入浴法の工夫で季節の変わり目の “疲れ”を解消!健康にいい入浴のしかたとは?

2019.11.26 地域ライターE
「お家がいちばんリラックスを感じられる場所」であってほしい!

お家情報メディア・ienyによる、お家と健康に役立つ情報のなかから、今回は、日々の疲れを整える!入浴法の工夫を、ieny地域ライターEがご紹介します!



「季節の変わり目」に不調を感じていませんか?

「急な寒さに身体がついていかない……」
「季節の変わり目に調子が悪くなることが増えたような……? 」

極度の睡眠不足というわけではないし、病院に行くほどの痛みや不調があるわけではない。だけど、“何となく違和感”程度の疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。

  • 毎日の気温変化が大きい
  • 寒さによる血流の悪化
このような「変化によるストレス」の影響をうけてしまうのが自律神経です。

自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。
体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。
不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われます。

引用元:タケダ健康サイト「自律神経の乱れ」
この自律神経のバランスを整えるために、大きく役立ってくれるのが「入浴」!
「楽しいバスタイムが過ごせるような、くつろげるバスルーム」を持つことは新築一戸建てを建てる多くの方の憧れの一つですよね。

季節によるバテが解消できちゃう、より効果の高い入浴方法についてご紹介します!


入浴が心身に与える影響を調査したデータ

何となく、「お風呂は健康にいいよね」と思ってはいるけれど、シャワーだけと比べてどれくらい効果があるんだろう…… と思ったことはありませんか?

まずは東京ガス 都市生活研究所都市生活レポート「入浴習慣が心身に与える影響~全身浴のすすめ~」のデータを見てみましょう!

肩までお湯につかる「全身浴」と、シャワーのみの「シャワー浴」を1カ月間継続した場合の心身の変化を測定したところ、以下のような明確な違いが計測されたそうです。

■全身浴を続けることで、心臓・血管への負担が軽減
■全身浴を続けることで、睡眠障害の解消に役立つ
■全身浴を続けることで、緊張を緩和しリラックスする

引用元:都市生活レポート「入浴習慣が心身に与える影響~全身浴のすすめ~」(東京ガス株式会社プレスリリース)
計測結果には、何となく知っているというものもあるかもしれないですね。全身浴とシャワー浴には、やはり違いがあるようです。


全身浴は健康にどんな良いことがある?


「全身浴」が健康に効果があることはわかりましたが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか?
「入浴の健康効果」について見ていきましょう!

■温熱作用によるもの
お風呂に入ると「あたたまって疲れが取れる」
■水圧作用によるもの
お風呂に入ると「全身の血行が良くなる」
■浮力作用によるもの
お風呂に入ると「気分がリラックスする」

引用元:株式会社バスクリン「知っておきたい!入浴の3つの健康効果」
温泉のようなもともと健康効果があるお湯でなくても、お湯の量が多ければいつもよりもリラックスしたり、気持ちがよくなったりするのだそう。

水圧作用と浮力作用は、お湯の量が多いほど強くなるので効果が大きくなるのも当然ですね。


効果的な入浴方法のポイントは?

入浴の効果と、その理由をきちんと学びましたが、「お家のお風呂」でどのように入浴すると疲れを効果的に取ることができるのでしょうか?ポイントをまとめました!

お風呂が終わるまで換気扇を使わずに湯気でいっぱいにしよう!



冬は乾燥の季節でもあります。乾燥した室内に、喉がイガイガしてきてしまうという方も多いのではないでしょうか。乾燥は風邪の原因にもなりますよね。

乾燥で荒れた鼻やのどの粘膜を鎮めるのに役立つのが、ずばり“湯気のある空間”。「お風呂に入るときは換気扇を回している」というご家庭は、いちど換気扇をとめ、お風呂に入る前に熱いシャワーで壁やを温めて湿度を高くしましょう。

また、服を脱いでいきなり熱いシャワーを浴びたりお湯につかるよりも、暖かい空間から徐々に体を慣らす方がリラックス効果が高くなります。

お湯の設定量を最大にしてみよう!



水道光熱費の節約に、ぎりぎりまでお風呂の湯量設定を低くしたまま……ということはありませんか?

お風呂の「水圧作用と浮力作用」の効果は、お湯の量に比例します。CMで見るような、「お湯に漬かったらざぱ~っとあふれ出すほどの多めの湯量」で設定し、1人でゆったり手足を伸ばすように浸かりましょう。

副交感神経を高めてゆったり眠りにつくにはぬるめのお湯で


厳しい寒さを感じる冬。今年は急に気温が下がりましたから、「温まるように高めの温度で! 」と設定したという方はいませんか?

副交感神経を優位にするためには、「ぬるめのお湯で、ゆっくり」がオススメ。40℃以下の温度設定で、10分以上浸かるようにしてください。

そのほか、自分のお気に入りの入浴剤で香りを楽しんだり、照明を落として目を休めたりするのもリラックスに最適です。

日常でできる「自宅でのリラックス入浴」で冬の疲れを吹き飛ばして、忙しい時期を乗り越えてくださいね!


高断熱の家なら「お風呂場が寒い」「お湯がすぐ冷める」がありません!


お風呂をリラックスタイムにしたいけど、バスルームや洗面所が寒くて、冬のお風呂は入るまでにちょっと勇気が必要です……。

そんな方はいらっしゃいませんか?
これでは、室内の温度差で体を緊張させてしまい、リラックスできないばかりか、急激な温度差によって血圧の変動を招く「ヒートショック」のリスクも。

そんな室内の温度差を解決してくれるのが、「高断熱・高気密」の住宅です。

住宅メーカー・アイダ設計は、LIXILと共同開発した高性能な断熱材を使用し、高いレベルの高断熱・高気密を実現した注文住宅『BRAVO ZNEXT(ブラーボゼネクト)』シリーズを発売。

高機能住宅における国の基準であるZEH(ゼッチ)をクリアした「ブラーボゼネクト」は、高断熱・高気密だけでなく、高い省エネ性能も。

例えば、保温性の高い浴槽を採用し、長時間水温をキープしてくれるから追い炊きをしなくてもOK!

家族の健康とお財布を守り、リラックスできる注文住宅づくりは、アイダ設計にご相談ください。こちらのフォームからお気軽に資料請求やお問い合わせを。

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります