタイルブック』。
無料ダウンロードができ、間取り図と写真・解説が付いているので、さらに理想の住まいがイメージしやすくなるはず!申し込みは記事下のフォームから。
メールアドレスの登録だけで、カンタンにカタログのダウンロードができます。完全自由設計の注文住宅をローコストで実現するアイダ設計なら、こうしたアイデアの提案が得意。経験豊富な設計士が一から図面を起こすので、さまざま工夫が敷地の面積や形にあった形で実現できます。
お問い合わせやご相談は無料。ぜひこちらからお気軽にご相談ください。
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