超気密性住宅で、夏涼しく冬あったか! すき間は「はがき二枚以下」!?
超気密性住宅は高気密と高断熱を確保し、夏涼しく冬あたたかい環境の中での快適な暮らしを提供しています。さらに、計画換気システムとの組み合わせで健康にも効果的です。特に寒冷地では気密性の高さが求められ、建物の延べ床面積1㎡当たりすき間が2㎠以下という驚くべき気密性を持たせています。断熱材やサッシ、ガラスの素材を適材適所に使用することで、気密性を高めることが可能です。
超気密性住宅の機密性のすごさを説明するとき、”はがき”で説明すると分かりやすいのでご紹介します。超気密性住宅の家全体の面積に対する”すき間”の総面積は、なんと「はがき2枚分以下」。それに対し、昔の住宅は「はがき10枚分」のすき間あいていたと言われているようです。すき間の多い木造日本家屋は、高温多湿な日本の気候風土に合ったものといえますが、寒い季節や寒冷地では防寒対策に難儀したのではないでしょうか。すき間が少ない家をつくるなら、気密性を高めるアルミサッシや断熱材などを採り入れる必要があります。
超高気密性住宅は断熱性との相互関係も深く、断熱材は使用する場所と工法によって使い分けすることが重要です。断熱材を素材で大きく分けると、繊維系とプラスチック系の2種類があります。さらに繊維系は、ガラスや鉱物を原料とする無機繊維系と、パルプや古紙を原料とする木質繊維系に分かれます。また、形状も適材適所の使用には重要な要素です。フェルト状やバラ状、ボード状の形状を持つものと、現場で吹き付け施工する現場発泡の無形状のものがあります。
超気密性住宅をつくる上で、開口部である「窓」の形状や素材も重要となります。素材で見たサッシの断熱性は、木、樹脂、アルミの順となりますが、寸法精度が高く気密性や耐久性の面で優れているアルミ製が最も普及している素材です。断熱性や遮音性が高い樹脂製、温かみのある木製との組み合わせで、長所を活かしながら短所を補った複合サッシも出現しています。ガラスはシングル、ペア、トリプルの順で、断熱性は高くなりますが、トリプルガラスより軽量で3枚分の断熱性がある高性能ペアガラスも登場しているので、用途に応じて使い分けてください。
気密性に優れた家づくり
超気密性住宅の機密性のすごさを説明するとき、”はがき”で説明すると分かりやすいのでご紹介します。超気密性住宅の家全体の面積に対する”すき間”の総面積は、なんと「はがき2枚分以下」。それに対し、昔の住宅は「はがき10枚分」のすき間あいていたと言われているようです。すき間の多い木造日本家屋は、高温多湿な日本の気候風土に合ったものといえますが、寒い季節や寒冷地では防寒対策に難儀したのではないでしょうか。すき間が少ない家をつくるなら、気密性を高めるアルミサッシや断熱材などを採り入れる必要があります。
正密度が高い断熱材について
超高気密性住宅は断熱性との相互関係も深く、断熱材は使用する場所と工法によって使い分けすることが重要です。断熱材を素材で大きく分けると、繊維系とプラスチック系の2種類があります。さらに繊維系は、ガラスや鉱物を原料とする無機繊維系と、パルプや古紙を原料とする木質繊維系に分かれます。また、形状も適材適所の使用には重要な要素です。フェルト状やバラ状、ボード状の形状を持つものと、現場で吹き付け施工する現場発泡の無形状のものがあります。
窓からも熱を逃がさない!サッシについて
超気密性住宅をつくる上で、開口部である「窓」の形状や素材も重要となります。素材で見たサッシの断熱性は、木、樹脂、アルミの順となりますが、寸法精度が高く気密性や耐久性の面で優れているアルミ製が最も普及している素材です。断熱性や遮音性が高い樹脂製、温かみのある木製との組み合わせで、長所を活かしながら短所を補った複合サッシも出現しています。ガラスはシングル、ペア、トリプルの順で、断熱性は高くなりますが、トリプルガラスより軽量で3枚分の断熱性がある高性能ペアガラスも登場しているので、用途に応じて使い分けてください。