夫婦で対立!? 家を買うときの意見の食い違いあるある~2階建てVS 3階建て編~

2018.08.21


土地の大きさから考えたら、自然に決まってしまうのでは?と思われがちな「新築我が家を2階建てにするか、3階建てにするか」という選択。住宅購入の重要な条件に挙げる人も少なくありません。

今回は、ieny地域ライターEが新築一戸建て購入の先輩に聞いた、「新築一戸建て建築にまつわる意見の食い違いあるある」と、「そのトラブルをどう乗り越えたか体験談」の2階建てVS 3階建て編をお送りします!

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狭くても移動が楽な2階?部屋数が多い3階?

子どもの学区を変更したくなかったので、土地探しに少し時間がかかってしまいました。
最初に候補に上がってきたのは、もともと80坪の土地を3区画に分譲した25坪。建坪にすると、わずか15坪です。狭くはなりますが、ギリギリ2階建てでも生活空間は確保できます。3階建てにすれば、部屋数は余裕で増やせます。

夫がすでに40代後半で、夫の父母は70代後半。今は元気ですが、将来的にどちらかが残されたときには一緒に暮らすことも視野に入れていました。2階ではもし同居したときに、父母の部屋を十分な広さで確保するのは難しい。
でも、年をとっても家中移動がしやすいのは2階建てです。同じ建坪なら、もちろん2階建てで延べ平米数を少なくしたほうがトータルコストは安い。最終的に同居しないかもしれないし、それなら2階建てにしておいて、リビングの横に和室を作っておけばいいんじゃない?と言いました。

そうしたら夫が激怒。部屋数を用意しなかったら、遠慮してしまう性格なのに、一緒に暮らすのが嫌なのか!ですって。
そんなつもりはありませんでしたけど、そこまで言われて2階建てを主張するのもなあ……と、結局折れてしまいました。

その後すぐに、同じ学区内で建売の案内が出て、3階建てでしたけどトータルの予算が注文住宅でお願いするよりもだいぶ安かったので、そちらにお願いすることになりました。
予算にも大きく絡んでくるので、単純な「2階がいい!3階がいい!」という話では済まないのが難しいですね。
(Aさん:3階建て建売住宅購入後2年)


客間を用意するかどうかでモメる


夫も私も、お友達をお招きしてホームパーティーをするのが大好きです。
それまで暮らしていたマンションは、リビング・ダイニング・キッチンが20畳ある代わりに、予算の都合で1LDKでした。
2人暮らしですから、部屋数的には問題なさそうですけど、唯一の個室はベッド以外は小さいクローゼットには収まらなかった荷物がギチギチに収納されていて、とても人様にはお見せできない状態でした。

なので、ホームパーティーをしても、終電までには解散で、泊まっていってもらうということは無かったんです。
宿泊となると、寝具も朝ごはんも用意しないといけないですし、翌日はゆっくり……というわけにもいかないので、私としてはそちらの方がいいです。
でも夫は「朝まで飲み明かす!」というのに憧れていたみたいで……。客間を用意するなら、2階建てでは無理。3階建てにしないと確保できません。
「将来子どもが増えても安心だ!」「君のお父さんお母さんが泊まりに来れる」なんて、いろいろ理由をつけて3階建てを勧めてきましたけど。

「3階建てにして、家事が大変になったら、週末お友達を呼ぶ時間も取れないかもしれないわあ」と言ったら諦めたみたいです。
まあ、気のおけない友達なら、和室に泊まってもらえばいいんですけどね!
(Bさん:2階建てを注文住宅で建築後3年)


子ども部屋・寝室は何階にするか問題


私の実家がそうだったので、なんとなく1階にリビング、2階に子どもの勉強部屋と、家族みんなの寝室、というイメージを持っていました。
それに対して夫の実家は1階に父母の寝室、2階リビング、3階子ども部屋、という3階建てです。それぞれ、自分の「生活のイメージ」があるわけですよね。

夫は、「仕事で遅く帰ってきても、1階に親の寝室があれば子どもを起こさなくて済むし、朝の支度も楽。母親だって、リビングを通らないと子ども部屋に行けないほうが子どもの顔をちゃんと見られていい」って主張しますし、私は「子どもが小学生くらいまでは、家族みんなで寝たほうが安心だし、クーラーだって1台で済む。
リビングは庭に面して作りたいから、駅から離れても広めの2階建てがいい」という平行線でした。

正直、どちらもそれぞれメリットがあるので、決着つけようがないですよね。
最終的には私の実家の隣のお家が売りに出て、そこを買うなら費用の半分を実家が出してくれる、というのが決め手になって今の家に住んでいます。
夫はお小遣いが倍額アップになったのがいちばんうれしいみたいですね。
(Cさん:2階建て中古住宅購入後5年)


同じ家についてであっても、3階建てのほうが、日当たりがよい部屋があるから好き!という方もいれば、3階が暑くなるから嫌!という方もいらっしゃるのが面白いところですね。
メリット・デメリット、それぞれありますが、構造に関わるだけに「あとからやっぱり3階建てにリフォームしよう!」と簡単にはいきません。
家族での話し合いだけで決めるのではなく、設計士など、プロに客観的な意見を求めて冷静に判断してくださいね!