石のアプローチをプロにお手入れしてもらいました ~フィッシュバーン流「家育て」vol.41~

こんにちは、フィッシュバーンです。

梅雨のどんより天気、低気圧のせいか、なんとなく体が重く眠気も増しますね。

わが家の愛猫、祭ちゃんも同様らしく、いつにも増して長時間寝ている気がします。


成長期なのか、最近の睡眠時間1日18時間くらい(笑)すごいなー、猫って。


玄関前の石のアプローチ、艶がなくなり汚れが目立つように……

わが家は「週末カフェ」という性質もあり、人の出入りが多い家。

それも皆さん代々木八幡神社から緑の小径を通っていらっしゃるので、玄関前の石のアプローチが、結構汚れるんですよね。

「だんで茶屋」への緑の小径。奥が代々木八幡宮の参道。

昨年くらいから、お店の入り口周辺と1階住居部分の玄関ドア前のアプローチがなんとなく汚れていて、石の艶の無さと併せて気になっていました。



玄関ドア前は鉄平石の乱形の石が貼られているのですが、これは、この家の元のオーナーが昭和60年代に施したもの。

家の軌跡として古いパートを残したかったので、リノベーションの際、この部分はあえてそのままにしました。

その他の部分は、黒い石英岩のピンコロ石敷き。

が……黒かったはずのピンコロ石、最近は艶がなくなり、灰色? に変化。

ケルヒャーで水洗いするとしばらくは綺麗になるのですが、その状態はほんの短期間で、あっという間にしょぼくれた灰色のカサついたアプローチに逆戻り。

うーむ、これは素人の手には負えない感。石のお掃除屋さん、探さなきゃです。


ご近所の「石のタイル専門家」にメンテナンスを依頼

とある朝、ご近所を散歩していると、石のタイルがたくさん並んでいるショールームのようなスペースに出会いました。

気になって入ってみると、石のタイルの専門業者さんで、メンテナンスも行っているとのお話。

これって、渡りに船の状況です(笑)

オーナーの方の「石愛」に引き込まれ、いろいろな「石話」を楽しく聞かせていただいたのですが、天然石は、専用の薬剤を使わないと、なかなか汚れを落としたり、色を鮮やかにしたりということは難しいそう。

ヘタな洗剤などを使うと逆効果になり、石の美しさが失われることもあるとか。

お話を伺ったのち、数週間に渡ってメンテナンスをしていただくことになりました。

余談ですが、この石のタイル専門家のご主人、なんとお名前が「石田さん」。まさに天職(笑)

まずは水洗い。

後日、薬剤のパッチテストの後、石本来の色や艶を戻すための薬剤を塗布。

メンテナンスの間、薬剤を塗っては乾かし様子を見る、という工程を繰り返します。

その間、雨が降ったり、お店の営業日だったりなど、なかなかスケジュール調整が大変でした。玄関って、使わない日がない場所ですしね。

そして、全工程終了後。



ピンコロ石の色も鮮やかになりましたが、驚いたのは古い鉄平石の部分。

本来の茶色や薄緑といった石の色が蘇ってびっくりです。

全部グレーっぽい石だと思っていたら、それは全部汚れだったという……(笑)

30年以上前に施工した石なのに、お手入れするとこんなにも鮮やかになるなんて……石ってすごい、とってもサスティナブル。

ちなみに、今回のメンテナンスで、数年は何もしなくていいそう。汚れがつきにくくなっているので、掃き掃除で十分だとか。

ご自宅に石のアプローチを施していらっしゃる方、ぜひメンテナンスしてみてください。とっても綺麗になりますよ。


協力/ダイナストーン株式会社
https://dinaston.co.jp

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この記事を書いた人

フィッシュバーン真也子

ホームコンサルタント、養生茶とおやつの店「だんで茶屋」店主
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリストとして長らく活動。 古屋をリノベし、茶屋経営、不動産賃貸業などを営む。現在ホームコンサルタントとして、リノベや不動産など住まいに関するコンサルティングも行う。現在、大学院にて空間デザインを研究中。また、メディカルハーブのスペシャリスト、ハーバルプラクティショナーでもある。<著書> *食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン) *住まいエッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)