お気に入りの椅子は、暮らしの素敵な友 ~フィッシュバーン流「家育て」vol.39~

こんにちは、フィッシュバーンです。

街は一気にポカポカ陽気。今年はお花屋さんに、球根付きのお花がたくさん出ていました。

写真は、小さな球根付きチューリップ。


お花が終わった後の球根は、土に植えてもほとんど芽は出ないそう。

たまに芽を出すこともあるらしいので、一応花が終わったら植えてみようと思います。


「ピエール・ジャンヌレ」デビューしました

昨年、「一生のお宝」にすべく、以前から欲しかったピエール・ジャンヌレのダイニングチェアを購入。

それも、リプロダクトではないアンティーク……。清水の舞台から飛び降りました(笑)


スイスの建築家、ピエール・ジャンヌレはル・コルビュジェの従兄弟であり、「近代建築の三大巨匠」の一人とされています。

インド、チャンディガール都市計画での建築物や家具デザインを手掛けたことでも有名ですね。

私の購入したチャンディガールコレクションの椅子は、インドのチャンディガールの施設で実際に使用されていたダイニングチェアだそうです。


宿泊施設? 教室? で使われていたのか、部屋番号が書かれています。

チークとラタン材を使用し、ラタンの背もたれはインドの伝統的な手工芸技術を採用。

木部のシャープなラインとラタンの温かみのバランス、簡素明瞭な美しさ……素敵な椅子です。

図書館で初めてこの椅子の写真を見たときから、いつかは欲しいリストに入れていました。

毎日抱いて寝たいくらい好きな椅子ですが(笑)、実際はもったいなくてあまり座れず、大事に飾って日々眺めています。

今年は、もう少し座ってみよう。


わが家の椅子は木やラタンが中心

ジャンヌレの椅子とは別に、わが家で日常的に使用する椅子も、気づけば木やラタン製ばかり。

お店(だんで茶屋)で使用しているバウマンの椅子は、1900年代フランスのカフェやビストロで、ポピュラーだったベントウッドチェア。


曲木のカーブがとっても座りやすく、その上軽いので、移動させるのもラクチン。

まぁるい背もたれも愛嬌がありますね。

オークションやアンティークショップで少しずつ買い足して、ただいま4脚になりました。

次はラタンのラウンジチェア。温泉地にありそうなレトロ感がお気に入りです。


これもお客様用の椅子ですが、お店がクローズの時は……


愛猫、祭ちゃんが、陣取っています(笑)

その他、ダイニングチェアやラウンジチェア以外に、スツール類もわが家では大活躍。


編み込みラタンの座面はしなやかで、座り心地の良さが魅力。カウンターチェアとして使っています。

自然木のスツールは、座るというより、踏み台として使われることが多いかな(笑)

高い棚の物の出し入れは、このスツールを活用。

そして最後に……

もう今は使っていないけれど、どうしても捨てられないお気に入りの椅子がこれ。


この椅子は、今は閉店してしまった近所のビストロで使用されていたもの。

昭和初期から使用されていたようで、曲木椅子で有名なトーネット製かも? 疑惑があり、なんとなく捨てられずにいます。多分、日本製だと思いますけど……

曲木の曲線デザインは、アールデコ風でレトロなオシャレ感があり、好きな椅子の一つです。

と、わが家の椅子をご紹介しましたが、

それぞれの椅子にさまざまな思い入れがあり、椅子って、自分の暮らしとともにあるなぁと感じます。

椅子は、素敵な暮らしの友ですね。


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この記事を書いた人

フィッシュバーン真也子

ホームコンサルタント、養生茶とおやつの店「だんで茶屋」店主
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリストとして長らく活動。 古屋をリノベし、茶屋経営、不動産賃貸業などを営む。現在ホームコンサルタントとして、リノベや不動産など住まいに関するコンサルティングも行う。現在、大学院にて空間デザインを研究中。また、メディカルハーブのスペシャリスト、ハーバルプラクティショナーでもある。<著書> *食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン) *住まいエッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)