失敗しないための新築一戸建て購入、ポイントを徹底解説

2016.04.25 ieny編集部

憧れのマイホームを手に入れても住みにくさから失敗したと感じている人もいます。特に、新築一戸建ては終の棲家として購入する人が多いでしょう。新築一戸建ての購入で失敗しないためのポイントを徹底解説していきます!

価格を優先して失敗するケースも

新築一戸建ての建売住宅の中には、価格の安さを前面に出して販売されているケースもみられます。しかし、安さには何か理由があるものです。駅から離れている、スーパーが遠い、あるいは、道路付けが悪いといった立地条件による場合もあれば、住まいの品質に関わることであるケースもあります。
例えば、住まいの品質を左右するのは、壁や断熱性能、キッチンやユニットバス、洗面台など水回りの設備のグレード、フローリング壁紙など内装材のグレードなどです。中には高品質住宅を謳って販売されていても、一つ一つの仕様をみていくと品質が高いとは到底いえないようなケースさえみられます。安さに惹かれて新築一戸建てを購入して失敗しないためには、満足のいく物件であるか熟慮することが大切です。

部屋数や広さだけではなく、家族に合った間取りの住まいを

 
新築一戸建ての販売では、4LDKで120㎡といったように、部屋数や広さで大まかに表示されています。しかし、同じ2階建てで建物面積が120㎡の4LDKでも、間取りはさまざまです。部屋数や広さだけを重視すると、リビングと個室との関係性など、住みにくいこともあります。

建売住宅には、ある程度よくある間取りというものがあります。ファミリーコーナーや書斎コーナーが欲しい、将来的に2室に間仕切りできる部屋にしたいといったような希望がある場合は、建売住宅では理想の住まいが見つけにくいです。家族のライフスタイルによっては、ハウスメーカーで家族のカタチに合った注文住宅を建てた方が暮らしやすいケースもみられます。住まいの広さや部屋数だけにとらわれず、家族に合った間取りかどうか見極めなければ、住みにくさを感じる可能性があります。

新築一戸建ての購入では生活導線もチェックしよう

間取りとともにチェックしておきたいのが生活導線です。洗濯機置き場が洗面所の場合、キッチンと洗面所が近いと家事効率がよいです。あるいは、2階リビングの住まいで洗濯物も2階に干す場合には、リビングに洗濯機があった方が使い勝手がよいとする人もいます。車での買い物がメインの人の場合、ガレージに勝手口から行かれると、重いものを買ったときにも便利です。実際に住んだときのことを想像し、暮らし方に合った生活導線となっているかチェックしましょう。

新築一戸建てを購入する際には、間取りや生活導線が家族の暮らしに合った物件を購入することが、失敗しないポイントです。建売住宅では見つけにくい場合は、注文住宅を建てることや中古住宅を購入してリノベーションする方が、自由度が高く向いているかもしれません。また、予算内でよりよい住宅を手に入れるためには、譲れない条件の優先順位を決めておくことも大切です。

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