夫婦で対立!? 家を買うときの意見の食い違いあるある~ハウスメーカー編~

2017.09.09


「近い将来、一戸建てを建てようね」そんなふわっとしたイメージで住宅展示場にはじめて足を運んでみる前の段階で、「家を建てるなら絶対に○○ハウスの家が良い!」そんな強い希望を持っている方はそう多くはありません。とはいえ、最終的にどこかひとつのハウスメーカー工務店を選ぶとき、夫婦の意見が一致しないことはよくある話。

ieny地域ライターEが新築一戸建て購入の先輩に聞いた、「新築一戸建て建築にまつわる意見の食い違いあるある」と、「そのトラブルをどう乗り越えたか体験談」のハウスメーカー編をお届けします。

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好みのハウスメーカーがきっぱりわかれた


実家の土地を一部分けてもらっての住宅建築。環境もよく知っていたし、面積も充分、一戸建てを建てるのに制約になるような道路幅の問題なんかもありませんでした。土地費用がほぼ掛からない上、完成までは同居していればいいだけだったので、時間的にも予算的にも余裕を持てましたし、正直一戸建て建築に、なんの不安も持っていませんでした。ところが、結構早い段階で問題発生。主人と私の家の好みがまったく違ったんです…。

私は外国風の可愛いデザインが特徴の輸入住宅系ハウスメーカーが大好き。主人は国産木材をふんだんに使う、質実剛健な雰囲気のハウスメーカーが一押しでした。確かに建物は主人がローンを組むけれど、土地は私の両親から譲られるんだし…という気持ちになってしまって。まったく同じことを主人も考えていたんだな、って今ならわかります。

ストレートには言えないから、私は「家にいる時間は私のほうが長いんだから」とか「愛着がある家のほうが掃除も気合が入るし」なんて言いました。主人は「実家もそばにあるんだし、町並みとの全体の調和が取れたほうがいいんじゃないか」「輸入住宅は坪単価から考えても割高だ。そのぶん外構に予算を回そう」なんて、ずっと平行線でしたね。結局どちらのハウスメーカーもやめて、地元の工務店にお願いすることになりました。それぞれひいきにしていたハウスメーカーの営業さんには、振り回して悪いことしちゃったな、って反省しています。
(Aさん:新築一戸建て建築中)


ナンバーワン?オンリーワン?


主人はなんでも「最大手の商品にしておけば間違いはない」と考える人。車ならトヨタ、携帯ならドコモ…家もその調子で他に何も検討せずに「戸建て着工件数ナンバーワン」のハウスメーカーにそのまま依頼をしようとしました。もちろん、ナンバーワンの安心感はあるけれど、せっかくの新築一戸建て。いろいろ比較検討したいじゃないですか。

今まで何でも「はいはい」って主人の選択を受け入れていた私が、いきなり「もっといろいろ見てみましょう」って言ったことにびっくりしたみたいです。
最終的には、「日本中でどんなに家を建てて、ナンバーワンでも、ウチにとっては他のお家に住むわけじゃないし、自分にとってのオンリーワンの家をつくってくれるところを探したほうがいいんじゃない?」っていう娘の一言で、いつも頑固な主人も折れてくれました。いつもは生意気なことばかり言うので、私もよく叱っていますけど、あの時ばかりは「娘!! よく言った!! 」という気持ちでいっぱいでしたね!
(Bさん:新築一戸建て建築後3年)


「信頼できる営業マン」ってどんな人?


「どのハウスメーカーに決めても、間取りも金額もそんなに大きな違いがないんだから、どの営業マンを信頼して仕事をお願いするかで決めよう」なんて言い出した主人。長い人生の中で、一瞬しか関わらない営業マンで建てる家を決めようだなんて、本当にビックリしました。忙しすぎて、一戸建て建てるのが嫌になったのかと思ったくらい。

思わず会社で愚痴を言ったら、男性社員が「わかるなーその気持ち。普段営業やっているから、いい営業は応援したくなるんですよねー」なんて言うし。男の人ってそういう人多いんですかね?

「信頼できる人と一緒に進めたいだろう?」なんて言っていたけど、結局主人が一番気に入っていた営業さんが見積や設計の提出でミス連発。「あら~これじゃ安心しておまかせできないわねえ」で、私が一番気に入ったプランを持ってきてくれたハウスメーカーさんに発注することが無事に決まりました。「まあ、彼もなかなか安心感があるなと思っていたんだよ」なんて最後までブツブツ言っていましたけれど、私としてはスッキリです。
(Cさん:新築一戸建て建築後1年)


「こんな夫婦喧嘩、うちでもありそう…」そんな風に感じられた方も多かったのではないでしょうか?「じゃあ両方建ててみよう」というわけにはいかない新築一戸建て。いつかはひとつのハウスメーカーに絞らなくてはなりません。夫婦で意見がきっぱり別れてしまったときは、子供や両親、親戚などに「どちらがどちらのハウスメーカーを推しているか」は内緒にして、客観的な意見を聞いてみましょう。意外と冷静になり、今までの意見から変わることができるかもしれませんよ!