「規格住宅」を選んだ一戸建て購入の先輩たちのリアルな声

2020.02.20 地域ライターE
付きの一戸建てに住みたいけど、イチから家を建てる計画をするなんて気が重い」
「普通の、安心して暮らせる家を建てたいけれど、適正価格がわからない」
「最終的に支払いがいくらになるかわからないのが怖い」

家を建てようと決めても、なかなかこういった不安はぬぐえないもの。
しかし、家探しのスタートにこんな不安を抱えていたご家族からも、「選んでよかった! 」の声が上がる「規格住宅」というものがあることをご存知ですか?


実際に規格住宅をマイホームに選んだ先輩家族のリアルな声を、デメリットも含めて聞いてきました!


規格住宅とは?

規格住宅とは、ハウスメーカーや工務店が自社の商品ラインナップとして

といった家づくりに関わる基本的なプランをあらかじめつくり、そのプランのなかで家づくりをする、というタイプの住宅です。

「規格住宅」について明確な定義はありません。
大手住宅メーカーであれば、ほとんどは商品ラインナップのなかに規格住宅を用意しています。

しかし「自由度の高さ・選択肢の多さ」は住宅メーカー・工務店によってさまざま。

自由度が高くなるほど高価に、低くなるほど安価に家づくりができるのが一般的です。

対比する言葉としては、「注文住宅」と「分譲住宅建売住宅」があります。

一から設計を行い、間取りや設備などの選択が自由にできるのが注文住宅です。

分譲(建売)住宅は、土地とセットで決められた仕様の住宅を買うもの。建てる前なら仕様の変更が可能なこともありますが、すでに完成している場合もあり、自由度はあまりありません。

「規格住宅」は、この注文住宅と分譲住宅の中間に位置するものといえます。


「規格住宅」のメリットとは?

まずは規格住宅を建ててメリットを感じたという声からご紹介していきます!

選択肢は多い方がいいとは限らない


友人は、マニアと言ってもいいほどのインテリア好き。そんな友人が家を建てることになり、色々と参考にさせてもらえたらうれしい! と話を聞いていましたが、本当に大変そう……。

もともとインテリア好きの友人ですら、「調べなきゃいけないことがたくさんあるから大変!」と感じるくらいなのだそう。「普通がいちばん! 」な私たち夫婦には、「完全オーダーメイドで家を建てる」なんて考えただけで辛いです。

「私には一戸建てなんて荷が重いかも……」と思わず言ってしまったら、その友人が「規格住宅」の存在を教えてくれました。シンプルなプランで、オプションも少なくてわかりやすい。

「これなら最後まで楽しんで家づくりに関われそう! 」と前向きに慣れたのが最大のメリットです!
(Aさん・中堅ハウスメーカーの規格住宅で一戸建て購入)

施工実績が多いのが安心


規格住宅の安心感は、何と言っても「実際の建築実績」がきちんとあること。家を建てるとなって、いちばん怖いのが「欠陥住宅」になってしまうことですよね。

その点、すでにその規格住宅で建てられた家に欠陥を感じている人がいるかどうか、商品名で検索すれば調べることができます。

メーカーさんのなかには、規格住宅で建築されたオーナーさんに「自宅解放見学デー」を設定してくれるところもあるので、イメージ通りかどうか確認できたことも良いと感じた理由かもしれません。
(Bさん・地元のパワービルダー規格住宅購入)


選択肢は多ければ多い方が良い……、と考えがちですが、迷ってしまうもの。「適度にセレクト済みの設備のなかから選べる」安心感がメリットですね。


「規格住宅」のデメリットは?

もちろん、デメリットを感じたという声も伺いました!

「一部だけオリジナルに」が難しいことも



家づくりって、だんだん欲が出てきませんか?

我が家の場合、家のデザインなどにはあまり興味がなく、「しっかりした標準的なプラン」がいくつか候補に上がれば、それで十分……と考えていたのですが、色々と調べていくうちに、キッチンの設備であるオーブンや食洗機を海外製にしたい! という希望が出てきてしまいました。

すでに規格住宅を発注済みだったのですが、残念ながらサイズの問題で海外製の設備をセレクトすることはできませんでした……。

選択肢が少ないからこそ一般的な注文住宅を比較して割安なお値段で家を建てられるわけですから、文句は言えないのですが。

高いキッチンを契約せずに済んだ夫は喜んでいるかもしれません……。
(Dさん・中堅住宅メーカーで規格住宅を建築)

一般的な家族構成外だと……


「子ども2人と夫婦」を想定して設計されている一戸建てが多いような気がします。

数の多い家族構成をモデルに選んでいるせいか、子ども3人それぞれに個室を用意したかった我が家では、規格住宅のプランのなかからピッタリの間取りを見つけることができませんでした。

「よくある家族モデル像」から外れてしまった我が家にはちょっと物足りなさも感じています。
(Cさん・地元パワービルダーで注文住宅をオーダー)


自分たちでオーダーメイドできない規格住宅を選ぶ際は、あらかじめ「このポイントについては気にならない」かどうか、家族全員で確認しておくことが大切のようです!


規格住宅を比較検討するときのポイント


TVCMをしているような大手住宅メーカーのブランドラインナップも、間取りが決まっているログハウスも、最近はやりのタイニーハウスもいわば「規格住宅」の一種。

どのパターンであっても、

“自由度が高くなる・流通量が少ない=価格が高くなる”
“自由度が低くなる・流通量が多い=価格が安くなる”

という傾向があります。
「自由&オリジナルに決めたいポイントがあるか?あるとすればどこか?」という点を意識しながら情報収集しましょう。

また、ハウスメーカーによって得意な工法が決まっています。

「在来木造軸組工法」
「枠組壁工法(2×4、2×6、2×8工法)」
「プレハブ工法」

など、工法によって「できること」が大きく変わってくるため、まずはそれぞれの工法のメリット・デメリットを確認し、その工法を持つ規格住宅を絞り込むとスムーズです。

希望にピッタリの規格住宅が見つけて、マイホームを手に入れる手間や時間、費用の負担を軽くできたら良いですね!


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人生で一番大きな買い物といっても過言ではない住宅。
家族みんなが納得できる家を作りたい!

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります