ハウスメーカーの検討候補、何社にした? 多い派&少ない派両方にご意見聞いてきました!

2023.07.03 地域ライターE
注文住宅を建てよう! という決意は、家づくりのスタートライン。次に、ハウスメーカーに工務店、設計事務所などなど……どこに依頼をすればいいのか、悩んでしまうという方も多いはず。そもそも何社ほどピックアップするのがよいのかも分からない! なんてお悩みではありませんか?

検討候補は多ければ多いほどよいわけではありませんが、少なすぎても心配になりますよね。それぞれメリット・デメリットがあります。


満足のいく家づくりを叶えた先輩たちが、どれほど検討候補を出したのか経験談をリサーチ! わが家にピッタリのやり方を見つけるための、参考にしてくださいね♪


よくオススメされる!? 「3社」検討したご家族の意見


私の兄夫婦に、親友家族と続けて注文住宅を建てた方が身近にいて、具体的な話を聞いていたので、ハウスメーカーの検討候補のイメージも参考にさせてもらって、3社に相見積もりを依頼しました。

特に夫婦で社数にこだわりはなかったのですが、兄夫婦も親友家族もなぜか3社で比べたと言っていたので、なんとなく合わせた感じです(笑)

1社ずつじっくり打ち合わせできる時間もほどよくあるし、それなりに比較できた満足感もあるし、特に不満や後悔はありません。

しかし、私たちの場合は「総合住宅展示場にモデルハウスがあるような、大手住宅メーカーに依頼したい」と意見が一致していたからスムーズだったのかもしれません。もしも、地元の工務店さんや設計事務所への依頼も含めて候補に挙げていたとしたら、3社だと結局それぞれの分野ごとに1社ずつ絞るところから始めないといけませんよね。住宅ローンの査定や土地の購入は時間の勝負もあるし、比較ポイントがありすぎて「まずどの3社にしよう」ということを決めるのに時間がかかるのではないかな? と思います。

一般的にオススメされる「3社」という候補社数は、ある程度住宅について希望や求める条件がハッキリしている方、夫婦で意見の方向性が一致している場合に向いているのかもしれません。
(Aさん・30代後半)


多いと驚かれる「6社以上」だったご家族の意見


わが家が正式に見積を依頼したのは8社です。「8社に相見積もりをお願いしています」と営業さんにお伝えしたら、半分くらいの方が驚いた顔をされました。しかも、そのうちの1社からは「脈がないな」と思われたのか「うちではなかなかご要望に沿ったお見積が難しいと思います」と辞退されてしまって驚きました。

8社となると、打ち合わせのための時間を取るのも一苦労ですが、半分くらいはオンラインの対応もしてくださったので何とかなりました。それ以外にも、情報整理のために、見積りのフォーマットをこちらで用意する・Excelに比較表を作って一覧管理するなど手間暇をかけた部分も……。見積りと間取り図を提出いただけるまでの時間も、会社によって数日~数週間と違いました。

予算が潤沢にあるというわけではないので、間取りの工夫や設備インテリア性などそれぞれ何にお金を使うのかということがきちんと比較したうえで整理できたことはよかったと思っています。

ただ、本当に注文住宅の検討というのは時間がかかるので、「夫婦フルタイム共働きで、休日だけしか検討できない」というご家庭だと選択数が多いのは大変だと思います。
(Bさん・40代前半)


本当にそれでよかったの? と言われる1社だったご家族の意見


ウチが見積を依頼したのは1社だけです! 親にもお友達にも驚かれましたけど。

でも、住宅展示場に入っているハウスメーカーは全部見ました。順番にモデルハウスに飛び込みで行って、アンケートに名前も書いたんですけど「なんか豪華だなー」って思って終わりって感じであまり「ココで家を建てたい! 」と思えるところもなくて……。でも、最後に入ったモデルハウスの担当さんが、すごく熱心に話を聞いてくれて。モデルハウスもただ見て回るだけじゃなくて、設備一つひとつ丁寧に説明してくれて、何がオプションで何が基本プランに入っているかまでメモしてくれました。

地元の中堅ハウスメーカーさんで、テレビCMをやっているような大手ではなかったけれど、そのぶんモデルハウスも「実際にこんな家を買うんだろうな」っていう現実的な大きさで、予算的にもイメージ通りで。家に帰って夫婦2人とも「あのハウスメーカーさんに相談しよう」と意見が一致しました。

最初に対応してくれた担当さんが最後まで打ち合わせしてくれて、「ご指名ですから絶対似に後悔しないように頑張りますね! 」と心強い言葉もいただいて、安心して家を建てることができました。

1社で満足するかは、担当さん次第だと思います!
(Cさん・20代前半)


もしも家族で意見が分かれたら?


家族で「何社に見積依頼をするべきか」意見が分かれたときは、お互いに相手の「嫌だな」と思っている部分を引き受ける交渉をしてみるのがオススメ。

たとえば「断るのが苦手だから、見積依頼は少なくしたい」という理由なら「断ること含め、口は私が全部やるから」と負担を引き受けるというように、自分が家づくりで納得するために動いてみるのがよいでしょう。

せっかくの家づくりですから、結果として「よかったね」と家族みんなが納得できるものを建てたいですよね。そのために最も必要なのは、「お互いを尊重した話し合い」です。これがお話を聞いた皆さん共通のご意見でした!

まずは家族間で、どんなふうに家づくりを進めたいのか、またどのくらい時間をかけるのかといった調整をしておくとスムーズな家づくりを実現することができますよ!

>>新築住宅の「つけてよかった!」ちょっとしたオプション、どんなもの?
>>[お宅訪問]ハウスメーカー×建築家とつくる完全自由設計の家(前編)


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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります