昨今のつらーい猛暑、わが家の場合 ~フィッシュバーン流「家育て」vol.55~

こんにちは、フィッシュバーンです。

この夏、豪雨の地域で大変な思いをしていらっしゃる方も多い中、東京は猛暑が続き、日中の屋外は危険なほどの暑さ。


代々木八幡宮の地域猫たちも、ぐったり。石のひんやり感を求めて、狛犬や灯籠にくっついて寝ています。

ちなみにわが家の猫、祭ちゃんもエアコンの効いている部屋で過ごしているのに、心なしかぐったり。


今回はわが家における猛暑対策をご紹介します。


猛暑が続く日々、ソーラーパネルに大感謝

数年前に設置したソーラーパネル。日々の猛暑で全く有難いことはないけれど、日中の太陽光発電量は最強です。



たいして大きくないのですが、日中は、50平方メートル程度の2フロアでエアコンをつけていても、まだ売電できる余裕があります。もちろん、冷蔵庫や電灯などの使用分も入っています。


このご時世、関東周辺は電気代が高騰していますが、わが家の夏の電気代は、以前と変わっていません。太陽光発電のおかげですね。

ただ、蓄電型ではないソーラーシステムなので、余った発電分は売電。夜は恩恵に預かれないのが残念なところです。

付属のコントロールパネルで環境貢献度を見ることもでき、エアコンを使用し続けることへの罪悪感(私だけ? )が減ります。


太陽光システムの設置は今多くの自治体で補助がでるので、現在使用していない方はリフォームの際にぜひ!


日当たりのいい戸建てでのエアコンの使い方

“戸建て”って、各部屋でエアコンをつけるので電気代が高くなる上、エアコンのない場所(洗面所トイレなど)はものすごく暑い……。

その上、わが家は吹き抜けもあり、エアコン効率が悪いんですね。

ここ数年、どういうエアコンの使い方が効率的かを試していたのですが、今年の猛暑で結論がでました(あくまでも日当たりのいい、吹き抜けやオープンスペースの多いわが家の場合です)。

1. 家自体の温度上昇を防ぐ


古い戸建ては断熱、遮熱性能が低い場合が多いので、家自体の温度が高くなってしまいがち。建物自体が一度熱くなってしまうと、屋内はなかなか涼しくなりません。

古い家屋な上、日当たりが非常にいいわが家は、エアコンを27度くらいの除湿で早朝からつけ、猛暑の日は人がいない部屋でもつけっぱなしにします。


外気温が上がってきたら、人がいる部屋は冷房に切り替えて室内温度を下げます。電気代や熱効率の面からみても、わが家にはこの作戦が適している感じです。

2. テラス、玄関先、窓、室外機に打ち水


朝と日中に2回ほど、家の周りや、室外機に打ち水(ホースで地面に水を掛けまくる)をします。

日中30度を超える日は、この打ち水をするだけでかなり室内温度の上昇を防ぐことができます。ただ、窓に水をかけると、窓拭きがちょっと面倒になるのが難点(笑)


この家をリノベーションしてから、さまざまな暑さ対策を実践検証してきましたが、7年目にしてわが家なりの猛暑の乗り越え方を見つけられました。

猛暑続きで夏が嫌いになり始めていたのですが、ちょっとは夏を楽しもうと昨日は家の前で花火をしてみました。


蚊取り線香を焚き、ビーチサンダルで足に水を掛けながらの小さな花火。「やっぱり、夏もいいな」なんて思ったり……。

環境破壊による気候変動は、山火事や豪雨、気温の上昇など、私たちの暮らしに大きく影響し始めています。

本当は人間が快適さを少々我慢して暮らすことが地球にとっての正解だろうと思うのですが、我慢により夏は熱中症を起こすという健康被害もあり、なかなか難しい。でも、環境配慮への意識は忘れずに暮らしたいものですね。

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この記事を書いた人

フィッシュバーン真也子

ホームコンサルタント、養生茶とおやつの店「だんで茶屋」店主
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリストとして長らく活動。 古屋をリノベし、茶屋経営、不動産賃貸業などを営む。現在ホームコンサルタントとして、リノベや不動産など住まいに関するコンサルティングも行う。現在、大学院にて空間デザインを研究中。また、メディカルハーブのスペシャリスト、ハーバルプラクティショナーでもある。<著書> *食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン) *住まいエッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)