冬は最高の断捨離シーズン〜フィッシュバーン流「家育て」vol.1~
こんにちは、フィッシュバーンです。
「今年は暖冬」と何かで聞いた気がするのですが、所詮、冬は寒いなーと日々思っています。
皆様いかがお過ごしですか?
うちの猫は、1日中、ほかほかブランケットの上からほぼ動きません。
気持ちはわかる気がします……。
【インテリアのヒントに!DIY記事はこちら】
自分なりの持論ですが、家というものは、子どもやペットと同じく、やはり日々愛情をかけ、お世話をし、育てていくものだろうと思っています。
家を購入し、家具をおいて住人が住んだら、あとは放置……。
それでは、せっかくの家が台無しになってしまうと思うのです。諸々かまってあげることが、素敵な家を作るコツかなと。
ちなみに、私の趣味は「自分の家をあれこれいじる」こと。
DIYでちょこちょこプラスしたり、お気に入りの食器や家具などがあると、その存在を主張させるべく配置換えをしたり、デコレーションをしたり。
こういうことをすると、結局家具を動かすこととなり、その結果、掃除されていなかったところを綺麗にすることになり……。
また、デコレーションをするのに、ちょっと飾りが欲しいなと思うと、お裁縫をすることになり、ちょこっとDIYをすることになり……。
と、気づけば、たった一つのものを主役にするために1日が終わっていた、なんてことがよくあります。
実はこの「家いじり」の趣味、やはり、自分の家を持ってから、少々病的に(笑)激しくなってしまいました。
特に、いつも目にするところ、キッチンの窓辺は、1週間に一度くらいの割合で、飾っているものが変わります。
今週は、友人から素敵なポットをいただいたので、それをメインに可愛がっている盆栽とともに、和ですっきりと。
引っ越すたびに断捨離をしているのですが、ちょっと気を許すとどうしてもモノが増えていきます。
自分的に冬は断捨離をするのに一番いい季節だと思っています。
冬は外にでると寒いので、暇でも外出を控えてしまう無精者な私としては、断捨離は家にこもってできる最高の仕事なんですね。
冬の間にいらないものを捨て、新たな「家いじり」プランを練ります。
春になって暖かくなったら、ベランダでDIYもしやすいですし。
今回はパンパンになって地面がみえなくなっていた倉庫の中にも手をつけ、とうとう地面が見えるようになりました!
とはいえ、まだ捨てられるモノがあるとは思いますが、今回はここまで。
すでに燃えないゴミがたくさん出て、置き場がなくなったもので……ひどいことになってます。お見苦しくてすみません。
また、断捨離すると、しまいこんでいたものがこんなところに!という楽しい発見があったりもします。
今回の断捨離で発掘され、捨てることなく、逆に日々の暮らしに仲間入りした素敵なモノもありました。
しまいこんでいた湯飲みやお皿など、以前はあまり使わなかった和食器たちが、最近の暮らしではしっくりくるようになりました。
やはり年齢のせいかなー、なんて、しんみり。
その始まりは、数年前に売却した家。以前出版した著書もその家の話です。
この家に関しては、「いじり倒した」(育てすぎた?)と言っても過言ではないくらい、あらゆるお世話をしました。
「家育て」の結果、とてもいい家になり、周りの皆さんにほめられ、雑誌に掲載されたりもしました。
そして、この家の一部を借りたいと言う方が現れ、そこで初めて、期せずして「大家さん」という肩書きが私に追加されました。
この家は、結局丸ごと収益物件にしてしまい、最終的にお金持ちの不動産投資家の方が高く買ってくださいました。
売却の際は、玉の輿に乗った娘を嫁にだす親のような気分。「お金持ちのところで幸せになるんだよ~」といった感じ。
嬉しいけれど、なんとも切ない……(涙)
けれど、高く買ってくれるという方が現れたなら、手放すのは「今でしょ!」と悪魔のささやき(笑)
ということで、私ほどに「家育て」をしすぎるのも良し悪しですね。
でも、今の予想外の人生は、あの家からのギフトだなと感謝しています。
今は、せっせと「お山の上の再建築不可ハウス」を日々育家中。
「家育て」は、まずは自分が楽しむことが重要ですね。
1月29日発売のリンネル別冊「美しく暮らす大人のインテリア」(宝島社刊)という雑誌に我が家が紹介されます。ぜひご一読いただけると幸いです。
「今年は暖冬」と何かで聞いた気がするのですが、所詮、冬は寒いなーと日々思っています。
皆様いかがお過ごしですか?
うちの猫は、1日中、ほかほかブランケットの上からほぼ動きません。
気持ちはわかる気がします……。
【インテリアのヒントに!DIY記事はこちら】
「家育て」はしつこいほどの「家いじり」から
今回からしばらく、私の「家育て」について書いていこうと思います。自分なりの持論ですが、家というものは、子どもやペットと同じく、やはり日々愛情をかけ、お世話をし、育てていくものだろうと思っています。
家を購入し、家具をおいて住人が住んだら、あとは放置……。
それでは、せっかくの家が台無しになってしまうと思うのです。諸々かまってあげることが、素敵な家を作るコツかなと。
ちなみに、私の趣味は「自分の家をあれこれいじる」こと。
DIYでちょこちょこプラスしたり、お気に入りの食器や家具などがあると、その存在を主張させるべく配置換えをしたり、デコレーションをしたり。
こういうことをすると、結局家具を動かすこととなり、その結果、掃除されていなかったところを綺麗にすることになり……。
また、デコレーションをするのに、ちょっと飾りが欲しいなと思うと、お裁縫をすることになり、ちょこっとDIYをすることになり……。
と、気づけば、たった一つのものを主役にするために1日が終わっていた、なんてことがよくあります。
実はこの「家いじり」の趣味、やはり、自分の家を持ってから、少々病的に(笑)激しくなってしまいました。
特に、いつも目にするところ、キッチンの窓辺は、1週間に一度くらいの割合で、飾っているものが変わります。
今週は、友人から素敵なポットをいただいたので、それをメインに可愛がっている盆栽とともに、和ですっきりと。
「家育て」には、定期的な断捨離が大事です
実は、ここのところ断捨離を始めました。引っ越すたびに断捨離をしているのですが、ちょっと気を許すとどうしてもモノが増えていきます。
自分的に冬は断捨離をするのに一番いい季節だと思っています。
冬は外にでると寒いので、暇でも外出を控えてしまう無精者な私としては、断捨離は家にこもってできる最高の仕事なんですね。
冬の間にいらないものを捨て、新たな「家いじり」プランを練ります。
春になって暖かくなったら、ベランダでDIYもしやすいですし。
今回はパンパンになって地面がみえなくなっていた倉庫の中にも手をつけ、とうとう地面が見えるようになりました!
とはいえ、まだ捨てられるモノがあるとは思いますが、今回はここまで。
すでに燃えないゴミがたくさん出て、置き場がなくなったもので……ひどいことになってます。お見苦しくてすみません。
また、断捨離すると、しまいこんでいたものがこんなところに!という楽しい発見があったりもします。
今回の断捨離で発掘され、捨てることなく、逆に日々の暮らしに仲間入りした素敵なモノもありました。
しまいこんでいた湯飲みやお皿など、以前はあまり使わなかった和食器たちが、最近の暮らしではしっくりくるようになりました。
やはり年齢のせいかなー、なんて、しんみり。
「家育て」の先にあった予想外の人生
現在の私は、ブランディング業の他に、不動産賃貸業(大家さん)を生業としています。その始まりは、数年前に売却した家。以前出版した著書もその家の話です。
この家に関しては、「いじり倒した」(育てすぎた?)と言っても過言ではないくらい、あらゆるお世話をしました。
「家育て」の結果、とてもいい家になり、周りの皆さんにほめられ、雑誌に掲載されたりもしました。
そして、この家の一部を借りたいと言う方が現れ、そこで初めて、期せずして「大家さん」という肩書きが私に追加されました。
この家は、結局丸ごと収益物件にしてしまい、最終的にお金持ちの不動産投資家の方が高く買ってくださいました。
売却の際は、玉の輿に乗った娘を嫁にだす親のような気分。「お金持ちのところで幸せになるんだよ~」といった感じ。
嬉しいけれど、なんとも切ない……(涙)
けれど、高く買ってくれるという方が現れたなら、手放すのは「今でしょ!」と悪魔のささやき(笑)
ということで、私ほどに「家育て」をしすぎるのも良し悪しですね。
でも、今の予想外の人生は、あの家からのギフトだなと感謝しています。
今は、せっせと「お山の上の再建築不可ハウス」を日々育家中。
「家育て」は、まずは自分が楽しむことが重要ですね。
1月29日発売のリンネル別冊「美しく暮らす大人のインテリア」(宝島社刊)という雑誌に我が家が紹介されます。ぜひご一読いただけると幸いです。
フィッシュバーン真也子
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリスト、デコレーターとして長らく活動。
現在、ハーブブランドのディレクター業の傍ら、貸スタジオ業、不動産賃貸業を営む。占い人としても活動。
家、家具、雑貨など家に関わる全てをこよなく愛する。ヴィンテージ好き。食&旅、住に関する著書あり。
<BLOG> https://mayafish.xsrv.jp/
<著書>
*食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン)
*不動産エッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)