マンションとどっちがいいの? 新築一戸建て購入のメリットとは

2016.06.03 ieny編集部

マイホームを購入するとき、マンション一戸建てで迷う人も多いのではないでしょうか。戸建ての場合には、注文住宅か建売住宅かによっても変わってきます。そこで、新築一戸建ての購入のメリットをまとめました。

管理費や修繕積立金の負担がない


新築一戸建ては土地の取得費用の違いから、同エリアのマンションよりも物件価格は高くなるケースがほとんどです。しかし、マンションでは管理費や修繕積立金、駐車場代の負担があります。都心部のタワーマンションなど、共用施設が豪華なマンションでは管理費の負担が大きく、機械式駐車場が設置されている場合は、修繕積立金が跳ね上がります。戸建て住宅では修繕費用は自分たちで用意しておく必要がありますが、マンションでも専有部分の修繕に掛かる費用は別に必要です。
マンションは専有面積に応じて、一律で管理費や修繕積立金を負担しなければなりませんが、新築一戸建てには決められた負担がないことはメリットといえます。

土地の資産価値が残る


経年変化によって建物は劣化し、適切なメンテナンスを行っても、建物の資産価値は落ちていきます。戸建て住宅では、建物が劣化して価値がほとんどなくなっても、土地の資産価値が残ります。一方、マンションは一部の立地条件に優れた物件を除くと、将来的な資産価値は期待できません。また、老朽化によって将来的に建て替えの問題が起きたときには、戸建て住宅では自由に売却ができますが、マンションの建て替えには所有者の4/5以上の賛成が必要なことから、ハードルが高いです。

間取りの自由度が高い


新築一戸建ての購入では、注文住宅であれば法律上の制約や構造上の問題を除いて、間取りを自由に決めることができます。一方、マンションの場合には、新築物件で建設前の購入であっても、多くても3パターン程度の中からリビングと隣室の間取りなどを選べる程度です。マンションで自由プランとするためには、現実的にはリフォームをするということが選択肢となります。新築一戸建ての建売住宅はマンションと同様ですが、住む人の家族構成やライフスタイルに合わせて、間取りの自由度が高いのは注文住宅です。

新築一戸建ては将来的にも土地分の資産価値が残り、管理費や修繕積立金などの費用負担がないことが大きなメリットです。また、自由に間取りを考えたい人には、注文住宅が向いています。ただし、戸建て住宅でホームセキュリティ会社と契約した場合は、契約内容によっては、費用負担がマンションの管理費よりも高額となるケースもあります。

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