家の臭いの発生原因「まさかコレがクサかった!?」

2023.10.24 地域ライターE
「新築だから? 今だに塗装のようなニオイがして、ちょっと気になる」
「排水口からイヤなニオイが上がってくる……」
玄関がクサい気がする」
「夫の加齢臭のせいかな? 寝室にニオイがこもる」
「冷蔵庫に腐った野菜があった! クサイ!!」

上記のような「原因」がハッキリ分かっているニオイなら対策できますが、「どこから漂ってくるのか分からない」「なんのニオイか分からない」「でもクサい気がする」場合、困りますよね。

そこで今回は、ニオイの原因になりがちな「見えない汚れ」あるあるを紹介します。さらに「新築に入居する前」だからこそできるニオイ対策も紹介しますね。



見えない汚れに注意!臭いの原因をさがせ

トイレや排水口、排水パイプから漂う悪臭は「原因」が明確。専用対策アイテムも豊富で掃除もしやすく、予防策が立てやすいです。でもニオイの原因が分からず、「このアイテムがニオイの元だったの!?」と分かるまでモヤモヤした日々を送るのは避けたいですよね。

ニオイの原因が分からないときは、以下のアイテムを重点的にチェックしてみてください!

ベッドのマットレス


寝室のニオイの原因はベッドのマットレスかもしれません。枕カバーやシーツは洗うことができますが、ベッドマットレスは寝汗などの汚れ、カビ、ニオイが付いているのに洗えないモノが多いですよね。天気がいい日は部屋の風通しをよくして陰干しする、掃除機をかけてダニの繁殖を抑える、消臭剤を使う、ベッドパットを敷くといいでしょう。

ラグやクッション、マットなどのファブリック


布はニオイを吸着します。特にクッションや、素足で触れるラグは要注意。汚れが付きやすく、ゴミも付着しています。清潔で快適な部屋にするなら洗えるタイプ、消臭タイプのモノを選ぶといいでしょう。


壁紙


壁紙にも手垢やホコリが付き、ニオイの元になります。ダイニングでホットプレートを使ったり、洗面所で髪を乾かしたりしていると、見えない小さな脂分が壁に付着しがち。拭き掃除を小まめにするといいですよ。

カーテン


カーテンは枚数が多く、高さや重さもあるため気軽に洗うのが難しいアイテムです。「遮光」「遮音」「遮熱」だけでなく、「防臭効果付き」カーテンも選択肢にいれてみてはどうでしょう。


キッチンの隙間収納


三角コーナー、食べ物、水分、油分などニオイの発生元が多いのがキッチン。キッチンが臭うと「生ゴミかな?」「排水溝かな?」「ゴミ箱かな?」と真っ先にチェックすると思いますが、まだ臭う場合は収納箱や収納棚の隙間を掃除してみてください。「コレいつからココに落ちていた……?」といったゴミが発見できるかもしれませんよ。

こどものおもちゃケース


リビング子ども部屋でニオイが気になるときは、毎日収納するだけで、あまり中身を確認しない「おもちゃ箱」をチェックしてみてください。手垢で真っ黒になったスライム、一口かじって押し込んだお菓子、使い込んでテカテカした粘土などが出てくるかもしれませんよ。


新築時にできる臭い対策

原因が分からなくて対応できないニオイを極力発生させたくありませんよね。そこで、新築時だからこそできる「はじめから家のニオイが発生しにくくなる工夫」を紹介します!

消臭機能付きの壁紙をセレクト


家の中でもかなりの面積を占める「壁紙」。この壁紙を「消臭機能付き」にしてみてはどうでしょう。水拭きしやすいもの、凹凸がないタイプもニオイがつきにくい壁材です。


調湿建材を取り入れる


ニオイが気になるのはやっぱり湿度の高い季節です。家の中の湿度を快適に保つことができれば、ニオイも抑えられます。最近では、壁や天井の断熱材に調湿機能のある建材が登場しています。

コンセントカバーやスイッチまわりにステンレス素材を使う


プラスチックは油汚れやニオイを吸着しやすい性質があります。コンセントカバーやスイッチは毎日触るモノなので、手についた汚れも付着しがち。インテリアデザインとの相性と言う問題はありますが、プラスチックでなくステンレス素材にすると汚れもニオイもつきにくく、掃除がしやすくなります。


キッチンはホーローやステンレス、または目地の少ないものを


キッチンはニオイが発生しやすい場所。そこで天板だけでなく壁もニオイがつきにくく、気軽に拭き掃除ができて汚れがチェックしやすいホーローやステンレス製アイテムを使ってみてはどうでしょう。タイルはつなぎ目の「目地(めじ)」部分にニオイが吸着します。シミなども付きやすいので、目地の少ないものを選ぶとよいでしょう。

ウォークインクローゼットに換気扇をつける


洋服もニオイが付きやすいアイテム。ウォークインクローゼットはニオイがこもるだけでなく、湿気が発生しやすい場所です。換気扇や空気が通せるをつけると、ニオイ対策はもちろん衣類を上手に保管しやすくなります。


シューズクローゼットはオープンラックに


靴のニオイが玄関に広がらないよう、扉付のシューズクローゼットにした方がいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、靴のニオイ対策の基本は「乾燥」です。空気が通る状態での保管が一番適しており、合皮製の靴などは空気が動かないと劣化にもつながります。

入居前にしっかり換気をする日を


新築の場合、入居してしばらくは家や家具から新築特有の「ニオイ」を感じる場合があります。塗装材や接着剤などの化学製品によって生じるため、しっかり空気の入れ替えをし、早くその成分を揮発させてしまいましょう。引っ越し前のモノが少ない状態で何日か空気の入れ替えをしましょう。


外出から帰ってきて玄関を開けたとたん、原因不明の不快なニオイが漂っているのはイヤですよね。そのニオイの原因はもしかしたら「カーテン」や「壁」「ラグ」「クッション」「布団」かもしれません。部屋の空気の入れ替えを小まめにして、アイテムを購入する際はなるべく洗濯できるのも、消臭効果があるモノを選ぶといいかもしれませんね。


>>「家のニオイ」の正体は? 家族では気が付きにくい「家のニオイトラブル」聞いてきました!


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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります