営業マン抜きで見学できる!建売分譲住宅の「無人内見」体験してみました!

2023.07.11 烏田千洋
家の購入を考え始めたが、何をすればいいか分からない、営業マンがアテンドするモデルハウスや住宅見学会は気が引ける…。そんなみなさん、建売分譲住宅の「無人内見」はいかがでしょうか?

拍子抜けするくらいお手軽に、住宅物件を見学できちゃう「無人内見」の体験レポートをお届けします。家を買うかはまだ迷っている、そんな人も百聞は一見にしかず。ぜひチェックしてみて。

「無人内見」とは?
無人内見とは、ハウスメーカーのアテンドなしで、自分たちだけで建売分譲住宅を見学できるシステム。専用Webサイトで予約した日時に該当物件へ出向き、自分でカギを開けて見学する。見学後は、戸締り・消灯・施錠も自分で行う。見学後、気になることや確認したいことが出てきた場合は、オンラインや電話で問い合わせ可能。

無人内見の予約

今回体験したのは、アイダ設計の建売分譲住宅「無人内見」。

まずはパソコン/スマートフォンを利用して、専用のWebサイトで予約を行います。
アイダ設計の無人内見システム専用Webサイト(スマートフォンで閲覧)

予約手順①希望の物件を選ぶ



北は福島県から南は鹿児島県まで。無人内見可能な全国の物件が掲載されています。

今回は、埼玉県の分譲地を選択。青色の「内見予約する」ボタンをタップして進みます。


予約手順②会員登録する



初めて利用する場合は、「新規会員登録」を行います。

無人内見は、気軽に何度でも行けるのもポイント。二回目以降の予約をする人は、初回に登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。

会員登録のための必要事項を入力する画面

会員登録では、運転免許証/パスポート/マイナンバーカードいずれかの「証明写真種類」画像の登録が必要です。売り物である住宅物件を一般に公開するわけですから、セキュリティのためにも利用者の本人確認は当然ですね。

予約手順③希望の日時を選ぶ



空いている日時(「〇」印の日程)から、希望の日時を選択して予約します。

予約完了!



予約が完了すると、上のような画面が表示されます。「玄関開錠」というボタンはグレーアウトしていますが、物件に近づくと、このボタンがアクティブ(緑色)になって、カギを開けることができるようになります。

以上で予約は完了。専用サイトからはログアウトして問題ありません。

内見当日、改めてログインして利用しますので、くれぐれもパスワードはお忘れなく。

いざ、物件訪問!~自分で開錠

内見当日。予約した時間に物件へ到着。白と黒のバイカラーの素敵な外観です。

陽当たりの良いスペースも広々たっぷり。園芸好きとしては、シンボルツリーとして何を植えようかな~…」なんて、この家を買ったら“どう暮らそう?”妄想がはやくも始動。


ちゃんとカギが開くかしらと、ちょっとドキドキしながら玄関へ。

持参した自分のスマートフォンで、専用サイトにログインしてみると…ちゃんと「玄関開錠」ボタンがアクティブ(緑色)=タップできるようになっている!


よくできてる~と感心しながら、いざ開錠(「玄関開錠」ボタンをタップ)。

「ガチャン」とカギが開いた音がして、あっという間に完了しました。

感動(大げさ)の開錠の瞬間を、動画でもどうぞ!


開錠されると、専用Webサイトではこのような表示に。


なお、パソコンから予約したという人は、内見当日、玄関で開錠するためのスマートフォンなどのモバイル端末の持参をお忘れなく。

自由気ままに内見~見どころには案内表示

今回内見したのは、建物面積106.82㎡の二階建て4LDK。総区画数12の分譲地に建つ一棟です。

自分たちで、外付けシャッターを開けたり電気を点けたりしながら、まずは全容の把握につとめます。物件の推しどころには説明書きが置かれているので、あわせてチェック。


より詳しく情報を閲覧できるQRコードが記載された間取り図も用意されていました。


最終的に、私は1階から2階へ行ったり来たりして全体を3周しました。気ままに見て回れるので、心行くまで細部の確認をすることができました。

予約した時間いっぱい見学したら、すでに愛着がわき始めていた物件ともお別れです。

責任をもってシャッターを下ろし、消灯・施錠して帰ります。

玄関ドアには、お客様アンケートのQRコード掲示あり。アンケートに回答すると、もれなく2000円分のQUOカードがもらえるとのこと(取材時)

無人内見完了!~自分で施錠

見学が終わったら、来た時と同様、専用Webサイトにログインして、「内見終了」ボタンをタップ。玄関ドアが施錠され、無人内見は終了です。


気ままに見られると、気付きが多い

「無人内見」を体験してみた印象は、とにかく簡単・お手軽ということ。手続きが簡単なのはもちろん、思っていた以上に気が楽だったのが印象的でした。

自分たちだけで見て回るということは、プライベートな空間である“住まい”の購入検討段階で、実はとても大切なプロセスなんじゃないかと感じました。

アテンドがあれば気を遣うような身内の話でも、自分たちだけなら気兼ねなく話すことができます。お金のことや暮らしのこと、物件の感想などを自由に話しながら見学していると、物件の理解も深まるし、この家で自分たち家族がどう暮らしていくのか? がより具体的に立ち上がってくるように感じたのです。

後悔のないマイホーム購入のためには、自分たちの住まいの理想と現実がしっかりと合致した家を買うことが大切と言います。そのために、じっくりと物件を見極めることができる無人会見はうってつけだと思いました。

同居する家族はもちろん、両親や親せき、マイホーム購入済みの友人にアドバイスをもらいながら一緒に見学するのもいいかもしれません。ぜひ、気軽に足を運んでみては。

詳しくは、アイダ設計の分譲住宅「いろどりアイタウン」公式サイトで!
「無人内見」の利用方法を動画などで詳しく確認できます!


>>100パターンの間取りが用意された、新・分譲住宅「パターンオーダー住宅」
>>おしゃれな家を適正価格で!「デザイナーズ規格住宅」~デザイン監修・建築家 宮下信顕氏インタビュー


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この記事を書いた人

烏田千洋

編集・ライター
家の建て替えか、リフォームか迷いつつ情報収集の日々。憧れは、トリプルガラスの樹脂窓と、全自動おそうじ機能付きの換気扇、朝日の入る日当たりのよいお家! 趣味、園芸。日本のいいね!が、見つかるメディア『japonism』編集長