注文住宅・新築一戸建てで後悔したこと~屋上編~

2019.05.14 地域ライターE

「家のなか」ではないけれど、およりもさらにプライベート感を強く感じる屋上。大手ハウスメーカーのモデルプランでも選択肢がたくさんでてきています。

そんな屋上スタイルのある新築一戸建て購入の先輩に聞きました! ieny地域ライターEの「新築一戸建て建築にまつわるちょっとした後悔」~屋上編~をお送りします!

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洗濯ものを干す場所としては……?

朝晩には交通量が少なくない道路に面した我が家。バス通りでもあり、人通りもあるので、洗濯物を干すのは道路に面した庭スペースは避けたいところです。

かといって、家の裏側である北側はすぐにお隣の家が迫っているので、洗濯物にほとんど日が当たらない……と設計士さんとお話ししていたところ、2階にお風呂と洗面脱衣所を設けて、屋上に洗濯物干し場を置きましょう! と提案していただきました。

確かに日当たりもいいし、よそからの視線も気にせずに済むし、広いから布団やシーツも干しやすいし、いいことだらけ! と思っていたのですが……。

小さい問題がちょこちょこあります。
まずは、家のなかにいて、雨が降りそうだけどぎりぎりまで干しておきたいな……っていうときに「庇(ひさし)」があれば、一気に濡れてしまうことはないじゃないですか。でも屋上なので、庇はありません。

それから、屋上に上がる階段室があるだけなので、とりあえず急いで取り込んで洗濯物を放り込める「部屋」がないんですよね。それから、取り込んだはいいけれど「乾ききってないな」というときに、もう一度干しに行くのが面倒で……。

風が強い日に、屋上から洗濯物が飛んで行ってしまったようで何枚か行方不明になったことも。地面と違って結構遠くまで飛ばされてしまうみたいです。
洗濯もの干しのために作るには、「ベスト」と言える場所ではないですね……。
(Aさん・注文住宅建築後1年)


バーベキューなんか1年に1度もしない


夫はアウトドア好きなのですが、仕事が忙しくてなかなか時間のかかるレジャーは難しい状況でした。
家を建てよう、と住宅展示場でパンフレットをいろいろ物色していたところ、ある大手メーカーさんのパンフレット写真に夫の目が釘付けに。

それは、屋上を利用した「星空キャンプ」や「バーベキュー」のイメージ写真です。確かに、実家に眠っている若いころのアウトドアグッズが活用できるし、子どもも喜びそうですよね。

子どもが小さいうちは屋上でプール遊びや砂場遊びをしてもいいし、なによりセキュリティはバッチリ。「学生時代の共有の友人を呼んでバーベキューパーティーも楽しいかも~」と、夫婦ともに「引っ越し後の生活を想像するときに、いちばん盛り上がった設備」が屋上でした。

ところが、引っ越して3年。引っ越してすぐのときに義父母や親戚をお招きして新築披露パーティーをしたときに1度、子どものお泊り会で1度バーベキューをしたくらいで、あとはさっぱり使ってないんですよね……。

というのも、当たり前ですけど「日除け」が一切ないので、長時間いるにはちょっとツラい。コンセントは設けなかったので、灯は小さい電池式のものだけだと、虫は寄ってくるし光量も足りません。
結局、この2回だけでおしまいでした。夫は相変わらず忙しくて、家のなかでも外でも準備に時間がかかるバーベキューはハードルが高かったです……。
(Bさん・大手住宅メーカーの屋上プランで建築後3年)


お隣にも屋上があった結果……


季節がいいときには屋上でランチタイム、日光浴も家のなかならタンクトップで気軽にできるし、ハンモックをだしてのんびりしたり、春になったら屋上から近所の小学校の桜で花見、夜になったら夜景を眺めながらビールを飲むのも素敵……。

こんな期待をしながら、屋上デッキのある家を建てたのが5年前、最初の1年は、毎日のように屋上に上がって「大変だったけど、いい家ができたなあ……」ってしみじみお酒を飲むのが楽しみでした。夫はたばこを吸うときの指定席に。

雲行きが怪しくなったのは、ウチがたってからもしばらく売れていなかった隣の区画が売れた後のことです。出来上がっていくにしたがって、屋上付きのお家だってわかりました。

そのときはそこまで感じていなかったんですが、お隣さんは洗濯物を干すつもりだったみたい。目線がちょうど会ううえに、「誰にも見られなくて済む」というプライベート感がよかったのに、「あ、こんにちは~……」なんて、やっぱりイヤですよね。

コチラとしては、「おまけ」的な使い方だけだったので、何となく利用しなくなって、久しぶりに上がったら、小学校の桜の花びらが屋根の上にはりついていて、それを掃除するのに一苦労でした。
「近隣も屋上を作る可能性」をまったく考慮していなかったのは失敗ですね。
(Cさん・注文住宅建築後5年)

いかがでしたか? 「一戸建てで後悔したこと~屋上編」をお送りしました。
さまざまな用途に利用できるけれど、気軽に導入するには、制約も費用の問題も小さいものではありません。設計士さんに「屋上あったら素敵! 」と気軽に相談したら、プラス数百万円の予算がかかると聞いて断念した、というお話もうかがいました。

屋上の利用方法によっては、防水や重量計算など、構造に関わる問題も発生します。用途に合わせた施工経験のあるハウスメーカーを選んで相談することをオススメします!


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キッチンからパントリー、洗面所、バスルームまで一直線で家事がしやすい

パントリーは可動棚。置くものによって高さが変えられます。室内干しスペースとしても利用可能で、湿気がこもらないよう、すべり近くと天井近くに設置されています

「A」のキッチンはオープンな対面型、「B」のパントリーは独立した部屋でリビングダイニングから目に入らない形に。玄関・洗面所側からもパントリーに入れて、買い物後の荷物置きもラクラク。パントリーをウォークスルーにしたことによって、回遊ができる間取りになっています

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります