ダイニングテーブルの選び方のコツって？知っておきたいダイニングテーブルの選びの着眼点

ダイニングルームの主役となるダイニングテーブル。でも、ダイニングテーブルって、頻繁に買いかえるものでもないので、どんな風に選んでよいのか分かりませんよね。

そこで、今回のテーマは「ダイニングテーブルの選び方のコツ」。自分の住まいに合ったダイニングテーブルを選ぶノウハウについて、ご紹介したいと思います。

ダイニングテーブルは「サイズ」ではなく「範囲」で見る

ダイニングテーブル選びの際、サイズを間違えていないのに、なぜか部屋にフィットしないサイズ感になってしまった…。こんな失敗してしまったという方、実は多いはず。これは、「テーブルのサイズ」のみの確認で購入してしまったからです。

ダイニングテーブル選びでは、テーブル自体の「サイズ」よりも、その「範囲」に注目することが大切です。ダイニングテーブルには、基本的には椅子をセットして利用しますよね。椅子を引いた時のダイニングテーブルと椅子をあわせた占有範囲。また、余裕を持って椅子に座ったり、椅子から立ち上がったりするためのスペースまで念頭に、快適な範囲を把握する必要があります。

紙製の食器を持参するぐらいの覚悟で選ぼう！

ダイニングテーブルの快適さは、テーブルのスペースが十分かどうかでほとんど決定します。もちろん、座った際の心地と目線、自分の脚とテーブルの隙間、上体からテーブルへのアクセス性なども大事ですが、これらは椅子とのマッチングの問題が大きくなります。。

家族と快適に食事をするために大切なダイニングテーブルを選ぶためには、利用シーンに応じて最大限必要な広さを備えている必要があります。そこで、あらかじめ、利用シーンを想定し、紙コップ・紙皿・ランチョンマットなどを利用して、広さを換算しておくことをおすすめします。家具屋に行って選ぶ際は、紙コップ・紙皿・ランチョンマットを持参し、テーブルに置いてテストすれば、完璧です。

ダイニングテーブルを設置した際の圧迫感をイメージする

新居に引っ越して、家具を入れていない状態の部屋のためにダイニングテーブルを選ぶ際は、必ず新しいダイニングテーブルを設置した状態をイメージするようにしましょう。

新築の家具の入ってない家は、視覚的にはとても広々と感じるものです。そのイメージのまま、ダイニングテーブルが入っても、広々としたイメージを持っていて、実際にダイニングテーブルを入れたら、かなり狭く感じてしまったという例は少なくありません。段ボールでブロックを作り、そのブロックの大きさをメジャーで計測し、どのくらいの圧迫感を感じるかをイメージできるようなセンスを磨いていきましょう。

食事以外の作業を想定しよう！

ダイニングテーブルを選ぶうえで、意外に大切なのが食事以外での利用シーンも考えておくこと。

例えば、子供の勉強や、夫婦のパソコン作業などがそうでしょう。子供部屋に勉強机が確保できずに、さらには、ダイニングテーブルとキッチンの導線で親と子供がよくコミュニケーションを取るのであれば、ダイニングテーブルは、勉強スペースとしても快適なものを目指すべきです。汚れに強い材質を選んだり、ダイニングテーブルの下に簡易的な収納スペースがあったり、多機能なものを選ぶと便利です。

予算や利用スタイルにあった材質を選ぼう

ダイニングテーブルの材質は様々なものがありますが、木本来の自然の温かみが感じられる木材の人気が高いようです。また、ガラスのテーブルは、日々の利用やお手入れに多少気を遣う必要はありますが、スタイリッシュなお部屋を演出できそうです。様々な材質の中から、予算や利用スタイルに合った材質で、結果的に買ってよかったと長期的に感じられるダイニングテーブルを選べるよう工夫しましょう。

毎日の食事タイムを過ごすことになるダイニングルーム。一日の大部分を過ごすスペースだからこそ、その居心地が人生の幸せに大きく左右するともいえます。ぜひ、今回お伝えしたダイニングテーブルの選び方を参考に、最適なダイニングテーブルを選んでみてください。