夫婦で対立!? 家を買うときの意見の食い違いあるある~固定金利VS変動金利編~

2018.06.16


「住居費は月給の3割が上限」「頭金は物件費用の2割を目標にしよう」といった知識はなんとなく聞いたことがあっても、はじめから住宅ローンについての知識に自信のある方はそう多くはありません。はじめてお金を借りるのが住宅ローン、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、ieny地域ライターEが新築一戸建て購入の先輩に聞いた、「新築一戸建て建築にまつわる意見の食い違いあるある」と、「そのトラブルをどう乗り越えたか体験談」の「固定金利VS変動金利」についてお送りします!

◼️【みんなはどうしてる?気になる“住宅ローン”】


同じマンションの同じ金額の部屋なのに……。

総戸数300戸を超える大規模分譲マンションを、2年前に購入しました。ほとんど一斉入居で、同じような世帯構成の家族がたくさん入居になりました。
キッズルームが共有スペースにあるのも魅力で、このマンションを選んだのですが、期待した通り、我が子と同じ年齢のお子さんをもつママさんたちともすぐに仲良くなれました。これからの幼稚園選びについて、習い事について、いろいろ情報交換ができるので助かっています。

そのうちに、お互いの家を行き来するようにもなったのですが、同じマンション入居ですから、比較検討した部屋の価格はどれくらいだったか、だいたい覚えているものですよね。仲良くなったうちの一人に、同じ間取り・平米数で1フロア違い、価格がほぼ一緒の人がいたんです。
「価格一緒で、あっちの方が1階高いけど、こっちのほうが南に開いているからこっちがいいかな」と迷ったので、よく覚えています。

その奥さんと話していて、ふと「毎月住宅ローンが10万円超えるけど、頭金入れなかったから仕方ないわあ」と言ったら、「ウチも頭金なしだけど、毎月8万ちょっとだよ?」と。一瞬びっくりしたんですが、ウチは安全を考えて35年固定金利、そちらのご家庭は優遇変動変利でした。
確かにシミュレーションで、それくらい違ったけど、この超低金利がいつまで続くか不安で、固定でもこんなに安いんだし!と決断したはずなんですが、正直同じマンション、同じ金額の部屋の支払月額を聞くとやっぱり溜息がでちゃいます……。
(Aさん:大規模分譲マンション購入後、2年)


「絶対」なんてありえないのに!


ローンシミュレーション、ハウスメーカーさんでもいろいろ試算を出してくれたので、いくつか金融機関を回る前に話し合いをしている真っ最中です。
今まで車も購入したことないですし、お互い奨学金も借りていなかったので、ローンについてはまったく無知の状態からのスタートです。
それでも、私もいろいろ勉強しました!

全期間固定型、固定金利期間選択型、変動金利型と、3つの金利パターンがありますが、夫は「今は空前の低金利。絶対に数年後には住宅ローン金利は上昇する。そのとき固定に見直したら、最終的に大変なことになる!」という主張で、フラット35推しです。
私の方は、トータルの支払額で、100万円単位で変わってくるのだし、営業さんも「7割のお客様は変動金利を選ばれますね」って言っていました。

将来の景気予測に「絶対」なんてありえないのに、自信満々で「安心をとれば間違いない!」って言い張るのでイラっとします。
「じゃあ、もし35年後も変動金利が2%いかなかったら、どうしてくれるの?? 」って聞いたら、ケンカになっちゃいますかね?
(Bさん:新築一戸建ての契約を控えて準備中)


どちらにするか、親も巻き込んで大騒動


家を買うにあたって、夫婦それぞれの両親から、住宅取得の援助をいただくことになっていました。お金を出してもらうということもあり、土地取得の予算から、ハウスメーカー選定までこまめに報告していたのですが、住宅ローンの金利方式で、両家巻き込んでの騒動になってしまいました。

義理実家は変動金利派。ボーナスや毎月の貯金を貯めておき、5年ごとの金利見直し時期にまとめて元金を減らしておけばトータルコストが少なくなる、と主張します。
一方、ウチの実家は固定金利派でした。「経済のことについて、まめにチェックする方でもないんだし、払える金額に設定して、きちんと団信に入って、キッチリ返済を続けていけば完済するんだから、絶対固定金利!」と主張してきます。
それぞれの親についてはそれぞれの子どもで対応していたのですが、最後の方には直接電話がかかってきて、私は義父母に、夫はウチの父母に説得される始末。
固定金利か変動金利かって、それまで生きてきたなかで培ってきた「価値観」も関係してくるんじゃないかって気がしています。

結局、お互いの顔を立てて、固定10年の商品にしたんですが、今一つ中途半端なような気もする今日この頃です。
(Cさん:土地取得からはじめて注文住宅建築後、2年)

金融機関やファイナンシャルプランナーの住宅ローンに関するサイトをたくさん読みこんでも、「正解はない」と書いてあることが多い住宅ローンの金利問題。
必要以上の不安に振り回されないためにも、日ごろから世の中の景気や経済状況について、アンテナを張って情報収集する習慣をつけておくのがはじめの一歩と言えそうです。
長いお付き合いになる住宅ローン、プロの意見もしっかり参考にしてジャッジしてくださいね!


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