出没頻度増! 都会のタヌキとハクビシン ~フィッシュバーン流「家育て」vol.57~

こんにちは、フィッシュバーンです。

猛暑から解放され、やっと秋……ふぅ。


先日、山梨県の勝沼に行き、たわわに実るブドウをたくさん味わってきました。


近隣のハーブ園(ハーブ庭園 旅日記https://herb-teien.com)では秋の花々が咲き、涼しい風がそよそよと……秋はいいですね。


都会にもタヌキは結構生息しています

今回は、都会に出没する野生動物たちについてお話ししようと思います。

私の暮らす東京、渋谷区にはタヌキがたまに出没します。

都会の中でも自然が豊かな地域なのかもしれませんが、初めて見たときはびっくりしました。


これは、数年前にわが家前に数日間居座った子ダヌキ。


無事親が迎えに来て、親子でどこかに消えていきましたが、お隣の代々木八幡宮では、頻繁にこんな看板も……


タヌキは害獣ではないので駆除されることはなく、見かけたら近寄らず静観、いなくなるのを待つというのが都会のタヌキ対策のようです。

都会に出没するタヌキの場合、住宅に棲みついて住宅に被害を及ぼすことはないようですが、庭やベランダの果実や作物、ゴミが荒らされるといった被害はあるみたいですね。

わが家の場合、タヌキが玄関に居座って外に出られない、という珍しい被害(笑)でしたが、何かが荒らされることはありませんでした。

緑の多い地域には、よく出没するようですね。


頻繁に出没する「害獣ハクビシン」

都会で野生動物といえば、鳥やネズミがほとんどですが、実は、ハクビシンも相当数生息しています。

画像引用/渋谷区公式HP https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kurashi/pet/dobutsu-eisei/hakubishin.html

ハクビシンは、私の住む東京、渋谷区でもちょいちょい出没。


これはわが家の目の前で激写したハクビシン。

ここ最近、夜になると出没し、人を恐れる様子もなく堂々と徘徊。

わが家の2階のテラスにも木を伝って現れているらしく、ゴミ袋が破られる被害が何回かありました。

愛猫「祭ちゃん」はどうやら越しに何度もハクビシンを目撃しているようで、最近夜になると窓辺から離れず、寝ずの番でハクビシン待ち(笑)。


見かけただけでは特に心配ないようですが、天井裏や軒下などに棲みつくと、糞害により悪臭の発生や建物に被害を与えることも。

都心では、マンションの植栽スペースやビルの隙間にもねぐらを作ることもあるそうです。

ハクビシンを寄せ付けないためには……

  • 建物周りの侵入口になる隙間(縁の下、換気口、軒下など)をふさぐ。
  • 屋根に登れるような庭木の枝は剪定する。
  • 敷地内の果物の実は早めに収穫するか、網などをかける。
  • 生ごみを外に放置しない。

といった対策が有効だそう。(渋谷区公式HPより)

すでに被害にあっている場合は、自治体に相談して駆除してもらう、業者に駆除してもらうなど、自分でなんとかしようとしないでくださいね。

タヌキやハクビシンの他、最近はアライグマも都会に生息しているそう。

画像引用/渋谷区公式HP https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kurashi/pet/dobutsu-eisei/hakubishin.html

こういった身近な野生動物、見た目はかなり可愛い♡

でも、目に見えない寄生虫がいたり、人にうつる病気にかかっていたりするので、見かけても、餌を与えたりせず、近づかないようにしてくださいね。

あ、犬や猫などのペットをそばに寄せるのも厳禁です。
皆さまお気をつけください。

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この記事を書いた人

フィッシュバーン真也子

ホームコンサルタント、養生茶とおやつの店「だんで茶屋」店主
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリストとして長らく活動。 古屋をリノベし、茶屋経営、不動産賃貸業などを営む。現在ホームコンサルタントとして、リノベや不動産など住まいに関するコンサルティングも行う。現在、大学院にて空間デザインを研究中。また、メディカルハーブのスペシャリスト、ハーバルプラクティショナーでもある。<著書> *食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン) *住まいエッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)