ローコスト住宅を選んだ先輩に聞いた!今だから言えるローコスト住宅に向いている人いない人

2021.01.25 地域ライターE
「必要以上」のコストをカットし、シンプルで機能的な家を中心にラインナップすることが多いローコスト住宅

一般的なハウスメーカーや工務店とは何が違うのか? なぜ「ローコスト」になるの? などなど、気になることはたくさんあるけれど、なかなか「実際に建てた人」に「ローコスト住宅ってどうですか? 」とは聞きにくかったりしますよね。


今回は、「ローコスト住宅」がラインナップのメインとしてPRされている「坪単価50万以下」の家づくりをした先輩に、購入してみたからこそわかる「ローコスト住宅に向いている人・向いていない人」について聞いてきました!


ローコスト住宅に向いているのはこんなタイプ

まずは「ローコスト住宅に向いているタイプ」についてのご意見から紹介します。

最高級グレードの設備は不要



ローコスト住宅ってなんで安いんですか? という質問に対して、一番始めの答えに出てくるのは、「できるだけ共通の部材を一括で仕入れる」ことによるコストカット。つまり、共通の部材を使えない「オプション」に関しては、なんならほかのハウスメーカーさんよりも割高だったかもしれません。

最新のシステムキッチンにバスルーム、機能性の高い壁材など、機能もデザイン面もハイグレードな最新設備にはそもそも一切興味なし! 賃貸向けマンションの古い設備でも何の不満も感じたことがない……という人に向いていますね。
(Aさん・全国展開のローコスト住宅で建築3年)

オリジナリティは強く求めない


「自分たちらしさを表現するオリジナリティのある家」よりも、「将来売ることになっても安心な一般的なデザインや間取りが安心」と思って、あえてシンプルなプランを提案してくれたローコスト住宅がメインのハウスメーカーを選びました!
(Bさん・関東を中心に展開するローコスト住宅で建築2年)

選択肢は多くないほうがいい


自他ともに認める「迷ったら結論が出せないタイプ」の私たち夫婦。

住宅展示場でたくさんの豪華パンフレットや設備の見本帳を見せられて、「無理かも……」とぐったりしていたところに、シンプルなプラン表と薄めのパンフレットをくれたハウスメーカーさんがいわゆる「ローコスト住宅」を扱うところでした。シンプルイズベストだと思っています。
(Cさん・地元ホームビルダーで建築後5年)

時間の融通がきく



以前住んでいた賃貸物件は契約更新時の更新料も必要なくて、退去の通知も1カ月前でよかったこと、当時は私が育児休業中で打ち合わせの時間に融通が利いたこと、頭金は両親からの援助と貯金である程度用意できていたことなど、時間的な制約がほとんどなかったことが、ローコスト住宅での家づくりではあっていたようです。

というのも、担当さんが一度に抱えている棟数が多いみたいで、とにかく時間がない(笑)建て主の都合だけではすべてを決めていけなかったです。時間に融通が利くかどうかで満足度が変わると思います。
(Bさん)

自分で調べて自分で納得できる


一生住むことになるかもしれない「家」のことですから、「安かろう悪かろう」では困ります。

なんでこれは安いのか、安さの理由に納得できるのか、安くて困ることはないか……そんなことを自分で調べて納得して契約しました。この手間をかけられる人なら安心できると思います。
(Aさん)


ローコスト住宅に向いていないのはこんなタイプ

次は、「ローコスト住宅に向いていないタイプ」についてのご意見です!

最高級グレードの設備も選択肢に入れたい


最近新しい技術の水道設備とか、新素材の壁紙とか、機能性の高い、そして価格のバリエーションのさまざまな設備が増えましたよね。

そういうハウスメーカーとは関係ない、「当社指定」以外の設備が気になる人には不向きだと思います。それを入れていったら、「ローコスト住宅」のメリットが実感しにくいですから……
(Cさん)

外構や庭もトータルでデザインしてほしい



これは一般的なハウスメーカーならどこも同じではありますが、エクステリアなどは全く別の業者さんです。

大手ハウスメーカーだと提携している外構業者を紹介してくれて、初期から打ち合わせに同席してくれるオプションがあったりますが、基本ローコスト住宅だと「お好きなところを探されてください! 」って感じで(笑)

これが気軽でいいという人はいいけれど、家の外観にもこだわりたい人には一体感を出すのが難しいと思います。
(Bさん)

何か心配なことがあると「やっぱり…」と考えてしまいがち


「災害が起こったときに太陽光発電があれば……」
地震対策のためにプラスαの地盤工事をしておこうか……」
「お金をかけてでも耐震等級は最大限あげておきたい」

こんな感じで、「万が一の事態にしっかり備えたい」という人には向いていないです。「将来の不安」のために、どれだけ保険を掛けるかはちゃんと決めておいた方がいいですが、気になりすぎる人は「やっぱり安いのは不安……」となってしまうんじゃないかなという気がします。
(Aさん)

後からの追加変更にも対応してほしい


施行中、現場で「やっぱりここに棚を作ってほしい……」とか、「思ってたより廊下広いな……手すりつけてもらおうかな」みたいな、追加・変更したくなることってあったりするんですけど。

工務店の大工さんだと材料の問題がなければ融通利かせてくれたりすることもあるらしいのですが、基本は無理か、もしくは割高に。「後で変えればいいか~」という方には向いていないかもしれません。
(Cさん)


ローコスト住宅の「安さの理由」に納得できるかどうかが最大のポイント


「ローコスト住宅にして、災害の時に困ったことになったらどうしよう」「建てるときに安くてもメンテナンスにもっと大きなお金がかかるのなら困る」……このような、家として求められる最も大切な躯体や機能に関することについては、建築基準法で定められた基準を満たしている以上、強く心配する必要はありません。

自分の夢や希望がどんなものか、どれだけの費用をかけて追及するか、冷静に検討できるタイミングに家族でしっかり話し合っておきましょう!


新しい生活様式に対応した“これからの注文住宅”

コロナ禍で一戸建て住宅の需要が増えてきている昨今、アイダ設計が新しい住宅のカタチを皆様にご提案。

これまで培ってきた「設計力」を生かした、ワンランク上の上質な生活をサポートする間取りや、標準装備が実現した「SUITE HOUSE(スイートハウス)」が登場しました。


スイートハウスの特別標準装備は7つ。システムキッチン、システムバス、電動シャッター(掃き出し1カ所)はもちろん、買い物帰りに便利な「玄関ドア電子錠」や、ニューノーマル時代の住宅には「宅配BOX」「ただいま洗面台」

時間指定や再配達等を気にしなくてもいい「宅配ボックス」は人との接触を削減できるため、感染対策にも◎。


また、玄関を開けてすぐ目に入る「ただいま洗面」は、帰ってきた瞬間にすぐに手を洗うことができる注目設備の一つ。


もちろん、これまで通り“わが家だけ”の家事動線を叶える自由設計にもご対応いたします。

スイートハウスにご興味をお持ちの方は、実績・経験も豊富なアイダ設計に、こちらのフォームからお気軽にご相談ください。
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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります