寒い日におすすめ、ハーブの小さな手作り ~フィッシュバーン流「家育て」vol.13~

こんにちは、フィッシュバーンです。

気づけば、あっという間にお正月もすぎ、節分の季節。
子どもが小さかった頃は豆まきもしましたが、最近は、掃除が面倒なので、豆はまかずに黒豆茶を飲んでごまかしてます。


黒豆茶はポリフェノール、イソフラボンなどを多く含み、体を温め、代謝をあげるので寒い季節にもってこい。
とてもほっこりします。


育てている植物を使って、バームを手作り

外にでてあまりアクティブに動きたくないこの季節。私の楽しみは、小さな手作りです。

昨年は、お茶屋を始めるにあたり、かなりDIYを頑張ってしまい、腕や腰がかなり疲れました。

そんなこともあり、体力的に負担のかからない、かつ楽しいのが「手作りコスメ」です。

先日、たくさん作ったのは「ローズマリーのバーム」。


いただいたローズマリーの鉢植えから、ローズマリーの葉を刈り取り、


しばらく天日にあてて乾燥させます。


無水アルコールに乾燥ローズマリーを2週間ほどつけたエキスとワセリンでバームを。

このバーム、ローズマリーの香りがいいのはもちろんですが、顔、体、全身に使え、乾燥を防ぎ、シミにも効きます(私の場合ですが)。

何と言っても、無水アルコールとワセリンだけなので、無添加&激安。

たくさんできたので、友人にあげたり、お茶会(ハーブティーのレッスン)で配りましたが、とっても好評です。


「もったいない」から作った簡単ローズウォーター

もうひとつ、蒸留をせずに作る簡単ローズウォーターもおすすめ。使用するのは、有機ダマスクローズのドライです。


お茶屋のメニューの中に「ごま丸」というお団子のメニューがあるのですが、このお団子にローズの花びらだけをちらりと乗せます。


色の綺麗な花びらのみを、お団子の上にぱらぱらとのせます。

花びらだけなので、周りのガクや芯の部分は使用しません。もったいないなーと、日頃思っており、何かに使いたいと思ってたんですよね。


ガクと芯の部分、花びらを取ると、カスっぽい感じですね。

通常、質のいいローズウォーターは蒸留して作られますが、自分で使うだけなら、この残り物ローズで化粧水つくれるんじゃない? と、作ってみたのが始まりです。

作り方は簡単。花びら以外の部分を精製水に浸けて漉し、グリセリンをちょこっといれると、簡単にローズウォーターができます。

100均でスプレーボトルを買ってきました。

香りがよく、保湿効果もあるので、顔やら髪やら、あちこちに使いまくっています。

無添加なので、保存は冷蔵庫にいれて、早めに使い切らないといけませんが、なんといっても簡単で安上がり。

寒くて、家にこもりがちな日々も、こういう手作りをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

ちなみに、ローズの残り物、茶香炉にも使用してみたら、結構いい香りが漂ってます。


皆さんも、寒いおこもりの日、こんな手作りいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

フィッシュバーン真也子

ホームコンサルタント、養生茶とおやつの店「だんで茶屋」店主
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリストとして長らく活動。 古屋をリノベし、茶屋経営、不動産賃貸業などを営む。現在ホームコンサルタントとして、リノベや不動産など住まいに関するコンサルティングも行う。現在、大学院にて空間デザインを研究中。また、メディカルハーブのスペシャリスト、ハーバルプラクティショナーでもある。<著書> *食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン) *住まいエッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)