椅子が好き!さまざまな椅子の種類と特徴

2016.10.23 ieny編集部

椅子に座らない日はありますか?椅子は私たちの日々の生活に文字通り「密着」している一番の家具と言えますよね。デザインや種類も豊富で、奥の深い世界ですが、今回は、代表的な椅子の種類をご紹介します。

1. イージーチェア


「イージーチェア」とは、楽な姿勢で休むための椅子です。安楽椅子、リラックスチェアなどという呼び方で知っている方も多いかもしれませんね。
イージーチェアは座る面が大きく、ひじ掛けがあるのが特徴。楽な姿勢が保てるように傾斜のついた背もたれが設けられてあります。中には背もたれが後ろに倒れるリクライニング機能があるものも。背もたれの角度の調節が可能なので、自分のベストポジションを探すのも楽しそうです。
リビングやサンデッキで使用されることが多く、ゆったりとした空間を作り出すには最適の椅子といえるでしょう。

ぬくもりの感じられる木材やクッション性の高い素材で作られているものも多く、いつまでも座っていたくなってしまいそうです。
使用される材質は様々あるようですが、木製やラタンなどの自然のぬくもりが感じられるものがリラックスしやすいかもしれません。
イージーチェアには決まった定義はなく、デザインはもちろん備えられている機能も様々です。自分にぴったりの、理想の椅子を見つけやすいかもしれません。
どっしりとしたイージーチェアを日差しがたっぷりと注がれる部屋に置いて、のんびり読書やうたた寝……なんて理想の休日が過ごせそうですよね。


2. ロッキングチェア


「ロッキングチェア」とは、椅子についている脚の先端、に当たる部分が上記の写真のように緩やかにカーブしている、あの椅子のことです。映画などで見かけて、幼い頃から憧れているという人も多いのではないでしょうか。
通常の椅子よりも背もたれが高く、自然と深く腰を掛けて、身体を預けたような状態になるので長時間座っていても疲れません。揺れるリズムも緩やかで、ゆったりとした気持ちにさせてくれます。

ロッキングチェアといわれて思い浮かぶのは、やはり木製の温かみのある昔ながらのものではないでしょうか。
理想のインテリアにはちょっとマッチしないかも……なんていう声も聞こえてきそうですが、安心してください。現在、ロッキングチェアと一口に言っても様々な素材で、たくさんのタイプのものが登場しているのです。プラスチックや金属の素材のモード系のシンプルなものや、パッチワークで座面が覆われている温かみのあるものも、自分の望むデザインがきっと見つかります。
お部屋の雰囲気や目指すタイプを考えて、ピッタリのロッキングチェアを見つけてみてください。

3. オフィスチェア・ワークチェア


「オフィスチェア・ワークチェア」とは、文字通りオフィス用のチェアです。勉強するときやパソコンを操作するときにも、是非使いたいですね。
座面を支えるために一本の柱があり、そこから5股に先端が分かれてキャスターがついているというつくりのものが殆どとなっており、「座る」「立つ」などの動作がしやすいという特徴を持っています。仕事をする際のサポートを最大限にしてくれているというわけですね。


座っている時間が長くなりがちなので、人間工学などの観点から1日座りっぱなしでも快適にこなせるように設計されているものもあります。また、座面には蒸れにくいメッシュ素材を使ってくれていたりと、仕事をする人たちへ至れり尽くせりといったところ。
お家のリビングなどでもデスクワークを多くするという方は、住まいのデザインにマッチしたオフィスチェアを買いそろえる、なんていう選択もアリかもしれません。ワークチェアだからこそのメリットを最大限に生かしてみてください。

「オフィスチェア・ワークチェア」の選び方
椅子が好き!失敗しないチェア選び~ワークチェア編「デザインよりも何よりも重視すべきは座り心地」

4. ラウンジチェア


「ラウンジチェア」とは、ラウンジと呼ばれる場所、つまりホテルのロビーや待合室などで使われる椅子のことです。
歓談や休息の際に使われることを目的とされているため、リラックスが出来るスペースを演出してくれる椅子となっています。たとえば、傾斜のある背もたれに足が伸ばせる形をしたものや、パーソナルスペースを確保するために背面を高くして周囲の空間と仕切るもの……。デザインのバリエーションにも富んでいるので、自分が最大限にリラックスできそうなものを選びましょう。

社長が座っていそうなオフィスチェアを、さらにリラックスさせたような造りですね。高級感のある革張りの座面は、上質な空間を作り出すのにも一役買ってくれそうです。


実は、こんな近未来的なデザインのものもラウンジチェアの仲間です。見てわかる通り、座ると周りがすっぽりと壁に覆われてしまうので防音機能もバッチリです。
映画を観るのには向いていませんが、読書などに集中したいというときにはぜひ使いたいですね。プライベートな時間をしっかりと確保したい!と思うときにオススメです。


5. シェーズロング


「シェーズロング」はフランス語で「長椅子」という意味に当たります。背もたれに対して座面が長くとられており、足を伸ばして座れる椅子です。まるで、細長いベッドのような印象を持ちますね。
使われる素材は本革やファブリックで、ロココ様式のものは生地に刺繍があしらわれることも。高級感のあるスタイルが多く、ホテルのロビーなどにも置かれています。

しかし、最近では有名デザイナーがデザインを手掛けており、シンプルで色鮮やかなモダンなアートのようなものも作られています。


6、ダイニングチェア


ダイニングチェア」とは、ダイニング用に使われる椅子で、主に食事の際に使用されます。
座面にはファブリックや革を使って、工夫を凝らしたものも人気です。最近では、座面・背もたれ・脚すべてをファブリックで覆ったソファに近い形のものも登場しています。また、床が傷つかないように足の先端には滑りにくい素材やカバーが使われているものもあります。

テーブルを囲んで、デザイン違いのダイニングチェアをそろえたり、憧れの作家もののダイニングチェアでそろえるなど夢が広がります。
色をばらばらにしてみたり、組み合わせを変えることでお部屋の雰囲気がグッと変わります。自分好みのコーディネートを試してみてくださいね。

「ダイニングチェア」の選び方
椅子が好き!失敗しないチェア選び~ダイニングチェア編「足が床につき、背中が背もたれにつく高さのものを」

7. スツール


「スツール」とは、背もたれのない簡易的な椅子のこと。脚の長さはさまざまで、バーなどのカウンターで見られるものはハイスツールと呼ばれるものとなっています。すぐに立ったり座ったりができるので、人の出入りの多い店舗の入口などに置かれることも多いです。
また、美容師さんなど立って仕事をする人でも、すぐに座ることができるので仕事中の負担を軽くしてくれます。


家庭用のものだと、ボックススツールと呼ばれるものがオススメ。座面の下が収納スペースとなっている優れものです。形も、正方形・長方形・丸形・六角形など様々なので、置きたい部屋のインテリアに合わせて選んでみてください。


8. ベンチ


「ベンチ」といえば、公園などの屋外!というイメージが強いですが、室内でも使い方によってはとっても便利に使えます。
たとえばダイニングにベンチを置いた場合、来客が多いときでも席を詰めることによって座ってもらうこともできます。テーブルの下に収納できるタイプのものもあるので、スペースにも困りません。玄関に置けば、靴の脱ぎ履きのときに活躍してくれます。


ソファとベンチの違いは、ずばり「くつろげるか」どうかというところにあります。ベンチは、とりあえず座れればいいという考えのもとで作られているので、座り心地がいいとは言えません。
しかし、最近では座面にクッションが入ったものも出ているので、用途に合わせて探してみるといいでしょう。また、お気に入りのクッションなどを座面に乗っけて、自分だけのオリジナルベンチを作ってしまうのもいいかもしれません。


9.ハイチェア

引用元:ストッケ | Stokke

「ハイチェア」はベビーチェアの一つで、アメリカ・イギリスなどの英語圏では、一般的に子供用のダイニングテーブルを囲むための椅子をそう呼んでいるそうです。
しかし、ベビーチェアだからといって、子供用だけしか使えないというわけではありません。座面の高さを調節することができるものだったら、年齢に合わせて使い続けることが可能。

引用元:ストッケ | Stokke

様々な会社から、オシャレなハイチェアが販売されています。
赤ちゃんの安全はもちろん、ご自宅のインテリアにマッチした素敵な椅子を探してみてください。

以上、いくつか椅子の種類をご紹介しました。用途に応じて、さまざまな形状、デザインがありましたね。用途に応じて、最適な椅子を取り入れることができれば、より快適な住まいづくりができそうです。


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この記事を書いた人

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