2022年寅年の幕開けは、暮らしの中の「虎」 ~フィッシュバーン流「家育て」vol.36~
あけましておめでとうございます、フィッシュバーンです。
2022年も引き続き、暮らしや家、インテリアなど、住まいのいろいろを書かせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年は、大学で住居学の勉強を始め、住居や建築について沢山の学びがありました。
伝統建築、インテリアデザイン、住居構造など、目からウロコの知識を詰め込み、中年の脳がパンクしかけています(笑)
今年もこのコラムで、住居学で学術的に学んだことを、暮らしや住まいが楽しくなるような形でアウトプットしていこうと思います。
誰もが知る国民的和菓子のお店「とらや」は、室町時代後期に京都で創業し、長らく「御所御用」を務めた老舗です。
明治の東京遷都に伴い、赤坂の地に店舗を設けました。
2018年には、建築家・内藤廣氏が設計した新店舗をリニューアルオープン。
私は、毎年年末になると「とらや」と豊川稲荷さんをセットで行くことを自分的行事にしているのですが、ここはいつ行っても素敵ですねー。
光と抜け感が気持ちのいい空間で、なんだか落ち着きます。
世の中には「オシャレすぎて落ち着かない」という空間があると思うのですが、「とらや」は違うんですよね。
あちこちに使われたヒノキのせいか、設計のせいか……。
やはり、建築家・内藤氏の「簡素にして高雅」という設計コンセプトが、すっぽりとハマって、その通りに表現できているからなんでしょうね。
簡素が落ち着きに繋がり、高雅が素敵と感じさせる、ってことなのかな。
3階のカフェはいつも混んでいて順番待ちですが、2階のショップや地下のギャラリーは気軽に入れるので、ふらっと立ち寄っても楽しいですよ。
社寺建築には「蟇股(かえるまた)」という横木(梁・桁)のところに、荷重を分散して支えるための下側が広くなっている部材があります。
たいてい立派な彫刻があり、有名なところでは日光東照宮の眠り猫ですね。
北野天満宮では、この蟇股に虎があしらわれていました。その上、木鼻(社寺の本殿や御堂の入り口の柱の先端)にも……。
ずいぶん前にガラケーで撮ったので、写真が微妙ですが、なかなか鮮やかなのはわかっていただけるでしょうか? 他にも、鳥やお花などが彫られています。
宗教や時代によって、彫られているものはさまざまなのですが、昔はこういった建物の意匠で、社寺の格や権威を表現したようです。
初詣で北野天満宮に行かれる方、寅年の今年、ぜひいろいろな虎を探してみてください。
他にも、インテリア・建築関係では、木材の虎杢(虎の模様)なんかもありますね。
木の種類によって、虎杢の見え方はさまざまですが、家具、楽器や将棋道具、その他工芸品に使用されています。
好みもあるでしょうが、虎柄が綺麗に出ているほど評価が高いようです。
と、寅年にちなみ、虎ネタいろいろを書いてみました。
話は変わりますが……わが愛息、寅年生まれの今年年男です。
年男は「一家を代表して、家族行事の主役を務める」といいますが、息子は全くそんな様子は見せません。
ただ、歳神様の御加護を多く受けられて縁起がいい、ということなので、家族にも福をもたらしてくれることを願っています。
最後に……虎にちなんだ茶トラ猫と長生きで縁起がいい亀(笑)の写真をお届け。
皆さま、今年1年、いいことがたくさんありますように!
2022年も引き続き、暮らしや家、インテリアなど、住まいのいろいろを書かせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年は、大学で住居学の勉強を始め、住居や建築について沢山の学びがありました。
伝統建築、インテリアデザイン、住居構造など、目からウロコの知識を詰め込み、中年の脳がパンクしかけています(笑)
今年もこのコラムで、住居学で学術的に学んだことを、暮らしや住まいが楽しくなるような形でアウトプットしていこうと思います。
寅年にちなんで「とらや赤坂店」の小ネタ。
さて、新年最初の話は、東京赤坂の「とらや」。誰もが知る国民的和菓子のお店「とらや」は、室町時代後期に京都で創業し、長らく「御所御用」を務めた老舗です。
明治の東京遷都に伴い、赤坂の地に店舗を設けました。
2018年には、建築家・内藤廣氏が設計した新店舗をリニューアルオープン。
私は、毎年年末になると「とらや」と豊川稲荷さんをセットで行くことを自分的行事にしているのですが、ここはいつ行っても素敵ですねー。
光と抜け感が気持ちのいい空間で、なんだか落ち着きます。
世の中には「オシャレすぎて落ち着かない」という空間があると思うのですが、「とらや」は違うんですよね。
あちこちに使われたヒノキのせいか、設計のせいか……。
やはり、建築家・内藤氏の「簡素にして高雅」という設計コンセプトが、すっぽりとハマって、その通りに表現できているからなんでしょうね。
簡素が落ち着きに繋がり、高雅が素敵と感じさせる、ってことなのかな。
3階のカフェはいつも混んでいて順番待ちですが、2階のショップや地下のギャラリーは気軽に入れるので、ふらっと立ち寄っても楽しいですよ。
初詣で、伝統の意匠から虎をみつける愉しみ
ずいぶん前に、京都の北野天満宮に伺ったのですが、ここ、虎さんがちょこちょこいました。社寺建築には「蟇股(かえるまた)」という横木(梁・桁)のところに、荷重を分散して支えるための下側が広くなっている部材があります。
たいてい立派な彫刻があり、有名なところでは日光東照宮の眠り猫ですね。
北野天満宮では、この蟇股に虎があしらわれていました。その上、木鼻(社寺の本殿や御堂の入り口の柱の先端)にも……。
ずいぶん前にガラケーで撮ったので、写真が微妙ですが、なかなか鮮やかなのはわかっていただけるでしょうか? 他にも、鳥やお花などが彫られています。
宗教や時代によって、彫られているものはさまざまなのですが、昔はこういった建物の意匠で、社寺の格や権威を表現したようです。
初詣で北野天満宮に行かれる方、寅年の今年、ぜひいろいろな虎を探してみてください。
他にも、インテリア・建築関係では、木材の虎杢(虎の模様)なんかもありますね。
木の種類によって、虎杢の見え方はさまざまですが、家具、楽器や将棋道具、その他工芸品に使用されています。
好みもあるでしょうが、虎柄が綺麗に出ているほど評価が高いようです。
と、寅年にちなみ、虎ネタいろいろを書いてみました。
話は変わりますが……わが愛息、寅年生まれの今年年男です。
年男は「一家を代表して、家族行事の主役を務める」といいますが、息子は全くそんな様子は見せません。
ただ、歳神様の御加護を多く受けられて縁起がいい、ということなので、家族にも福をもたらしてくれることを願っています。
最後に……虎にちなんだ茶トラ猫と長生きで縁起がいい亀(笑)の写真をお届け。
皆さま、今年1年、いいことがたくさんありますように!
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