住居や街並み、旅で出会った印象的な風景 ~フィッシュバーン流「家育て」vol.43~
こんにちは、フィッシュバーンです。
待望の夏休みシーズン到来。今年は、旅に出かける方が増えているようですね。
私もちょっと遠出をしたいなと思っていますが、今のところノープラン。

これは、数年前に訪れた岡山県高梁市吹屋のベンガラ色の街並み。街全体がくすんだ朱のベンガラ色で、とっても素敵でした。
この旅の後、こういう色の雑貨や家具が妙に欲しくなったりして……(笑)
今回は、私が過去の旅で出会った印象的な住宅や建築物、ガーデンの写真をご紹介します。
先述のベンガラの町もその一つ。土着のそこにしかない個性が反映された風景って、心に残るんですよね。
同じような魅力を感じたのが、フランスの古城の街、カルカッソンヌ。

カルカッソンヌは世界遺産の城塞都市。
城壁内には、お城とともに、中世そのままの佇まいが残されていますが、城壁外にも石造りの住宅が数多く残り、歴史遺産的街並みが美しい。

この写真は、城壁外の小さなホテルや民家が立ち並ぶエリア。窓周りのデザインや色使いがとっても魅力的です。
石造りの外壁は中世から修理をしながら使い続けている、という地元のおばあさんの話に驚いた記憶が……ヨーロッパの中世って長いですけど、たとえば日本でいえば鎌倉時代あたり。
鎌倉時代に建てられた建築物で現存するものって、日本の場合は神社仏閣やお城。個人住宅ってないですよね~。石造りってすごい。
そして、次はアメリカ、カリフォルニア。


カリフォルニアのフレズノという街の果樹園と地下住宅「Forestiere Underground Gardens」(https://undergroundgardens.com)。
1900年代、この住宅の持ち主フォルスティア氏は、カリフォルニアの暑さを避けるため、一人コツコツとこの地下住宅を40年かけて建設。
カリフォルニアは日差しが強く乾燥している場所ですが、地下は涼しく、冬は暖かいという風土の特色が上手に生かされています。
歴史遺産でも文化遺産でもないけれど、過去に見た個人住宅(それも手作り)の中で最も圧倒され感激し、その後のDIY作業に力が入りました(笑)。
元祖DIYの壮大な地下住宅、DIY好きには必見の場所です。
そして……

これは沖縄の原風景。
風土の気候にあった茅葺や瓦の屋根、周囲には南国の植物。ここに来なければ見られないシーンです。
離島ではまだこういった住居形式が残っているんですね。土地の気候や特徴にあった家づくりをする、という点は、とても参考になります。

1927年に建てられた島津製作所旧本社ビル。建築家は武田五一。現在はウェディング&レストランスペース(https://www.fortunegarden.com/restaurant/)に改装されています。
店内の窓や床、レイアウトなど、創建時の状態を生かした部分があちこちに見られ、レトロ建築好きにはたまりません。

このスペース、元は警備員の控え室だったとか。
1927年といえば昭和2年。関東大震災の教訓で、震災に耐える鉄筋コンクリートの近代建築が一気に増えた時代です。
日本の近代建築が花開いた時代なのだな、と感慨深くお茶をさせていただきました。
そして、佐渡。

ここは産業遺、金銀抽出施設の跡地「北沢浮遊選鉱場跡」です。
1885年(明治18年)に金属と岩石を選別する「選鉱場」と「精錬施設」が建設。その後、東洋一の規模と言われる浮遊選鉱場が完成しました。
ですが……、只今は幻想的なラピュタの世界、廃墟です。
建築物は、使用されなくなると、こうやって草木に侵食され、物語のワンシーンのようになるのですね。
現代の空き家問題と同じ。手入れされなくなった住宅は、廃墟になってしまいます。建てたら、きちんと管理をしないといけませんね。

軽井沢のレイクガーデン(https://www.karuizawa-lakegarden.jp)のお庭。
バラのパーゴラの隙間から、奥のイングリッシュガーデンがチラ見えしています。こういう奥行き感、庭づくりの参考になりますね。
もちろん広い敷地がないとできませんが、小さな庭でも、奥行き感を印象付けるレイアウトは可能。いつかこの手法で庭を作りたいと思っています。
そして……
この写真は、ある地方都市の裕福な(多分)お宅の植栽。

東京では、こういう和風、かつスケールの大きい、手入れの行き届いた玄関先の植栽はなかなか見られません。
見事な柘植、蘇鉄、そして立派な門構え。奥に見える瓦屋根の住宅も素晴らしい。気持ちよく手入れされています。
この維持管理体制に感激して、つい写真を撮りました。のちに、私の遠縁のお宅と聞いてびっくりしましたが(笑)。
旅に行くと、さまざまな建築物や住宅などの写真を撮ります。こういった写真は自分の思い出以外に、家づくりやリノベーションをする際、自分のイメージを業者さんやデザイナーに伝えるツールとして、とっても役立ちます。
また今年も、どこかに行って写真撮ってきます!
待望の夏休みシーズン到来。今年は、旅に出かける方が増えているようですね。
私もちょっと遠出をしたいなと思っていますが、今のところノープラン。

これは、数年前に訪れた岡山県高梁市吹屋のベンガラ色の街並み。街全体がくすんだ朱のベンガラ色で、とっても素敵でした。
この旅の後、こういう色の雑貨や家具が妙に欲しくなったりして……(笑)
今回は、私が過去の旅で出会った印象的な住宅や建築物、ガーデンの写真をご紹介します。
素朴さとヴァナキュラーな空間に魅力あり
素朴さとその地域ならではオリジナルな空間、そんな場所は何年経っても忘れられず、国内外を問わず、またあの場所に行ってみたいと思ってしまいます。先述のベンガラの町もその一つ。土着のそこにしかない個性が反映された風景って、心に残るんですよね。
同じような魅力を感じたのが、フランスの古城の街、カルカッソンヌ。

カルカッソンヌは世界遺産の城塞都市。
城壁内には、お城とともに、中世そのままの佇まいが残されていますが、城壁外にも石造りの住宅が数多く残り、歴史遺産的街並みが美しい。

この写真は、城壁外の小さなホテルや民家が立ち並ぶエリア。窓周りのデザインや色使いがとっても魅力的です。
石造りの外壁は中世から修理をしながら使い続けている、という地元のおばあさんの話に驚いた記憶が……ヨーロッパの中世って長いですけど、たとえば日本でいえば鎌倉時代あたり。
鎌倉時代に建てられた建築物で現存するものって、日本の場合は神社仏閣やお城。個人住宅ってないですよね~。石造りってすごい。
そして、次はアメリカ、カリフォルニア。


カリフォルニアのフレズノという街の果樹園と地下住宅「Forestiere Underground Gardens」(https://undergroundgardens.com)。
1900年代、この住宅の持ち主フォルスティア氏は、カリフォルニアの暑さを避けるため、一人コツコツとこの地下住宅を40年かけて建設。
カリフォルニアは日差しが強く乾燥している場所ですが、地下は涼しく、冬は暖かいという風土の特色が上手に生かされています。
歴史遺産でも文化遺産でもないけれど、過去に見た個人住宅(それも手作り)の中で最も圧倒され感激し、その後のDIY作業に力が入りました(笑)。
元祖DIYの壮大な地下住宅、DIY好きには必見の場所です。
そして……

これは沖縄の原風景。
風土の気候にあった茅葺や瓦の屋根、周囲には南国の植物。ここに来なければ見られないシーンです。
離島ではまだこういった住居形式が残っているんですね。土地の気候や特徴にあった家づくりをする、という点は、とても参考になります。
歴史的建造物や産業遺産には学びが詰まっている
さて、京都です。
1927年に建てられた島津製作所旧本社ビル。建築家は武田五一。現在はウェディング&レストランスペース(https://www.fortunegarden.com/restaurant/)に改装されています。
店内の窓や床、レイアウトなど、創建時の状態を生かした部分があちこちに見られ、レトロ建築好きにはたまりません。

このスペース、元は警備員の控え室だったとか。
1927年といえば昭和2年。関東大震災の教訓で、震災に耐える鉄筋コンクリートの近代建築が一気に増えた時代です。
日本の近代建築が花開いた時代なのだな、と感慨深くお茶をさせていただきました。
そして、佐渡。

ここは産業遺、金銀抽出施設の跡地「北沢浮遊選鉱場跡」です。
1885年(明治18年)に金属と岩石を選別する「選鉱場」と「精錬施設」が建設。その後、東洋一の規模と言われる浮遊選鉱場が完成しました。
ですが……、只今は幻想的なラピュタの世界、廃墟です。
建築物は、使用されなくなると、こうやって草木に侵食され、物語のワンシーンのようになるのですね。
現代の空き家問題と同じ。手入れされなくなった住宅は、廃墟になってしまいます。建てたら、きちんと管理をしないといけませんね。
庭や植栽のあり方は住まいづくりの参考に
最後は、緑の景色を。
軽井沢のレイクガーデン(https://www.karuizawa-lakegarden.jp)のお庭。
バラのパーゴラの隙間から、奥のイングリッシュガーデンがチラ見えしています。こういう奥行き感、庭づくりの参考になりますね。
もちろん広い敷地がないとできませんが、小さな庭でも、奥行き感を印象付けるレイアウトは可能。いつかこの手法で庭を作りたいと思っています。
そして……
この写真は、ある地方都市の裕福な(多分)お宅の植栽。

東京では、こういう和風、かつスケールの大きい、手入れの行き届いた玄関先の植栽はなかなか見られません。
見事な柘植、蘇鉄、そして立派な門構え。奥に見える瓦屋根の住宅も素晴らしい。気持ちよく手入れされています。
この維持管理体制に感激して、つい写真を撮りました。のちに、私の遠縁のお宅と聞いてびっくりしましたが(笑)。
旅に行くと、さまざまな建築物や住宅などの写真を撮ります。こういった写真は自分の思い出以外に、家づくりやリノベーションをする際、自分のイメージを業者さんやデザイナーに伝えるツールとして、とっても役立ちます。
また今年も、どこかに行って写真撮ってきます!
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