相場を知ろう、新築一戸建ての平均価格がこちら

2016.08.06 ieny編集部
誰もが憧れる新築一戸建て
一生で一番大きな買い物だからこそ、価格の相場を知りたいですよね。
そこで今回は、エリア、デザイン、耐震技術の3つの視点から価格の相場をご紹介します。

23区内の人気エリアは20坪1LDKで7,200万円


昨年、不動産サイト「オウチーノ」を利用しているユーザーが支持した「2014年、人気の高かった市区町村ランキング[新築一戸建て]」において、人気の高かった都内のエリアは世田谷区・文京区・板橋区。

芸能人の在住率が高い世田谷区は高級住宅地が並ぶ街。

一方で文京区は、かつて夏目漱石や森鴎外が暮らした街として知られています。

そして板橋区は、都内23区内でも病院の病棟数が多い地区。

これらの魅力的なエリアで、仮に新婚夫婦が比較的手に入れやすい約20坪の1LDKタイプを購入すると、平均7,200万円かかります。

ちなみに同じ広さで最も高額の物件は、世田谷区で8,780万円。

都内23区内という土地柄かつ人気の高いエリアになるほど、価格も比例し高額になる傾向にあります。

建築家に設計してもらうと1坪あたり110万円かかる


憧れの新築一戸建てですから納得できる理想の住まいにしたいですよね。

例えば “キッチンはアイランドで、屋上にベランダを作りたい”“目立つ外観で周囲をあっと言わせたい”といったオンリーワンのデザインが叶うなら、毎日の暮らしがとびきり楽しくなりそうです。そんな理想の住宅にするには、設計事務所に注文住宅としてデザイン設計を依頼しましょう。仮に土地と注文住宅を併せて購入したとすると、約35坪で平均3,800万円以上かかります。

つまり1坪あたり110万円です。

ちなみに同じ価格帯でハウスメーカーが建てる場合、三井ホームやスウェーデンハウス、ヘーベルハウスなどが扱う高級住宅が該当します。

完全にオリジナルのデザインをゼロから設計会社に依頼する場合はそれなりに費用がかかる、ということがわかります。

地震に強いハウスメーカーの平均坪単価は73万円

できるだけ被害から家を守りたいと思うのは、新築を建てるなら尚更ではないでしょうか。
そんななか各ハウスメーカーが地震に強い技術を次々に開発。
安心して住むことのできる一つのステータスとして重要視されています。

それでは仮に「耐震技術」に定評のあるハウスメーカーで住宅を購入した場合の平均価格を考えてみましょう。
「建築基準法」で定められた「耐震等級」の最高レベル・3級を住宅に標準対応しているメーカーはヘーベルハウス、三井ホーム、住友林業などがあります。
これらのメーカーの平均坪単価は73万円。住宅だけの金額としては高いと感じるかもしれませんが、安心・安全の家を買いたい方には向いているハウスメーカーだと言えます。


新築一戸建ての相場価格をご紹介しましたがいかがでしたか? 魅力的な街に住む夢、本当に住みやすいデザインの家に住む夢、安心できる家に住む夢など、それぞれの視点によって価格に差があることがお分かりになったでしょうか。新築に託す希望は十人十色。各家庭それぞれの夢を再認識し、相場を知って、ぜひ夢の一戸建てを手に入れてくださいね。

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この記事を書いた人

ieny編集部

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